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公開番号2024124093
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023032025
出願日2023-03-02
発明の名称画像形成装置、情報処理方法、及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20240905BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ジョブを実行する際に、自動的にジョブに関する設定である出力条件設定を決定すること。
【解決手段】書類をスキャンした画像データを取得する取得部と、前記画像データに基づいて、ジョブを実行する際の出力条件設定を決定する決定部と、前記出力条件設定に基づいて、前記ジョブを実行する実行部と、を有することを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
書類をスキャンした画像データを取得する取得部と、
前記画像データに基づいて、ジョブを実行する際の出力条件設定を決定する決定部と、
前記出力条件設定に基づいて、前記ジョブを実行する実行部と、
を有する画像形成装置。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記実行部が前記ジョブを実行する前に、
前記出力条件設定に関する情報を画面に表示させる表示制御部と、
前記出力条件設定を用いて前記ジョブの実行することを指示する操作を受け付ける操作受付部と、
を更に有する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記決定部は、前記書類が保存用であると解析した場合、前記出力条件設定における色に関する設定をカラーに設定する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記決定部は、前記画像データにおける文字領域の割合に基づいて、前記出力条件設定を決定する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記出力条件設定を用いて前記書類をスキャンした画像データとともに、自装置、前記ジョブの実行者、及び前記出力条件設定に関する情報を含む付加情報を記憶部に記憶させる記憶制御部と、
を更に有する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記付加情報、又は前記付加情報を表示するための画面情報を別の装置に送信する通信部と、
を更に有する、請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
書類をスキャンした画像データを取得するステップと、
前記画像データに基づいて、ジョブを実行する際の出力条件設定を決定するステップと、
前記出力条件設定に基づいて、前記ジョブを実行するステップと、
を有する画像形成装置が実行する情報処理方法。
【請求項8】
書類をスキャンした画像データを取得するステップ、
前記画像データに基づいて、ジョブを実行する際の出力条件設定を決定するステップ、
前記出力条件設定に基づいて、前記ジョブを実行するステップ、
を画像形成装置に実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置において、コピーやスキャンなどのジョブを実行する際に、カラー又は白黒、両面印刷、及び原稿サイズ等に関する設定を行う必要がある。特許文献1には、ユーザによる設定に関する作業を容易にするために、過去に使用した設定の履歴に基づいて、ユーザに推奨する設定に関する表示を行う技術が公開されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、従来の技術では、ジョブを実行する際に、ユーザによる設定に関する操作を受け付けることなく、ジョブを実行する対象の書類に適切な出力条件設定を決定することができなかった。従って、ユーザが、例えば、解像度などの詳細な設定に関して、出力条件設定が適切であるか否かを判断することができない問題が生じることがあった。
【0004】
本発明の実施形態は、上記課題に鑑み、ジョブを実行する対象の書類に適切な出力条件設定を決定することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、書類をスキャンした画像データを取得する取得部と、前記画像データに基づいて、ジョブを実行する際の出力条件設定を決定する決定部と、前記出力条件設定に基づいて、前記ジョブを実行する実行部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明の実施形態によれば、ジョブを実行する対象の書類に適切な出力条件設定を決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略図の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る画像形成装置における機能ブロックの構成図の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係るジョブ実行処理に関するフローチャートの一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る出力条件設定の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る付加情報の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る出力条件設定の決定処理に関するフローチャートの一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る出力条件設定の表示画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る画像形成装置、情報処理方法、及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。
【0009】
[第1の実施形態]
<システム概要>
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略図の一例を示す図である。ユーザは、図1に示す画像形成装置9を操作することにより、スキャン機能で読み込んだ書類などの画像データの印刷(コピージョブ)、又はスキャンした画像データを保存(スキャンジョブ)などのジョブを実行する。ここで、画像形成装置9は、印刷やスキャン等のジョブを実行する際に、書類をスキャンした画像データの特徴に応じて、自動的にジョブの設定(出力条件設定)を決定した後、ジョブを実行することが可能である。即ち、画像形成装置9は、ジョブを実行する対象の書類に適切な出力条件設定を決定することが可能である。従って、ユーザは、ジョブを実行する際に、カラー又は白黒、両面印刷、及び書類サイズ等のジョブの設定(出力条件設定)に関する操作を行う必要がない。
【0010】
また、本発明の実施形態に係る画像形成装置9は、ジョブを実行した画像形成装置9(自装置)、ジョブの実行者、及び画像データに関する情報等を付加情報として、画像データとともに保存することが可能である。これにより、ユーザは、ジョブの実行後、保存された画像データを利用する際に、ジョブの実行時の情報である付加情報を参照して活用することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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