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公開番号2024119208
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-03
出願番号2023025950
出願日2023-02-22
発明の名称携帯用加工機
出願人株式会社マキタ
代理人弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類B25F 5/02 20060101AFI20240827BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】前後長さがコンパクトで、かつ重量バランスが良い携帯用加工機を提供すること。
【解決手段】携帯用加工機1は、前後方向に延在するハンドル3を有する。ハンドル3の左右いずれか一方に、刃具4が並んで設けられる。ハンドル3の後部3bの下面に設けられたバッテリ装着部3eに、バッテリパック8が装着される。バッテリパック8は、最長辺が左右方向に配向され、最長辺の左右中心がハンドル3の左右中心よりも刃具4側に位置する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
携帯用加工機であって、
前後方向に延在するハンドルと、
前記ハンドルの左右いずれか一方に並設される刃具と、
前記ハンドルの後部下面に位置し、最長辺が左右方向に配向され、前記最長辺の左右中心が前記ハンドルの左右中心よりも前記刃具側に位置するバッテリを有する携帯用加工機。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の携帯用加工機であって、
前記バッテリの前記最長辺が、前記刃具が延在する仮想平面を横切る携帯用加工機。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の携帯用加工機であって、
前記ハンドルの前記後部下面には、前記バッテリが左右方向にスライド可能に装着されるバッテリ装着部が設けられる携帯用加工機。
【請求項4】
請求項3に記載の携帯用加工機であって、
前記バッテリは、前記バッテリ装着部に係止するフックと、前記フックを前記バッテリ装着部から係止解除する際に操作する操作部を有し、
前記操作部は、前記ハンドルの前記後部下面から前記刃具側に突出するバッテリ端部に位置する携帯用加工機。
【請求項5】
請求項4に記載の携帯用加工機であって、
前記操作部は、前記刃具が延在する仮想平面と交差するように位置する携帯用加工機。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1つに記載の携帯用加工機であって、
被加工材に載置されかつ加工機本体が上下に揺動可能に装着されるベースを有し、
前記バッテリは、前記加工機本体が下死点に位置する際に、前記ベースに対して20~50度の角度で上後に傾斜する携帯用加工機。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1つに記載の携帯用加工機であって、
前記ハンドルは、後上方に延在する前部と、前記前部の後端から後下方に延在する後部を有し、前記バッテリは、前記ハンドルの前記後部に対して120度±20度の角度で後方に突出する携帯用加工機。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか1つに記載の携帯用加工機であって、
前記バッテリの前記最長辺の延長方向における中心は、前記刃具と前記ハンドルとの間に位置する携帯用加工機。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか1つに記載の携帯用加工機であって、
前記バッテリを含む前記携帯用加工機の重心は、前記刃具と前記ハンドルとの間に位置する携帯用加工機。
【請求項10】
請求項1~9のいずれか1つに記載の携帯用加工機であって、
前記刃具を回転させるモータを有し、
前記モータのステータの左右方向の最外端と前記ハンドルの距離は、前記刃具と前記ハンドルの距離よりも短くなるように前記ハンドルが配置される携帯用加工機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯用加工機に関し、例えば携帯用マルノコ、カッタ、溝切カッタなどに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1の携帯用マルノコは、前後方向に延在するハンドルを有する。ハンドルの後面にバッテリが上方からスライドして装着される。しかしバッテリは、電源容量に応じて大型化する場合がある。この場合、バッテリを含むマルノコ全体は、前後長さが大きくなってしまう。
【0003】
特許文献2の携帯用マルノコも、前後方向に延在するハンドルを有する。ハンドルの右側に円盤状刃具が装着される。ハンドルの後部下面にバッテリが左側からスライドして装着される。そしてバッテリがハンドルの後部から左側に突出し、バッテリの重さによってマルノコ全体の重心が刃具から遠くなる。そのため刃具によって被加工材を加工することについて改善の余地がある。この構造を左勝手として利用する場合も想定できる。この場合、ハンドルの左側に刃具が位置し、バッテリがハンドルの後部に右側から装着される。しかしこの場合、使用者は、一般に右手でハンドルを把持する。そのためバッテリの着脱をする左手とハンドルを把持する右手が交差してしまう。そのためバッテリの着脱について改善の余地がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-293672号公報
特開2014-79812号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従って前後長さがコンパクトでかつ重量バランスが良い携帯用加工機が従来、必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の1つの局面によると、携帯用加工機は、前後方向に延在するハンドルを有する。ハンドルの左右いずれか一方に刃具が並設される。ハンドルの後部下面にバッテリが位置する。バッテリは、最長辺が左右方向に配向され、最長辺の左右中心がハンドルの左右中心よりも刃具側に位置する。
【0007】
従ってバッテリは、ハンドル後部下側において最長辺が左右方向に延在する。そのためバッテリを装着した状態の加工機全体の前後長さを短くすることができる。さらにバッテリは、バッテリ後部から刃具側へ延在している。そのためバッテリの重さが刃具側に位置し、刃具によって被加工材を加工しやすい。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る携帯用加工機を左斜め後方から見た斜視図である。
携帯用加工機の上面図である。
携帯用加工機の右側面図である。
携帯用加工機の後面図である。
携帯用加工機の下面図である。
図3におけるVI-VI線断面図である。
バッテリパックの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の他の局面によるとバッテリの最長辺が、刃具が延在する仮想平面を横切る。そのためバッテリの重心が刃具に近づき、刃具によって被加工材を加工しやすい。
【0010】
本開示の他の局面によると、ハンドルの後部下面には、バッテリが左右方向にスライド可能に装着されるバッテリ装着部が設けられる。そのためハンドルを把持しない方の手でバッテリを容易に着脱できる。
(【0011】以降は省略されています)

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