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公開番号
2025003039
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023103487
出願日
2023-06-23
発明の名称
硬貨処理装置及び貨幣取扱装置
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
個人
主分類
G07D
11/14 20190101AFI20241226BHJP(チェック装置)
要約
【課題】出金トレイ上に放出される際の硬貨詰まりを抑制する。
【解決手段】硬貨を放出する出金口と、前記出金口から放出された前記硬貨を収容する出金トレイと、前記出金口から放出された前記硬貨を前記出金トレイへ案内するガイド部と、前記ガイド部の上方に当該ガイド部と対向して設けられ、当該ガイド部の上方を覆う庇部とを備え、前記ガイド部は、前記出金口の下側から前記硬貨の放出方向に延在する第1の傾斜面と、前記第1の傾斜面に対して前記出金トレイの底部側へ傾斜した第2の傾斜面を有し、前記庇部は、前記ガイド部と対向する側の面である対向面と前記第2の傾斜面との間隔が、前記対向面と前記第1の傾斜面との間隔よりも広い形状であるとした。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
硬貨を放出する出金口と、
前記出金口から放出された前記硬貨を収容する出金トレイと、
前記出金口から放出された前記硬貨を前記出金トレイへ案内するガイド部と、
前記ガイド部の上方に当該ガイド部と対向して設けられ、当該ガイド部の上方を覆う庇部と
を備え、
前記ガイド部は、
前記出金口の下側から前記硬貨の放出方向に延在する第1の傾斜面と、前記第1の傾斜面に対して前記出金トレイの底部側へ傾斜した第2の傾斜面を有し、
前記庇部は、
前記ガイド部と対向する側の面である対向面と前記第2の傾斜面との間隔が、前記対向面と前記第1の傾斜面との間隔よりも広い形状である
ことを特徴とする硬貨処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記庇部は、
前記対向面と前記第1の傾斜面とが平行であり、
前記対向面と前記第2の傾斜面との間隔が前記出金トレイに近づくにつれて広くなっている形状である
ことを特徴とする請求項1に記載の硬貨処理装置。
【請求項3】
前記対向面と前記第1の傾斜面との間隔は、
最大厚さ硬貨の厚さの2倍以上である
ことを特徴とする請求項2に記載の硬貨処理装置。
【請求項4】
前記ガイド部及び前記庇部は、
最大径硬貨の直径の2倍以上の幅を有する
ことを特徴とする請求項2に記載の硬貨処理装置。
【請求項5】
前記庇部は、
前記出金口の上側から前記出金トレイに向かって延びていて、先端が、前記出金トレイの底部の上方に位置している
ことを特徴とする請求項2に記載の硬貨処理装置。
【請求項6】
前記庇部は、
前記出金口側の第1の部分と、前記出金トレイ側の第2の部分とを有し、
前記第1の部分は、
前記ガイド部と対向する側の面である第1の対向面が前記出金トレイに近づくにつれて広くなっていく形状であり、
前記第2の部分は、
前記ガイド部と対向する側の面である第2の対向面と前記ガイド部の前記第2の傾斜面との間隔が、前記第2の対向面と前記ガイド部の前記第1の傾斜面との間隔よりも広い形状である
ことを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の硬貨処理装置。
【請求項7】
前記ガイド部の前記第1の傾斜面には、
前記出金口から放出されて前記第1の傾斜面上を滑り落ちてきた前記硬貨と当接し、当該硬貨を前記ガイド部の幅方向に振り分ける為の突起部が設けられていて、
前記庇部の前記対向面には、
前記突起部と対向する箇所に凹部が設けられている
ことを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の硬貨処理装置。
【請求項8】
前記庇部には、
前記対向面とは反対側から前記庇部と前記ガイド部との間に棒状部材を差し込む為の孔が設けられている
ことを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の硬貨処理装置。
【請求項9】
前記庇部は、
透明な部材で形成されている
ことを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の硬貨処理装置。
【請求項10】
前記庇部は、
透明な部分と半透明もしくは不透明な部分とを有している
ことを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の硬貨処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は硬貨処理装置及び貨幣取扱装置に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
