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公開番号
2024125092
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-13
出願番号
2023033197
出願日
2023-03-03
発明の名称
端末操作監視システム
出願人
株式会社野村総合研究所
代理人
個人
主分類
H04N
7/18 20060101AFI20240906BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】情報処理端末を操作する作業者に対して、遠隔地からでも対面と同等レベルの安全管理措置を講じることを可能とする。
【解決手段】作業者端末21に接続され、作業者2が装着する作業者HMD22と、監視者3が使用する監視者端末31と、監視者端末31に接続され、監視者3が装着する監視者HMD32とを有し、作業者端末21は、作業者HMD22の仮想空間に作業者端末21に表示される作業者画面24を投影し、作業者画面24を監視者端末31に転送し、監視者端末31は、転送された作業者画面24を監視者HMD32の仮想空間に投影する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
作業者端末での作業者の操作を監視する端末操作監視システムであって、
前記作業者端末に接続され、前記作業者が装着する第1のヘッドマウントディスプレと、
監視者が使用する監視者端末と、
前記監視者端末に接続され、前記監視者が装着する第2のヘッドマウントディスプレイと、を有し、
前記作業者端末は、前記第1のヘッドマウントディスプレイの仮想空間に前記作業者端末に表示される第1の画面を投影し、前記第1の画面を前記監視者端末に転送し、
前記監視者端末は、転送された前記第1の画面を前記第2のヘッドマウントディスプレイの仮想空間に投影する、端末操作監視システム。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の端末操作監視システムにおいて、
前記作業者端末は、前記作業者が前記第1のヘッドマウントディスプレイを装着したことを検知して、前記第1の画面を前記監視者端末に転送する、端末操作監視システム。
【請求項3】
請求項2に記載の端末操作監視システムにおいて、
前記作業者端末は、さらの前記監視者が前記第2のヘッドマウントディスプレイを装着したことを検知して、前記第1の画面を前記監視者端末に転送する、端末操作監視システム。
【請求項4】
請求項1に記載の端末操作監視システムにおいて、
前記作業者端末は、前記第1のヘッドマウントディスプレイの仮想空間に前記第1の画面を投影した後、前記作業者端末のディスプレイを非表示にする、端末操作監視システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業者による情報処理端末操作時のセキュリティの技術に関し、特に、作業者による操作や行動等を監視する端末操作監視システムに適用して有効な技術に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
作業者によるPC(Personal Computer)等の情報処理端末の操作や作業が、情報の流出や流入その他の不正行為が禁止もしくは厳しく制限されたセキュリティ統制下で行われなければならない場合がある。例えば、本番稼働中の情報処理システムに対して、プログラムのリリースや運用作業、緊急対応等のためにPC等からアクセスして作業(本番作業)を行う場合や、コールセンターでのオペレータ業務などマイナンバー等の重要な個人情報を参照することができる環境で業務を行う場合、PC等を使用して設問の提示と回答の入力を行うような入学試験や資格試験等などが該当し得る。
【0003】
このような環境下で作業者が情報処理端末の操作等を行う場合、不正な行為等が行われないよう安全管理措置を講じる必要がある。この点、従来は、例えば監視・監督を行う者(監視者)が、1人もしくは複数の作業者に対して、近くに座ったり巡回したり等により対面で直接監視・監督することが行われてきた。これに対し、監視・監督の負荷を低減させて無人化・自動化する技術などが検討されてきた。
【0004】
例えば、特許第6910674号公報(特許文献1)には、ビデオカメラにより受験者の行動を監視するオンライン受験システムにおいて、受験者の所定部位に蛍光着色された不正監視用部材を装着し、ビデオカメラの画像によって当該部材の動きを監視することで、ビデオカメラの死角などによる受験者の不正行為の見逃しを抑止することが記載されている。
【0005】
また、特開2016-177475号公報(特許文献2)には、各受験者に瞳孔位置を検出することができる眼鏡型端末などのデバイスを装着させることで受験者が注視している視線位置を検出し、視線位置が問題用紙や解答用紙等の所定の範囲から一定時間以上外れているか否かにより不正行為の有無を判定する監視システムが記載されている。
【0006】
また、特開2009-237801号公報(特許文献3)には、受験者の頭部に装着されたヘッドマウントディスプレイ(HMD:Head Mount Display)等の端末装置に、中央装置から送信された設問を表示することにより、装着者のみが設問を視認することができるとともに、装着者が端末装置に表示される情報以外の情報を視認することを防止して不正行為の発生を防止し、また、監視カメラ等の設備の設置や試験監督員の配備も不要とすることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第6910674号公報
特開2016-177475号公報
特開2009-237801号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
近年、リモートワーク/テレワークが浸透してきたこともあり、安全管理措置を講じる必要があるような本番作業やPC等を使用した試験などにおける端末操作に対する監視・監督を遠隔地から行うことが求められる状況が増えている。
【0009】
これに対し、例えば上述したような従来技術によれば、監視・監督の機能を無人化・自動化することができるため、遠隔地から監視・監督を行う監視者を不要とすることができる。しかしながら、これらの無人化・自動化の仕組みでは、監視・監督業務を省力化することはできるものの、従来の対面での監視・監督の場合と同等レベルの物理的・技術的な安全管理措置を講じることは困難であり、情報の流出や流入その他の不正行為が行われるリスクが残存してしまう。
【0010】
例えば、特許文献3に記載されたような技術によれば、情報の流入を防ぐことは可能であるが、作業者がどのような端末操作を行っているかまで把握することはできず、情報の流出その他の不正行為を有効に防止することはできない。また、特許文献1や特許文献2に記載されたような技術によれば、作業者の動作を一定程度把握することができるが、実際に作業者がどのような端末操作を行っているかまで精度良く把握することはできず、対面での監視・監督の場合と同等レベルの安全管理措置とまでは言い難い。
(【0011】以降は省略されています)
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