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公開番号2024120760
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-05
出願番号2023027791
出願日2023-02-24
発明の名称流路切換弁
出願人株式会社不二工機
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類F16K 11/076 20060101AFI20240829BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】様々な仕様の流路切換弁を容易に実現できるようにすると共に、流路切換弁の小型化を図る。
【解決手段】流路切換弁10は、弁室12の壁面に第一入出口31及び第二入出口32が形成され、弁室12の底面に第三入出口33が形成された弁本体14と、弁室12内に回転自在に配置された弁体16と、第一入出口31と連通する第一ポートと、第二入出口32と連通する第二ポート122と、第三入出口33と連通する第三ポート123と、を備えた弁ユニット20と、弁ユニット20に連結され、弁体16を回転させる回転駆動部18と、を有し、弁ユニット20の第一ポート及び第二ポート122に、他の弁ユニット20の第一ポート及び第二ポート122をそれぞれ接続して連結可能とされている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
内部に弁室が形成されると共に、前記弁室を形成する壁面にそれぞれ流体が出入りする第一入出口及び第二入出口が形成され、前記弁室の底面に第三入出口が形成された弁本体と、前記弁室内に回転自在に配置され、かつ流路が形成された弁体と、前記第一入出口と連通する第一ポートと、前記弁本体を挟んで前記第一ポートに並設され、前記第二入出口と連通する第二ポートと、前記第三入出口と連通し、前記第三入出口と反対側が開口した第三ポートと、を備えた弁ユニットと、
前記弁ユニットに連結され、前記第一入出口、前記第二入出口及び前記第三入出口の連通状態が前記弁体の前記流路を通じて選択的に切り換わるように前記弁体を回転させる回転駆動部と、
を有し、
前記弁ユニットの前記第一ポート及び前記第二ポートに、他の前記弁ユニットの前記第一ポート及び前記第二ポートをそれぞれ接続することで、複数の前記弁ユニットを直列に連結可能とされた、流路切換弁。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記第一ポート及び前記第二ポートの一端に雌継手がそれぞれ設けられ、
前記第一ポート及び前記第二ポートの他端に前記雌継手と接続可能な構造の雄継手がそれぞれ設けられた、請求項1に記載の流路切換弁。
【請求項3】
隣り合う前記第一ポートと前記第二ポートの間に空隙が設けられている、請求項1に記載の流路切換弁。
【請求項4】
一の前記弁ユニットに他の前記弁ユニットが直列に連結され、
各々の弁ユニットに設けられた複数の前記回転駆動部の長手方向が、前記弁ユニットの連結方向と交差する方向に設定されている、請求項1に記載の流路切換弁。
【請求項5】
一の前記弁ユニットの前記回転駆動部と反対側に、他の前記弁ユニットを重ねて連結可能とされた、請求項1に記載の流路切換弁。
【請求項6】
一の前記弁ユニットに他の前記弁ユニットが重ねて連結され、
2つの前記弁ユニットにおける2つの前記弁体を1つの前記回転駆動部により回転させる、請求項5に記載の流路切換弁。
【請求項7】
少なくとも4つの前記弁ユニットが直列に連結されている、請求項1~請求項6の何れか1項に記載の流路切換弁。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、流路切換弁に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
バルブ本体内に回転する弁体を有し、5以上のポート(管継手)を有する制御弁(流路切換弁)が開示されている(特許文献1参照)。
【0003】
また、流入口と複数の吐出口とを有するハウジングと、流入口に接続されたチャンバと、ハウジングの中に設けられ、固定子に対して移動可能な可動子を有する複数の電磁弁と、を有する流路切替ボックスであって、複数の電磁弁の入口がチャンバに接続され、各電磁弁の出口が各々吐出口に接続され、互いに独立して出口からの流体の吐出の許可と不許可を切替可能とした構造が開示されている(特許文献2参照)。
【0004】
更に、複合弁を複数並置して積み重ね、各々の複合弁の第1の流体の流入口を直接連通させ、各々の複合弁の第1の流体の送出口を直接連通させ、各々の複合弁の第2の流体の流入口を直接連通させ、各々の複合弁の第2の流体の送出口を直接連通させた構造が開示されている(特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
中国特許出願公開第111828682号明細書
特開2020-94624号公報
特許第5560006号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記した特許文献1又は特許文献2に記載の従来例では、仕様に応じて接続ポートの数や流路の組合せが固定されているため自由度がなく、仕様が変われば設計からやり直す必要が生じると考えられる。
【0007】
また、上記した特許文献3に記載の従来例のように、弁本体同士を複数並置して積み重ねる構成では、例えば貫通ボルトを通すための孔等、弁本体同士を結合するための構造が必要となり、弁本体の小型化が難しくなる。
【0008】
本発明は、複数の弁ユニットを用いて様々な仕様の流路切換弁を容易に実現できるようにすると共に、流路切換弁の小型化を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
第1の態様に係る流路切換弁は、内部に弁室が形成されると共に、前記弁室を形成する壁面にそれぞれ流体が出入りする第一入出口及び第二入出口が形成され、前記弁室の底面に第三入出口が形成された弁本体と、前記弁室内に回転自在に配置され、かつ流路が形成された弁体と、前記第一入出口と連通する第一ポートと、前記弁本体を挟んで前記第一ポートに並設され、前記第二入出口と連通する第二ポートと、前記第三入出口と連通し、前記第三入出口と反対側が開口した第三ポートと、を備えた弁ユニットと、前記弁ユニットに連結され、前記第一入出口、前記第二入出口及び前記第三入出口の連通状態が前記弁体の前記流路を通じて選択的に切り換わるように前記弁体を回転させる回転駆動部と、を有し、前記弁ユニットの前記第一ポート及び前記第二ポートに、他の前記弁ユニットの前記第一ポート及び前記第二ポートをそれぞれ接続することで、複数の前記弁ユニットを直列に連結可能とされている。
【0010】
この流路切換弁では、回転駆動部により弁体を回転させることで、弁室の第一入出口、第二入出口及び第三入出口の連通状態を、弁体の流路を通じて選択的に切り換えることができる。一の弁ユニットの第一ポート及び第二ポートに、他の弁ユニットの第一ポート及び第二ポートをそれぞれ接続することで、複数の弁ユニットを直列に連結可能とされているので、弁ユニットの組合せにより様々な仕様の流路切換弁を容易に実現できると共に、流路切換弁の小型化を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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