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公開番号
2024121239
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-06
出願番号
2023028216
出願日
2023-02-27
発明の名称
処理装置、プログラム及び処理方法
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類
H04N
7/15 20060101AFI20240830BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ビデオ会議システムにおけるトラフィック量を低減させる。
【解決手段】SFU(Selective Forwarding Unit)サーバであるメディアサーバ1Aは、送受信部11、合成部12を備えている。例えば、送受信部11は、スマートフォン10、PC20、ネットワークカメラ30、その他端末40、及び外部端末50の各々からメディアデータを受信する。合成部12は、受信した各メディアデータを合成した合成済みメディアデータを生成する。送受信部11は、合成済みメディアデータをスマートフォン10に送信する。また、その他端末40が、PC20からのメディアデータを要求(希望)する場合、メディアサーバ1Aは、その他端末40とPC20と、それぞれの端末に対してP2P(Pier to Pier)接続を確立し、送受信部11は、その要求(設定部13が設定情報として保持)に基づいて、PC20からのメディアデータをその他端末40に送信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の装置と接続される処理装置であって、
第2の装置から第2設定の情報を受信し、第3の装置から第3設定の情報を受信する第1の処理部と、
第1の装置から第1メディアの情報を受信し、前記第2の装置から第2メディアの情報を受信し、前記第3の装置から第3メディアの情報を受信する第2の処理部と、
前記第1メディアの情報と前記第2メディアの情報とを合成して第4メディアの情報を生成する第3の処理部と、
前記第2の装置に対して、前記第2設定の情報に基づいて、前記第1メディアの情報をP2P(Pier to Pier)にて送信し、前記第3メディアの情報をP2Pにて送信し、前記第3の装置に対して、前記第3設定の情報に基づいて、前記第4メディアの情報をP2Pにて送信する第4の処理部と、
を備えることを特徴とする処理装置。
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
前記処理装置としての第1処理装置と、前記処理装置としての第2処理装置が前記第1メディアの情報、前記第2メディアの情報、前記第3メディアの情報、及び前記第4メディアの情報を送受信する、請求項1に記載の処理装置。
【請求項3】
前記第1処理装置で生成した前記第4メディアの情報を第5メディアの情報とし、
前記第2処理装置で生成した前記第4メディアの情報を第6メディアの情報とした場合、
前記処理装置としての第3処理装置が、前記第1処理装置から受信した前記第5メディアの情報と、前記第2処理装置から受信した前記第6メディアの情報とを合成して第7メディアの情報を生成する、請求項2に記載の処理装置。
【請求項4】
前記第1の装置、前記第2の装置、及び前記第3の装置の少なくとも何れかが、WebRTC(Web Real-Time Communication)のマルチチャネル未対応の端末であり、
前記処理装置がWebRTCゲートウェイである、請求項1から請求項3の何れか1項に記載の処理装置。
【請求項5】
複数の装置と接続される処理装置であって、
少なくとも一つ以上の前記装置からメディアの情報の要求を受信し、設定の情報として保持させる第1の処理部と、
前記装置からメディアの情報を受信する第2の処理部と、
複数の前記装置から受信した前記メディアの情報を合成して、合成済みのメディアの情報を生成する第3の処理部と、
前記設定の情報に基づいて、前記メディアの情報及び前記合成済みのメディアの情報の一方又は双方を、P2P(Pier to Pier)にて前記装置に送信する第4の処理部と、
を備えることを特徴とする処理装置。
【請求項6】
コンピュータを、複数の装置と接続される処理装置として機能させるプログラムであって、
前記コンピュータを、
第2の装置から第2設定の情報を受信し、第3の装置から第3設定の情報を受信する第1の処理部、
第1の装置から第1メディアの情報を受信し、前記第2の装置から第2メディアの情報を受信し、前記第3の装置から第3メディアの情報を受信する第2の処理部、
前記第1メディアの情報と前記第2メディアの情報とを合成して第4メディアの情報を生成する第3の処理部、
前記第2の装置に対して、前記第2設定の情報に基づいて、前記第1メディアの情報をP2Pにて送信し、前記第3メディアの情報をP2Pにて送信し、前記第3の装置に対して、前記第3設定の情報に基づいて、前記第4メディアの情報をP2Pにて送信する第4の処理部、
として機能させることを特徴とするプログラム。
