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公開番号2024122113
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023029473
出願日2023-02-28
発明の名称充電コネクタ
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 4/34 20060101AFI20240902BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】充電コネクタにおいて、部品種類数を削減することを目的とする。
【解決手段】充電コネクタ10は、互いに同じ端子形状を有する第1中継端子46R及び第2中継端子46Lを含む。前記端子形状は、締結孔49が形成された締結板部47と、電力線56に接続される電線接続部53とを有する。前記締結板部47は、前記締結孔49の中心を通り電力線56の延びる第3方向に平行な線に対して非対称に形成されている。前記第1中継端子46Rの前記締結板部47は、第1面47Aを第1コネクタ端子42Rに向けた姿勢で前記第1コネクタ端子42Rに締結されている。前記第2中継端子46Lの前記締結板部47は、前記第1面47Aとは反対側の第2面47Bを第2コネクタ端子42Lに向けた姿勢で前記第2コネクタ端子42Lに締結されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載されると共に外部充電コネクタと接続される充電コネクタであって、
電力端子と、
前記電力端子を保持するハウジングと、
前記電力端子に接続された電力線と、
を備え、
前記電力端子は、前記外部充電コネクタの給電端子に接続されるコネクタ端子と、前記コネクタ端子及び前記電力線に接続された中継端子と、を含み、
前記コネクタ端子、前記中継端子及び前記電力線の組として、互いに導通する第1コネクタ端子、第1中継端子及び第1電力線を含む第1組と、互いに導通する第2コネクタ端子、第2中継端子及び第2電力線を含む第2組とが設けられ、
前記給電端子と前記コネクタ端子とが接続する方向を第1方向とすると、
前記第1コネクタ端子と前記第2コネクタ端子とが前記第1方向と交差する第2方向に並び、
前記第1電力線及び前記第2電力線は、前記中継端子との接続部から前記第1方向及び前記第2方向のそれぞれに交差する第3方向に延び、
前記第1中継端子及び前記第2中継端子は互いに同じ端子形状を有しており、
前記端子形状は、締結孔が形成された締結板部と、前記電力線に接続される電線接続部とを有し、
前記締結板部は、前記締結孔の中心を通り前記第3方向に平行な線に対して非対称に形成され、
前記第1中継端子の前記締結板部は、第1面を前記第1コネクタ端子に向けた姿勢で前記第1コネクタ端子に締結され、
前記第2中継端子の前記締結板部は、前記第1面とは反対側の第2面を前記第2コネクタ端子に向けた姿勢で前記第2コネクタ端子に締結されている、充電コネクタ。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の充電コネクタであって、
前記電線接続部は、前記締結板部から延長された延長板部を有し、
前記第1中継端子において前記第1電力線が接続される面と、前記第2中継端子において前記第2電力線が接続される面とが、前記電力端子の前記延長板部における互いに同じ面である、充電コネクタ。
【請求項3】
請求項2に記載の充電コネクタであって、
前記締結板部は、前記締結孔が形成された本体板部と、前記本体板部から前記電線接続部に向けて延びる連結板部とを有し、
前記連結板部は、前記第1面及び前記第2面を結ぶ厚み方向に曲がる曲げ部を有する、充電コネクタ。
【請求項4】
請求項3に記載の充電コネクタであって、
前記電線接続部は、前記延長板部から突出し、前記電力線に圧着される圧着片を有する、充電コネクタ。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の充電コネクタであって、
前記ハウジングから突出し、前記電力線のうち前記中継端子から延び出た部分を支持するアームを備え、
前記アームの支持面からの前記第1電力線の位置及び前記第2電力線の位置が互いに同じである、充電コネクタ。
【請求項6】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の充電コネクタであって、
前記ハウジングに保持される信号端子と、
前記信号端子に接続される信号線と、
を備え、
前記締結板部に前記信号線の配置領域を避ける凹部が形成されていることによって、前記締結板部が非対称形状とされる、充電コネクタ。
【請求項7】
請求項6に記載の充電コネクタであって、
前記ハウジングは、前記コネクタ端子及び前記信号端子を保持するハウジング本体と、前記ハウジング本体の後部に取付けられて前記コネクタ端子及び前記信号端子の後方を押さえるリテーナとを含み、
前記リテーナは、前記信号線の周囲を覆いつつ、前記第1中継端子の前記凹部と前記第2中継端子の前記凹部とに沿う形状に形成された絶縁壁を有する、充電コネクタ。
【請求項8】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の充電コネクタであって、
前記締結孔が前記締結板部の中心から一方側部に寄った位置にあることによって、前記締結板部が非対称形状とされる、充電コネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、充電コネクタに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、車両外部の電源を用いて車両のバッテリを充電するためのコネクタを備えるワイヤハーネスを開示している。当該コネクタにおいて、電源端子は、外部コネクタの端子と接続されるコネクタ端子と、コネクタ端子と電源線とを接続する中継端子とを含む。また、当該コネクタにおいて、コネクタ端子、中継端子及び電源線が2組設けられており、このうちの2つの中継端子は互いに異なる形状に形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-147577号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
充電コネクタにおいて、部品種類数の削減が望まれている。
【0005】
そこで、充電コネクタにおいて、部品種類数を削減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の充電コネクタは、車両に搭載されると共に外部充電コネクタと接続される充電コネクタであって、電力端子と、前記電力端子を保持するハウジングと、前記電力端子に接続された電力線と、を備え、前記電力端子は、前記外部充電コネクタの給電端子に接続されるコネクタ端子と、前記コネクタ端子及び前記電力線に接続された中継端子と、を含み、前記コネクタ端子、前記中継端子及び前記電力線の組として、互いに導通する第1コネクタ端子、第1中継端子及び第1電力線を含む第1組と、互いに導通する第2コネクタ端子、第2中継端子及び第2電力線を含む第2組とが設けられ、前記給電端子と前記コネクタ端子とが接続する方向を第1方向とすると、前記第1コネクタ端子と前記第2コネクタ端子とが前記第1方向と交差する第2方向に並び、前記第1電力線及び前記第2電力線は、前記中継端子との接続部から前記第1方向及び前記第2方向のそれぞれに交差する第3方向に延び、前記第1中継端子及び前記第2中継端子は互いに同じ端子形状を有しており、前記端子形状は、締結孔が形成された締結板部と、前記電力線に接続される電線接続部とを有し、前記締結板部は、前記締結孔の中心を通り前記第3方向に平行な線に対して非対称に形成され、前記第1中継端子の前記締結板部は、第1面を前記第1コネクタ端子に向けた姿勢で前記第1コネクタ端子に締結され、前記第2中継端子の前記締結板部は、前記第1面とは反対側の第2面を前記第2コネクタ端子に向けた姿勢で前記第2コネクタ端子に締結されている、充電コネクタである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、充電コネクタにおいて、部品種類数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1にかかる充電コネクタを示す斜視図である。
図2は充電コネクタを示す背面図である。
図3は充電コネクタを示す側面図である。
図4は充電コネクタを示す底面図である。
図5は充電コネクタを示す分解側面図である。
図6はハウジングと端子付き電線とを分解した図である。
図7は電力線に接続される前の中継端子を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示の充電コネクタは、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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