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公開番号
2024120467
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-05
出願番号
2023027283
出願日
2023-02-24
発明の名称
コネクタ
出願人
住友電装株式会社
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H01R
13/629 20060101AFI20240829BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】ハウジングに対してレバーを仮係止位置に留め置く信頼性を向上させることが可能なコネクタを提供する。
【解決手段】レバー40は、相手コネクタ90と係合し、相手コネクタ90との嵌合を進める板状のカム板部42を有している。カム板部42は、板厚方向の一端部57から板厚方向に突出し、仮係止位置でハウジング20に係止される係止部54と、板厚方向の中間部に設けられ、板厚方向の一端部57を挟んで係止部54と反対側に位置する孔形状の肉抜き部56,56A,56B,56Cと、を有している、
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
相手コネクタに嵌合可能なハウジングと、
前記ハウジングに対して仮係止位置と本係止位置との間を変位可能に配置されるレバーと、を備え、
前記レバーは、前記相手コネクタと係合し、前記仮係止位置から前記本係止位置への変位過程で前記相手コネクタとの嵌合を進める板状のカム板部を有し、
前記カム板部は、
前記カム板部の板厚方向の一端部から前記板厚方向に突出し、前記仮係止位置で前記ハウジングに係止される係止部と、
前記板厚方向の中間部において、前記板厚方向の一端部を挟んで前記係止部と反対側に配置される孔形状の肉抜き部と、を有している、コネクタ。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記肉抜き部は、前記板厚方向の中間部を延び、延び方向の一端が前記カム板部の外周の板厚面に開口している、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記レバーは、前記本係止位置において、前記ハウジングまたは前記相手コネクタに係止されるロックアームを有し、
前記ロックアームは、前記肉抜き部の前記延び方向と平行な方向に延びる形状になっている、請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記カム板部は、前記カム板部の外周の板厚面に開口する入口から延びるカム溝を有し、
前記カム溝は、前記仮係止位置において前記入口から前記相手コネクタのカムピンを受容し、前記変位過程で前記カムピンを溝面に係合させるものであり、
前記カム板部の前記板厚方向の一端部は、前記カム溝の前記入口側を区画しており、
前記肉抜き部の前記延び方向の他端は、前記カム溝の前記溝面の前記入口側に開口している、請求項2に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記肉抜き部の前記延び方向の他端側は、前記延び方向の一端側よりも前記延び方向および前記板厚方向と直交する幅方向の寸法を大きくしている、請求項2から請求項4のいずれか一項に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されたコネクタは、ハウジングと、ハウジングに対して仮係止位置(初期位置)と本係止位置(嵌合完了位置)とに回動可能に配置されるレバーと、を備えている。レバーは、板状のカム板部(アーム板)を有している。カム板部は、相手コネクタと係合し、仮係止位置から本係止位置への回動過程で相手コネクタとの嵌合を進めるカム機能を有している。カム板部は、U字形状にスリットの内側に、板厚方向に弾性変形可能な片持ち状の弾性片を有している。弾性片は、初期位置においてハウジングに係止され、レバーの本係止位置への回動を規制する。ハウジングに対してレバーを仮係止位置に留め置く手段は、特許文献2および特許文献3にも開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-126714号公報
特開2003-36926号公報
特開2022-154811号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1において、例えば、レバーがハウジングに装着される前の単体状態にあるときに、仮に、弾性片に異物等が引っ掛かり、弾性片が意図せず反転方向に弾性変形すると、弾性片の弾性力が減退する懸念があった。その結果、弾性片が仮係止位置でハウジングを係止する本来の係止機能を適正に発揮できないおそれがあった。
【0005】
そこで、本開示は、ハウジングに対してレバーを仮係止位置に留め置く信頼性を向上させることが可能なコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、相手コネクタに嵌合可能なハウジングと、前記ハウジングに対して仮係止位置と本係止位置との間を変位可能に配置されるレバーと、を備え、前記レバーは、前記相手コネクタと係合し、前記仮係止位置から前記本係止位置への変位過程で前記相手コネクタとの嵌合を進める板状のカム板部を有し、前記カム板部は、前記カム板部の板厚方向の一端部から前記板厚方向に突出し、前記仮係止位置で前記ハウジングに係止される係止部と、前記板厚方向の中間部において、前記板厚方向の一端部を挟んで前記係止部と反対側に配置される孔形状の肉抜き部と、を有している、コネクタである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ハウジングに対してレバーを仮係止位置に留め置く信頼性を向上させることが可能なコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態1において、相手コネクタと嵌合状態にあるコネクタの側断面図である。
図2は、相手ハウジングの正面図である。
図3は、ハウジングの正面図である。
図4は、レバーの斜視図である。
図5は、レバーの正面図である。
図6は、レバーの一端部の底面図である。
図7は、図5のA-A線断面図である。
図8は、図5のB-B線断面図である。
図9は、図6のC-C線断面図である。
図10は、図7のD-D線断面図である。
図11は、レバーが仮係止位置でハウジングに係止された状態を示す部分拡大斜視図である。
図12は、相手ハウジングとの嵌合開始時に、カム溝の導入部にカムピンが入り込み、相手ハウジングの解除部が係止部と接触した状態を示す部分拡大斜視断面図である。
図13は、本実施形態2における図8相当図である。
図14は、本実施形態3における図8相当図である。
図15は、本実施形態4における図8相当図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
(1)相手コネクタに嵌合可能なハウジングと、前記ハウジングに対して仮係止位置と本係止位置との間を変位可能に配置されるレバーと、を備え、前記レバーは、前記相手コネクタと係合し、前記仮係止位置から前記本係止位置への変位過程で前記相手コネクタとの嵌合を進める板状のカム板部を有し、前記カム板部は、前記カム板部の板厚方向の一端部から前記板厚方向に突出し、前記仮係止位置で前記ハウジングに係止される係止部と、前記板厚方向の中間部において、前記板厚方向の一端部を挟んで前記係止部と反対側に配置される孔形状の肉抜き部と、を有している。
【0010】
上記構成は、カム板部の板厚方向の一端部が肉抜き部側に弾性変形する動作を伴うことにより、係止部をハウジングに係止させ、レバーを仮係止位置に留め置くことができる。肉抜き部が断面閉ループ形状をなすため、カム板部の板厚方向の一端部が過度に弾性変形する事態を回避できる。よって、上記構成は、ハウジングに対してレバーを仮係止位置に留め置く信頼性を向上させることができる。なお、孔形状とは、周方向に閉じられた断面閉ループ形状の孔のことを言う。
(【0011】以降は省略されています)
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