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公開番号2024124098
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023032036
出願日2023-03-02
発明の名称部品実装装置
出願人ヤマハ発動機株式会社
代理人個人,個人
主分類H05K 13/02 20060101AFI20240905BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】第1レーン及び第2レーンの各々の生産に関する操作を行うための生産操作スイッチの操作対象のレーンを的確に選択可能であるとともに、生産操作スイッチの操作効率の向上を図ることが可能な部品実装装置を提供する。
【解決手段】部品実装装置1は、第1レーンL1及び第2レーンL2の各々の生産に関する操作を行うための第1生産操作スイッチ51及び第2生産操作スイッチ61と、第1生産操作スイッチ51及び第2生産操作スイッチ61の操作を管理する制御部7と、を備える。制御部7は、第1レーンL1及び第2レーンL2の各々の生産状態に応じて、第1レーンL1及び第2レーンL2のうち第1生産操作スイッチ51及び第2生産操作スイッチ61の操作の対象となる操作対象レーンを自動で選択する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
互いに平行に配置され、基板が搬送される第1レーン及び第2レーンと、
前記第1レーン及び前記第2レーンの各々に搬送された基板に対して部品を搭載する部品搭載動作を行うヘッドユニットと、
前記第1レーンに搬送された基板に対する前記ヘッドユニットの前記部品搭載動作に伴う第1の生産と、前記第2レーンに搬送された基板に対する前記ヘッドユニットの前記部品搭載動作に伴う第2の生産と、の各生産に関する操作を行うための生産操作スイッチと、
前記生産操作スイッチを介して行われる操作を管理する操作管理処理を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、前記操作管理処理において、前記第1の生産及び前記第2の生産の各々の複数の生産状態に応じて、前記第1レーン及び前記第2レーンのうち前記生産操作スイッチの操作の対象となる操作対象レーンを選択する、部品実装装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記複数の生産状態ごとに前記操作対象レーンを対応付けた操作対象データを予め記憶する記憶部を、更に備え、
前記制御部は、前記記憶部に記憶された前記操作対象データに基づいて、前記複数の生産状態のそれぞれに応じて前記操作対象レーンを選択する、請求項1に記載の部品実装装置。
【請求項3】
前記記憶部は、前記操作対象データを書き換え可能に記憶する、請求項2に記載の部品実装装置。
【請求項4】
前記操作対象レーンの切り換えを指令する切換指令の入力操作を受け付ける入力操作部を、更に備え、
前記制御部は、前記入力操作部を介して前記切換指令が入力された場合、前記切換指令に応じて前記操作対象レーンを切り換える、請求項1に記載の部品実装装置。
【請求項5】
各種の情報を表示する表示部を、更に備え、
前記制御部は、前記操作対象レーンの選択の状況を示すレーン選択状況情報を前記表示部に表示させる、請求項1に記載の部品実装装置。
【請求項6】
前記生産操作スイッチの操作を有効にすることを要求する操作を行うための要求操作スイッチを更に備え、
前記制御部は、前記要求操作スイッチが操作された場合に、前記複数の生産状態のそれぞれに応じて前記操作対象レーンを選択する、請求項1に記載の部品実装装置。
【請求項7】
前記複数の生産状態は、生産が継続中であることを示す生産中状態と、生産が停止中であることを示す生産停止状態と、を含み、
前記制御部は、
前記第1の生産及び前記第2の生産の両方が前記生産中状態である場合、前記要求操作スイッチの操作に応じて前記操作対象レーンを選択し、
前記第1の生産及び前記第2の生産の両方が前記生産停止状態である場合、前記第1レーン及び前記第2レーンの両方のレーンを前記操作対象レーンとして選択し、
前記第1の生産及び前記第2の生産のうちの一方が前記生産中状態であって他方が前記生産停止状態である場合、前記要求操作スイッチの操作に応じて前記生産停止状態のレーンを前記操作対象レーンとして選択する、請求項6に記載の部品実装装置。
【請求項8】
前記複数の生産状態は、生産の準備が完了したことを示す生産準備完了状態を含み、
前記制御部は、
前記第1の生産及び前記第2の生産の両方が前記生産準備完了状態となった場合、前記第1レーン及び前記第2レーンの両方のレーンを前記操作対象レーンとして選択し、
前記第1の生産及び前記第2の生産のうちの一方が前記生産準備完了状態となった場合、前記要求操作スイッチの操作に応じて前記生産準備完了状態のレーンを前記操作対象レーンとして選択する、請求項6に記載の部品実装装置。
【請求項9】
前記複数の生産状態は、生産エラーが発生したことを示すエラー発生状態を含み、
前記制御部は、前記第1の生産及び前記第2の生産の少なくともいずれか一方が前記エラー発生状態となった場合に、前記エラー発生状態に応じて前記操作対象レーンを選択する、請求項1に記載の部品実装装置。
【請求項10】
前記制御部は、
前記第1の生産及び前記第2の生産の両方が前記エラー発生状態となった場合、前記第1レーン及び前記第2レーンの両方のレーンを前記操作対象レーンとして選択し、