【請求項7】
コンピュータを、複数の装置と接続される処理装置として機能させるプログラムであって、
前記コンピュータを
少なくとも一つ以上の前記装置からメディアの情報の要求を受信し、設定の情報として保持させる第1の処理部、
前記装置からメディアの情報を受信する第2の処理部、
複数の前記装置から受信した前記メディアの情報を合成して、合成済みのメディアの情報を生成する第3の処理部、
前記設定の情報に基づいて、前記メディアの情報及び前記合成済みのメディアの情報の一方又は双方を、P2P(Pier to Pier)にて前記装置に送信する第4の処理部、
として機能させることを特徴とするプログラム。
【請求項8】
複数の装置と接続される処理装置における処理方法であって、
前記処理装置は、
第2の装置から第2設定の情報を受信し、第3の装置から第3設定の情報を受信する第1のステップと、
第1の装置から第1メディアの情報を受信し、前記第2の装置から第2メディアの情報を受信し、前記第3の装置から第3メディアの情報を受信する第2のステップと、
前記第1メディアの情報と前記第2メディアの情報とを合成して第4メディアの情報を生成する第3のステップと、
前記第2の装置に対して、前記第2設定の情報に基づいて、前記第1メディアの情報をP2Pにて送信し、前記第3メディアの情報をP2Pにて送信し、前記第3の装置に対して、前記第3設定の情報に基づいて、前記第4メディアの情報をP2Pにて送信する第4のステップと、
を実行することを特徴とする処理方法。
【請求項9】
複数の装置と接続される処理装置における処理方法であって、
前記処理装置は、
少なくとも一つ以上の前記装置からメディアの情報の要求を受信し、設定の情報として保持させる第1のステップと、
前記装置からメディアの情報を受信する第2のステップと、
複数の前記装置から受信した前記メディアの情報を合成して、合成済みのメディアの情報を生成する第3のステップと、
前記設定の情報に基づいて、前記メディアの情報及び前記合成済みのメディアの情報の一方又は双方を、P2P(Pier to Pier)にて前記装置に送信する第4のステップと、
を実行することを特徴とする処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、処理装置、プログラム及び処理方法に関する。
続きを表示(約 3,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、WebRTC(Web Real-Time Communication)を用いたビデオ会議システムでは、MCU(Multi-point Control Unit)と比べてトラフィック量は増加するがサーバの負荷を低減できる、SFU(Selective Forwarding Unit)による実装が一般的となっている。WebRTCについては、非特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
“VTVジャパン株式会社”、“Web会議がブラウザから参加できるしくみ:WebRTCとは?”、[online]、[令和5年2月3日検索]、インターネット<URL:https://www.vtv.co.jp/vtvonline/know-learn/dictionary/001-webrtc.html>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、SFUでは、SFUサーバは、あるクライアント端末に対して、SFUサーバに接続されたクライアント端末の数だけ、P2P(Pier to Pier)を確立する必要がある。具体的には、SFUサーバに接続された全クライアント端末がメディアデータを送信し、かつ、クライアント端末が自機以外の全てのクライアント端末のメディアデータを受信する場合、クライアント端末は[サーバに接続されたクライアント端末の数]だけP2Pを確立させることとなり、SFUサーバは[接続されたクライアント端末の数]の2乗の数だけ、P2Pを確立させることとなる。
さらに、SFUでは、基本的に1つのP2Pにつき、1台のクライアント端末のメディアデータを送信、もしくは受信を行う。そのため、SFUサーバに接続されるクライアント端末の数が増えるにつれ、トラフィック量も増加してしまう。
これらのことから、トラフィック量に制限のある環境下、もしくはトラフィック量に応じてコストが変動する環境下にて、SFUによるテレビ会議を行う場合、制限を超えないように、トラフィック量に制限する必要がある。
【0005】
上記事情に鑑みて、本発明は、ビデオ会議システムにおけるトラフィック量を低減させることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決する本発明は、
複数の装置と接続される処理装置であって、
第2の装置から第2設定の情報を受信し、第3の装置から第3設定の情報を受信する第1の処理部と、
第1の装置から第1メディアの情報を受信し、前記第2の装置から第2メディアの情報を受信し、前記第3の装置から第3メディアの情報を受信する第2の処理部と、
前記第1メディアの情報と前記第2メディアの情報とを合成して第4メディアの情報を生成する第3の処理部と、
