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公開番号2024124079
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023032000
出願日2023-03-02
発明の名称産業車両とパレットとの固定構造
出願人株式会社豊田自動織機
代理人個人,個人
主分類B66F 9/12 20060101AFI20240905BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】簡素な構成で産業車両とパレットとを固定できる産業車両とパレットとの固定構造を提供する。
【解決手段】産業車両のフォーク16には、固定凸部32が設けられている。パレット20には、一対の保持部材42が設けられている。パレット20がフォーク16によって支持された状態において、固定凸部32は、一対の保持部材42の間に位置している。一対の保持部材42は、弾性力によって固定凸部32を保持している。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
産業車両と前記産業車両のフォークによって支持されたパレットとを固定する産業車両とパレットとの固定構造であって、
前記産業車両及び前記パレットの一方に設けられた固定凸部と、
前記産業車両及び前記パレットの他方に設けられた一対の保持部材と、
を備え、
前記パレットが前記フォークによって支持された状態において、前記固定凸部は、前記一対の保持部材の間に位置し、前記一対の保持部材は、弾性力によって前記固定凸部を保持することを特徴とする産業車両とパレットとの固定構造。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記固定凸部は、前記産業車両に設けられ、前記一対の保持部材は、前記パレットに設けられている請求項1に記載の産業車両とパレットとの固定構造。
【請求項3】
前記パレットは、前記フォークが挿入されるフォーク挿入孔が開口する側面から凹む収容凹部を有し、
前記一対の保持部材は、前記収容凹部内に収容されている請求項2に記載の産業車両とパレットとの固定構造。
【請求項4】
前記収容凹部は、前記フォーク挿入孔の上側に配置されており、
前記一対の保持部材の間の空間は、前記フォーク挿入孔と連通している請求項3に記載の産業車両とパレットとの固定構造。
【請求項5】
前記保持部材における前記固定凸部に当接する部分は、ボールである請求項4に記載の産業車両とパレットとの固定構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、産業車両とパレットとの固定構造に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
フォークリフトやピッキングリフトなどの産業車両は、フォークを備えている。フォークは、パレットのフォーク挿入孔に挿入される。フォークをフォーク挿入孔に挿入しやすくするため、フォーク挿入孔の大きさは、フォークよりも一回り大きく設定されている。このため、パレットがフォークに支持されている状態において、フォークとフォーク挿入孔を区画する内面との間には隙間が生じている。したがって、例えば、パレットが空荷の場合やパレットに載置されている荷物が軽い場合、産業車両が凸凹のある道を走行すると、パレットがフォークに対してずれたり、パレットに載置された荷物がパレットから落下したりすることがある。この問題の解決策の1つとして、産業車両と産業車両のフォークに支持されたパレットとを固定することが考えられる。例えば、特許文献1に記載のフォークリフトのパレット固定構造では、フォークとともにフォーク挿入孔に挿入される一対の圧接部材がフォークリフトに設けられている。一対の圧接部材は、上下方向に動作することによって、フォーク挿入孔を区画する上面及び下面に圧接する。これにより、フォークリフトとパレットとが固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3729711号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のフォークリフトのパレット固定構造よりも簡素な構成で産業車両とパレットとを固定することが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記問題点を解決するための産業車両とパレットとの固定構造は、産業車両と前記産業車両のフォークによって支持されたパレットとを固定する産業車両とパレットとの固定構造であって、前記産業車両及び前記パレットの一方に設けられた固定凸部と、前記産業車両及び前記パレットの他方に設けられた一対の保持部材と、を備え、前記パレットが前記フォークによって支持された状態において、前記固定凸部は、前記一対の保持部材の間に位置し、前記一対の保持部材は、弾性力によって前記固定凸部を保持することを要旨とする。
【0006】
上記構成によれば、パレットがフォークによって支持された状態において、産業車両及びパレットの一方に設けられた固定凸部が、産業車両及びパレットの他方に設けられた一対の保持部材によって保持されることにより、産業車両とパレットとが固定される。したがって、簡素な構成で産業車両とパレットとを固定できる。
【0007】
上記産業車両とパレットとの固定構造において、前記固定凸部は、前記産業車両に設けられ、前記一対の保持部材は、前記パレットに設けられていてもよい。
上記産業車両とパレットとの固定構造において、前記パレットは、前記フォークが挿入されるフォーク挿入孔が開口する側面から凹む収容凹部を有し、前記一対の保持部材は、前記収容凹部内に収容されていてもよい。
【0008】
上記構成によれば、一対の保持部材は、パレットの側面に設けられた収容凹部内に収容されている。このため、固定凸部を収容凹部の開口から一対の保持部材の間に挿入することができる。したがって、フォークをフォーク挿入孔に挿入するのと同時に固定凸部を一対の保持部材の間に挿入することができる。また、産業車両の運転者は、パレットにおける一対の保持部材の位置を把握しやすい。したがって、一対の保持部材に対する固定凸部の位置合わせが容易になる。さらに、パレットの側面から一対の保持部材が飛び出していないため、フォークを根元までフォーク挿入孔に挿入することができる。したがって、フォークは、パレットを安定的に支持することができる。
【0009】
上記産業車両とパレットとの固定構造において、前記収容凹部は、前記フォーク挿入孔の上側に配置されており、前記一対の保持部材の間の空間は、前記フォーク挿入孔と連通していてもよい。
【0010】
上記構成によれば、一対の保持部材の間の空間は、フォーク挿入孔と連通している。このため、産業車両とパレットとを固定する場合には、フォークとともに固定凸部をフォーク挿入孔に挿入した後、フォークを上昇させることによって、固定凸部を一対の保持部材の間に挿入することができる。この場合、フォークをフォーク挿入孔に挿入するのと同時に固定凸部を一対の保持部材の間に挿入する場合のようにフォークの高さを細かく調整しなくても済むため、作業性が良好になる。
(【0011】以降は省略されています)

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