前記第1の生産及び前記第2の生産のうちの一方の生産が前記エラー発生状態となって他方の生産が継続中であることを示す生産中状態である場合、前記第1レーン及び前記第2レーンのうち前記エラー発生状態となった生産に対応したレーンを前記操作対象レーンとして選択する、請求項9に記載の部品実装装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、基板が搬送されるレーンとして第1レーン及び第2レーンを備えたデュアルレーン方式の部品実装装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、デュアルレーン方式の部品実装装置が開示されている。デュアルレーン方式の部品実装装置では、互いに独立した第1レーン及び第2レーンに搬送された各基板に対して部品が搭載されることにより、部品搭載基板の生産が行われる。部品実装装置は、第1レーンに対応した第1の生産と第2レーンに対応した第2の生産とにおいて、オペレータによって操作される操作スイッチを備えている。特許文献1の部品実装装置は、操作スイッチとして、生産を停止させるための停止スイッチと、基板種切替えに伴う段取り替え操作を行うための機種切替スイッチと、機種切替えに関連する作業を実行するための作業操作スイッチと、操作入力の対象となるレーンを特定するレーン特定スイッチと、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-129449号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の部品実装装置では、オペレータは、レーン特定スイッチの操作によって操作対象のレーンを特定し、特定されたレーンの生産を停止スイッチの操作によって停止させた後、機種切替スイッチを操作する。これにより、作業操作スイッチが操作可能な状態となる。
【0005】
例えば、第1レーンの生産状態が生産継続中の生産中状態である場合において、第2レーンの生産状態が生産終了状態となった場合を想定する。この場合、第1レーンの生産中状態を維持しつつ、生産終了状態となった第2レーンを対象に作業操作スイッチの操作によって機種切替えに関連する作業を実行する必要がある。第1レーン及び第2レーンの各々の生産状態に応じて、作業操作スイッチの操作対象のレーンが第2レーンであることは明らかではあるが、このような場合であっても、オペレータは、操作対象のレーンとして第2レーンを特定するためにレーン特定スイッチを操作する必要がある。また、レーン特定スイッチの誤操作によって、作業操作スイッチの操作対象のレーンとして生産中状態の第1レーンが特定されてしまう虞もある。
【0006】
本発明の目的は、第1レーン及び第2レーンの各々の生産に関する操作を行うための生産操作スイッチの操作対象のレーンを的確に選択可能であるとともに、生産操作スイッチの操作効率の向上を図ることが可能な部品実装装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一の局面に係る部品実装装置は、互いに平行に配置され、基板が搬送される第1レーン及び第2レーンと、前記第1レーン及び前記第2レーンの各々に搬送された基板に対して部品を搭載する部品搭載動作を行うヘッドユニットと、前記第1レーンに搬送された基板に対する前記ヘッドユニットの前記部品搭載動作に伴う第1の生産と、前記第2レーンに搬送された基板に対する前記ヘッドユニットの前記部品搭載動作に伴う第2の生産と、の各生産に関する操作を行うための生産操作スイッチと、前記生産操作スイッチを介して行われる操作を管理する操作管理処理を行う制御部と、を備える。前記制御部は、前記操作管理処理において、前記第1の生産及び前記第2の生産の各々の複数の生産状態に応じて、前記第1レーン及び前記第2レーンのうち前記生産操作スイッチの操作の対象となる操作対象レーンを選択する。
【0008】
この部品実装装置によれば、制御部は、第1レーン及び第2レーンの各々の生産状態に応じて、第1レーン及び第2レーンのうち生産操作スイッチの操作の対象となる操作対象レーンを自動で選択する。これにより、第1レーン及び第2レーンの各々の生産状態に応じて、生産操作スイッチの操作対象のレーンが的確に選択される。しかも、生産操作スイッチの操作対象のレーンを制御部が自動で選択するので、操作対象レーンを特定するためのオペレータによるスイッチの操作を省略することが可能である。これにより、生産操作スイッチの操作効率の向上を図ることが可能となる。
【0009】
上記の部品実装装置は、前記複数の生産状態ごとに前記操作対象レーンを対応付けた操作対象データを予め記憶する記憶部を、更に備えてもよい。この場合、前記制御部は、前記記憶部に記憶された前記操作対象データに基づいて、前記複数の生産状態のそれぞれに応じて前記操作対象レーンを選択する。
【0010】
この態様では、制御部は、記憶部に予め記憶された操作対象データに基づいて、第1レーン及び第2レーンの各々の生産状態に応じて、生産操作スイッチの操作対象のレーンを自動で選択することができる。これにより、オペレータによる生産操作スイッチの操作を効率化できるとともに、オペレータの誤操作も抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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