前記第2の装置に対して、前記第2設定の情報に基づいて、前記第1メディアの情報をP2P(Pier to Pier)にて送信し、前記第3メディアの情報をP2Pにて送信し、前記第3の装置に対して、前記第3設定の情報に基づいて、前記第4メディアの情報をP2Pにて送信する第4の処理部と、
を備えることを特徴とする処理装置である。
また、本発明は、
複数の装置と接続される処理装置であって、
少なくとも一つ以上の前記装置からメディアの情報の要求を受信し、設定の情報として保持させる第1の処理部と、
前記装置からメディアの情報を受信する第2の処理部と、
複数の前記装置から受信した前記メディアの情報を合成して、合成済みのメディアの情報を生成する第3の処理部と、
前記設定の情報に基づいて、前記メディアの情報及び前記合成済みのメディアの情報の一方又は双方を、P2P(Pier to Pier)にて前記装置に送信する第4の処理部と、
を備えることを特徴とする処理装置である。
【0007】
また、本発明は、
コンピュータを、複数の装置と接続される処理装置として機能させるプログラムであって、
コンピュータを、
第2の装置から第2設定の情報を受信し、第3の装置から第3設定の情報を受信する第1の処理部、
第1の装置から第1メディアの情報を受信し、前記第2の装置から第2メディアの情報を受信し、前記第3の装置から第3メディアの情報を受信する第2の処理部、
前記第1メディアの情報と前記第2メディアの情報とを合成して第4メディアの情報を生成する第3の処理部、
前記第2の装置に対して、前記第2設定の情報に基づいて、前記第1メディアの情報をP2Pにて送信し、前記第3メディアの情報をP2Pにて送信し、前記第3の装置に対して、前記第3設定の情報に基づいて、前記第4メディアの情報をP2Pにて送信する第4の処理部、
として機能させることを特徴とするプログラムである。
また、本発明は、
コンピュータを、複数の装置と接続される処理装置として機能させるプログラムであって、
前記コンピュータを
少なくとも一つ以上の前記装置からメディアの情報の要求を受信し、設定の情報として保持させる第1の処理部、
前記装置からメディアの情報を受信する第2の処理部、
複数の前記装置から受信した前記メディアの情報を合成して、合成済みのメディアの情報を生成する第3の処理部、
前記設定の情報に基づいて、前記メディアの情報及び前記合成済みのメディアの情報の一方又は双方を、P2P(Pier to Pier)にて前記装置に送信する第4の処理部、
として機能させることを特徴とするプログラムである。
【0008】
また、本発明は、
複数の装置と接続される処理装置における処理方法であって、
前記処理装置は、
第2の装置から第2設定の情報を受信し、第3の装置から第3設定の情報を受信する第1のステップと、
第1の装置から第1メディアの情報を受信し、前記第2の装置から第2メディアの情報を受信し、前記第3の装置から第3メディアの情報を受信する第2のステップと、
前記第1メディアの情報と前記第2メディアの情報とを合成して第4メディアの情報を生成する第3のステップと、
前記第2の装置に対して、前記第2設定の情報に基づいて、前記第1メディアの情報をP2Pにて送信し、前記第3メディアの情報をP2Pにて送信し、前記第3の装置に対して、前記第3設定の情報に基づいて、前記第4メディアの情報をP2Pにて送信する第4のステップと、
を実行することを特徴とする処理方法である。
また、本発明は、
複数の装置と接続される処理装置における処理方法であって、
前記処理装置は、
少なくとも一つ以上の前記装置からメディアの情報の要求を受信し、設定の情報として保持させる第1のステップと、
前記装置からメディアの情報を受信する第2のステップと、
複数の前記装置から受信した前記メディアの情報を合成して、合成済みのメディアの情報を生成する第3のステップと、
前記設定の情報に基づいて、前記メディアの情報及び前記合成済みのメディアの情報の一方又は双方を、P2P(Pier to Pier)にて前記装置に送信する第4のステップと、
を実行することを特徴とする処理方法である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ビデオ会議システムにおけるトラフィック量を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態におけるビデオ会議システムの機能構成図である。
第1実施形態におけるメディアデータ及び合成済みメディアデータの送受信の説明図である。
第2実施形態におけるビデオ会議システムの機能構成図である。
第2実施形態におけるメディアデータ及び合成済みメディアデータの送受信の説明図である。
第3実施形態におけるビデオ会議システムの機能構成図である。
第3実施形態におけるメディアデータ及び合成済みメディアデータの送受信の説明図である。
メディアサーバが実行する処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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