TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024111858
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-20
出願番号
2023016518
出願日
2023-02-07
発明の名称
リン化合物、その合成方法およびその利用
出願人
四国化成工業株式会社
代理人
主分類
C07F
9/12 20060101AFI20240813BHJP(有機化学)
要約
【課題】新規なリン化合物と、該化合物の合成方法、該化合物を含有する難燃剤、該化合物と樹脂成分を含有する樹脂組成物を提供することを目的とする。更に、該樹脂組成物を用いたプリプレグ、樹脂付き金属箔、熱硬化性樹脂フィルム、金属張積層板、プリント配線板、接着剤を提供することを目的とする。
【解決手段】化学式(I)で示されるリン化合物。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2024111858000041.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">45</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">136</com:WidthMeasure> </com:Image>
(式中、R
1
は、炭素数1~10のアルキル基を表す。R
2
は、炭素数1~10のアルキル基を表す。R
3
は、同一または異なって、水素原子または炭素数1~10のアルキル基を表す。)
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
化学式(I)で示されるリン化合物。
TIFF
2024111858000038.tif
45
136
(式中、R
1
は、炭素数1~10のアルキル基を表す。R
2
は、炭素数1~10のアルキル基を表す。R
3
は、同一または異なって、水素原子または炭素数1~10のアルキル基を表す。)
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
化学式(II)で示されるp-ビニルフェノール化合物と、化学式(III)で示される塩化ホスホリルとを反応させることを特徴とする請求項1記載のリン化合物の合成方法。
TIFF
2024111858000039.tif
23
136
(式中、R
1
、R
2
およびR
3
は、前記と同様である。)
TIFF
2024111858000040.tif
14
136
【請求項3】
請求項1記載のリン化合物を含有する難燃剤。
【請求項4】
請求項1記載のリン化合物と、樹脂成分とを含有する樹脂組成物。
【請求項5】
請求項4に記載の樹脂組成物と、基材とを備えるプリプレグ。
【請求項6】
請求項4に記載の樹脂組成物または前記樹脂組成物の半硬化物を含む樹脂層と、金属箔とを備える樹脂付き金属箔。
【請求項7】
請求項4に記載の樹脂組成物から形成される熱硬化性樹脂フィルム。
【請求項8】
請求項4に記載の樹脂組成物の硬化物を含む絶縁層と、金属箔とを備える金属張積層板。
【請求項9】
請求項4に記載の樹脂組成物の硬化物または請求項7記載の熱硬化性樹脂フィルムの硬化物を含む絶縁層と、配線とを備えるプリント配線板。
【請求項10】
請求項4に記載の樹脂組成物を成分とする接着剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、3つのp-ビニルフェニル基を有する新規なリン化合物、該化合物の合成方法および該化合物の利用に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、電子機器の小型化および高性能化が進み、多層プリント配線板においては、ビルドアップ層が複層化され、配線の微細化および高密度化が求められている。
特に、高周波用途においては、電気信号の伝送損失を低減するために誘電正接の低い絶縁材料(樹脂材料)が求められている。この様な樹脂材料には、電気特性に加えて、硬化物の難燃性も求められており、種々の難燃剤が検討されている。
【0003】
従来の難燃剤として、化学式(V)で示されるリン化合物が知られている(例えば、特許文献1)。このリン化合物は、分子内に反応性基(ビニル基)とリン原子を有する。
【0004】
TIFF
2024111858000001.tif
43
136
【0005】
このリン化合物を含有する樹脂組成物の硬化物は、難燃性、電気特性、耐熱性に優れるという特性を発揮するものの、電気特性についてはいまだ改善の余地があった。加えて、このリン化合物は、耐吸湿性、耐加水分解性が低いと云った問題もあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
中国特許出願公開第109762115号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、新規なリン化合物と、該化合物の合成方法、該化合物を含有する難燃剤、該化合物と樹脂成分を含有する樹脂組成物を提供することを目的とする。
更に、該樹脂組成物を用いたプリプレグ、樹脂付き金属箔、熱硬化性樹脂フィルム、金属張積層板、プリント配線板、接着剤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、前記の課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、ある種のp-ビニルフェノール化合物と、塩化ホスホリルとを反応させることによって得られるリン化合物により、所記の目的を達成し得ることを認め、本発明を完成するに至ったものである。
即ち、第1の発明は、化学式(I)で示されるリン化合物である。
【0009】
TIFF
2024111858000002.tif
45
136
(式中、R
1
は、炭素数1~10のアルキル基を表す。R
2
は、炭素数1~10のアルキル基を表す。R
3
は、同一または異なって、水素原子または炭素数1~10のアルキル基を表す。)
【0010】
第2の発明は、化学式(II)で示されるp-ビニルフェノール化合物と、化学式(III)で示される塩化ホスホリルとを反応させることを特徴とする第1の発明のリン化合物の合成方法である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
四国化成工業株式会社
リン化合物、その合成方法およびその利用
3か月前
三菱ケミカル株式会社
化合物
2か月前
長谷川香料株式会社
ロタンドンの製造方法
3か月前
三菱ケミカル株式会社
化合物
2か月前
築野グループ株式会社
脂肪酸エステル
20日前
築野グループ株式会社
脂肪酸エステル
20日前
ダイキン工業株式会社
表面処理剤
3か月前
日本精化株式会社
ホスホコリン誘導体の製造方法
1か月前
東ソー株式会社
免疫グロブリン吸着剤の製造方法
1か月前
ダイキン工業株式会社
シラン化合物
1か月前
小野薬品工業株式会社
イミダゾール化合物の製造方法
2か月前
マナック株式会社
新規脱水縮合剤
3か月前
東ソー株式会社
組換えFc結合性タンパク質抽出試薬
2か月前
学校法人近畿大学
アミロイド線維検出プローブ
6日前
ダイキン工業株式会社
含フッ素シラン化合物
3か月前
株式会社合同資源
α-ヨード置換カルボン酸
1か月前
ダイキン工業株式会社
含フッ素化合物
2か月前
三菱ケミカル株式会社
アセトキシアリル化合物の製造方法
1か月前
日産化学株式会社
チエノウラシル化合物及び有害生物防除剤
2か月前
公立大学法人福井県立大学
抗体又は抗体フラグメント
3か月前
ヤマナカヒューテック株式会社
反応生成物の製造方法
1か月前
ユニチカ株式会社
アミド基含有構造を有するビスマレイミド
2か月前
日油株式会社
オルガノアシロキシシラン組成物
1か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
有機化合物、発光デバイス
2か月前
日本特殊陶業株式会社
反応装置
29日前
キヤノン株式会社
有機金属錯体及び有機発光素子
3か月前
キヤノン株式会社
ピラゾール類の製造方法
3か月前
日本化学工業株式会社
ホスホニウム塩の連続的製造方法
2か月前
四国化成工業株式会社
リン化合物、その合成方法およびその利用
3か月前
旭化成株式会社
環状化合物の製造方法
3か月前
住友精化株式会社
アミノシルセスキオキサン
1か月前
三菱ケミカル株式会社
アセタール化合物の製造方法
1か月前
帝人株式会社
環式ジアルコール化合物およびその製造方法
3か月前
日本ゼオン株式会社
異性体混合物の製造方法
3か月前
日本曹達株式会社
1-アルケニルエーテル化合物の製造方法
2か月前
国立大学法人横浜国立大学
ギ酸の製造方法
3か月前
続きを見る
他の特許を見る