硬貨の出金機能を有する硬貨処理装置では、内部に収納している硬貨を放出口から出金トレイ上に放出することで出金を行うようになっている。このような硬貨処理装置では、防犯の為、出金トレイの放出口側上方に放出口を覆い隠すカバーなどの庇部を設けている(例えば特許文献1、2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-195626号公報
特開2008-198146号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の硬貨処理装置では、硬貨が庇部の下側を通って出金トレイ上に放出されるようになっているが、硬貨を待ち構えるようにして庇部の下側に利用者の手が置かれると、手によって硬貨が堰き止められて庇部の奥側で硬貨詰まり(ジャム)が発生してしまう場合があるという問題を有していた。
【0005】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、出金トレイ上に放出される際の硬貨詰まりを抑制し得る硬貨処理装置及び貨幣取扱装置を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる課題を解決するため本発明の硬貨処理装置においては、硬貨を放出する出金口と、前記出金口から放出された前記硬貨を収容する出金トレイと、前記出金口から放出された前記硬貨を前記出金トレイへ案内するガイド部と、前記ガイド部の上方に当該ガイド部と対向して設けられ、当該ガイド部の上方を覆う庇部とを備え、前記ガイド部は、前記出金口の下側から前記硬貨の放出方向に延在する第1の傾斜面と、前記第1の傾斜面に対して前記出金トレイの底部側へ傾斜した第2の傾斜面を有し、前記庇部は、前記ガイド部と対向する側の面である対向面と前記第2の傾斜面との間隔が、前記対向面と前記第1の傾斜面との間隔よりも広い形状であるとした。
【0007】
また本発明の貨幣取扱装置においては、操作表示部と、上述した硬貨処理装置を備えるとした。
【0008】
本発明は、硬貨を待ち構えるようにして庇部の下側に手が置かれたとしても、庇部とガイド部との間隔が出金口側よりも出金トレイ側の方が広くなっていることにより、庇部とガイド部との間に硬貨が自由に移動できる空間を確保できるので、庇部の奥側(つまり庇部とガイド部との間)で硬貨詰まりが発生してしまうことを抑制することができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、出金トレイ上に放出される際の硬貨詰まりを抑制し得る硬貨処理装置及び貨幣取扱装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施の形態による入出金機の外観構成を示す斜視図である。
第1の実施の形態による入出金機(硬貨処理装置)の内部構造を示す図である。
第1の実施の形態による入金搬送部の構成を示す図である。
第1の実施の形態によるリフト出金搬送部を上方から見た図である。
第1の実施の形態による硬貨放出口から出金トレイまでの部分の断面図である。
第1の実施の形態による下側ガイドを前方斜め上から見た斜視図である。
第1の実施の形態による下側ガイドの断面図である。
第1の実施の形態による出金トレイを前方斜め上から見た斜視図である。
第1の実施の形態による硬貨放出口から硬貨が放出されるときの動作を示す図である。
第1の実施の形態による硬貨放出口から放出された硬貨出金口を通って放出されるときの動作を示す図である。
第1の実施の形態による突起部により硬貨が前方へと放出されるときの動作を示す図である。
第1の実施の形態による突起部により硬貨が前方斜め左へと放出されるときの動作を示す図である。
第1の実施の形態による突起部により硬貨が前方斜め右へと放出されるときの動作を示す図である。
第1の実施の形態による出金トレイに集積された硬貨を示す図である。
第1の実施の形態による庇の下側に指が置かれた場合の硬貨の動きを示す図である。
図15につづく硬貨の動きを示す図である。
第1の実施の形態による庇の下側に複数の指が置かれた場合の硬貨の動きを示す図である。
第1の実施の形態による庇の下側に1本の指が置かれた場合の硬貨の動きを示す図である。
第1の実施の形態による庇と下側ガイドとの間に指が差し込まれた様子を示す図である。
第1の実施の形態による庇が異物を受け止める様子を示す図である。
第2の実施の形態による硬貨放出口から出金トレイまでの部分の断面図である。
第2の実施の形態による出金トレイを前方斜め上から見た斜視図である。
他の実施の形態による庇に凹部を設けた場合の出金トレイを前方斜め上から見た斜視図である。
他の実施の形態による庇に凹部を設けた場合の硬貨放出口から出金トレイまでの部分の断面図である。
他の実施の形態による庇に孔を設けた場合の出金トレイを前方斜め上から見た斜視図である。
他の実施の形態による庇に孔を設けた場合の硬貨放出口から出金トレイまでの部分の断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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