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公開番号2025003038
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023103486
出願日2023-06-23
発明の名称パスワード設定方法及び情報処理装置
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人
主分類G06F 21/45 20130101AFI20241226BHJP(計算;計数)
要約【課題】パスワード管理の利便性を改善する。
【解決手段】対象装置に対してパスワードが入力されると、入力された前記パスワードを前記対象装置とは別の媒体に記録させ、前記媒体への前記パスワードの記録が終了すると、入力された前記パスワードを前記対象装置に対して適用する。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
対象装置に対してパスワードが入力されると、
入力された前記パスワードを前記対象装置とは別の媒体に記録させ、
前記媒体への前記パスワードの記録が終了すると、入力された前記パスワードを前記対象装置に対して適用する
ことを特徴とするパスワード設定方法。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
所定条件で使用される前記対象装置に対して入力された前記パスワードが、前記媒体に正常に記録された状態となると、前記パスワードを前記所定条件で使用可能とし、
前記パスワードが前記媒体に正常に記録されてはいない状態では、前記パスワードを前記所定条件で使用不可能とする
ことを特徴とする請求項1に記載のパスワード設定方法。
【請求項3】
前記対象装置に対して入力された前記パスワードが、前記対象装置により前記媒体に記録された後、当該媒体が前記対象装置から持ち去り可能な状態となると、前記パスワードを使用可能とし、
前記媒体が前記対象装置から持ち去ることができない状態では、前記パスワードを使用不可能とする
ことを特徴とする請求項2に記載のパスワード設定方法。
【請求項4】
前記対象装置が、前記媒体を搬送して前記パスワードを前記媒体に印刷することで前記パスワードを前記媒体に記録し、
搬送される前記媒体を検知するセンサの検知結果に基づいて、前記パスワードが前記媒体に正常に記録された状態と判断すると、前記パスワードを使用可能とする
ことを特徴とする請求項2に記載のパスワード設定方法。
【請求項5】
前記対象装置が当該対象装置に接続された前記媒体に前記パスワードを記録し、
前記対象装置に対して前記媒体を安全に取り外す為の操作が行われることで前記パスワードが前記媒体に正常に記録された状態と判断すると、前記パスワードを使用可能とする
ことを特徴とする請求項2に記載のパスワード設定方法。
【請求項6】
前記対象装置が前記パスワードを当該対象装置と通信可能な通信装置に送信して当該通信装置に設けられた前記媒体に記録させ、
前記対象装置が、前記通信装置から前記パスワードを記録した旨の通知を受信することで前記パスワードが前記媒体に正常に記録された状態と判断すると、前記パスワードを使用可能とする
ことを特徴とする請求項2に記載のパスワード設定方法。
【請求項7】
前記対象装置が前記パスワードを表示部に表示し、当該表示部に表示された前記パスワードを当該対象装置と通信可能な撮影装置で撮影することで当該撮影装置に設けられた前記媒体に記録させ、
前記対象装置が、前記撮影装置から前記パスワードを記録した旨の通知を受信することで前記パスワードが前記媒体に正常に記録された状態と判断すると、前記パスワードを使用可能とする
ことを特徴とする請求項2に記載のパスワード設定方法。
【請求項8】
前記対象装置に対して入力された前記パスワードを前記媒体に記録するとユーザに選択された場合に、入力された前記パスワードを前記媒体に記録させ、
前記媒体への前記パスワードの記録が終了すると、入力された前記パスワードを前記対象装置に対して適用し、
前記パスワードを前記媒体に記録しないとユーザに選択された場合には、入力された前記パスワードを前記媒体に記録せずに、入力された前記パスワードを前記対象装置に対して適用する
ことを特徴とする請求項1に記載のパスワード設定方法。
【請求項9】
前記パスワードを記録する前記媒体をユーザに選択させ、
選択された前記媒体に前記パスワードを記録させる
ことを特徴とする請求項1に記載のパスワード設定方法。
【請求項10】
対象装置に対してパスワードを入力するパスワード入力部と、
入力された前記パスワードを前記対象装置とは別の媒体に記録させる記録制御部と、
前記媒体への前記パスワードの記録が終了すると、入力された前記パスワードを前記対象装置に対して適用するパスワード適用部と
を備える
ことを特徴とする情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パスワード設定方法及び情報処理装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
ネットワークなどに接続される情報処理装置では、セキュリティ対策として、パスワードを設定するようになっている。従来、このような情報処理装置として、初回電源投入時にパスワードの設定を促すことで、パスワードの設定し忘れを防止するようにしたものがある(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-170694号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
セキュリティの観点から、パスワードについては、例えば「password」のような容易に推測可能な文字列ではなく推測困難な文字列を設定することが望ましい。しかしながらこのようにパスワードを推測困難な文字列に設定した場合、例えば設定した本人が忘れてしまうおそれがあり、パスワード管理の点で問題を有していた。
【0005】
本発明は以上の点を考慮したものであり、パスワード管理の利便性を改善するパスワード設定方法及び情報処理装置を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のパスワード設定方法は、対象装置に対してパスワードが入力されると、入力された前記パスワードを前記対象装置とは別の媒体に記録させ、前記媒体への前記パスワードの記録が終了すると、入力された前記パスワードを前記対象装置に対して適用する。
【0007】
また本発明の情報処理装置は、対象装置に対してパスワードを入力するパスワード入力部と、入力された前記パスワードを前記対象装置とは別の媒体に記録させる記録制御部と、前記媒体への前記パスワードの記録が終了すると、入力された前記パスワードを前記対象装置に対して適用するパスワード適用部とを備える。
【0008】
このように、入力されたパスワードを対象装置とは別の媒体(例えば印刷用紙やUSBメモリ)に記録してから、当該対象装置に適用する(使用可能とする)ようにしたことにより、媒体に記録されたパスワードを確認することで、パスワード忘れを防止することができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、パスワード管理の利便性を改善するパスワード設定方法及び情報処理装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施の形態による画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。
第1の実施の形態による画像形成装置の電源投入時の動作手順を示すフローチャートである。
図2に示す電源投入時の動作手順に含まれる初期化時設定変更の詳細な動作手順を示すフローチャートである。
第1の実施の形態による管理者パスワード印刷用のイメージデータの構成を示す図である。
第2の実施の形態による通信端末の機能構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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