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公開番号2024097150
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-18
出願番号2023000453
出願日2023-01-05
発明の名称容器引っ掛け棒およびその使用方法
出願人個人
代理人
主分類B25J 1/00 20060101AFI20240710BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】踏台や脚立に乗らず、またマジックハンドを利用しないで、離れた場所に置かれた容器を入手することや、また設置することが手元の角度操作を必要としないで簡単に扱えることができる。
【解決手段】本発明の容器引っ掛け棒は、容器の縁に引っ掛ける為の引っ掛け部と柄部とを回転体で接続させて、ラチェット機構の歯車を施した回転体に引っ掛け部の上部爪部と下部押え部を装着して、また回転体は柄部の先端で回転体が前後に回動が出来るように接続させた。そして回転体の歯車の回転を制御できるストッパを柄部内に備えて、そのストッパは柄部の基端部の取手に備えたレバーと連結させる事で、レバーの操作だけで回転体の回動操作を可能した。これで回転体に装着した引っ掛け部はレバーの操作だけで操作や、停止することを可能にする事で引っ掛け部を容器の縁に挿入させた後圧着させて容器を取得出来るようにした。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
容器を引っ掛けて入手するための容器引っ掛け棒であって、
隙間を介して対向する一対の上部爪部と下部押え部を有する引っ掛け部と、
前記引っ掛け部に接続した回転体を有して、
前記回転体を回転自在に支持する柄部を有し、
前記柄部の基端部には、取手とレバーを備えて、
前記回転体の回転を制御できるストッパを有し、
前記回転体のストッパは前記柄部の基端部に備えたレバーと接続して、
前記レバーの操作により、前記ストッパは可動して前記回転体と係合して回動を制御出来て、
前記引っ掛け部と前記柄部の角度を固定でき、
前記レバーの操作が前記ストッパを解除して前記回転体との係合を解除することによって
前記引っ掛け部は前記柄部から回動可能状態にでき、
前記引っ掛け部は前記レバー操作で、前記引っ掛け部の爪部を容器の縁に挿入し容器に圧着して容器を取得や設置ができる容器引っ掛け棒。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
請求項1に記載の容器引っ掛け棒は、
前記引っ掛け部の下部押え部の先端に回転可能な圧着プレートを備えて
前記引っ掛け部の上部爪部より前記下部押え部の重量を重くして、
前記レバーの操作で前記ストッパが前記回転体から解除状態の場合は、前記柄部の角度に関係なく前記上部爪部は常に上位に位置して、容器の縁に挿入しやすくして、
前記圧着プレートは前記下部押え部の先端で回転でき、
前記引っ掛け部が容器を取得や設置する時は前記下部押え部に対して直角にでき、
前記圧着プレートは引っ掛け棒の収納の時は前記下部に沿って配置できるようにした容器引っ掛け棒。
【請求項3】
請求項1から2のいずれかに記載の容器引っ掛け棒の使用方法であって、
前記引っ掛け部は上部爪部と下部押え部を前記レバーの操作だけで前記引っ掛け部と前記柄部との角度を固定や解除することが出来て、ストッパと回転体の係合が解除していれば柄部の角度に関係なく前記引っ掛け部の上部爪部を容器の縁部に挿入させやすく、ストッパと回転体の係合によって角度が固定すれば前記柄の動きは前記引っ掛け部に反映できて、前記爪部に容器の重さを利用して容器を圧着させて容器を取得や設置できるようにした容器引っ掛け棒の使用方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、高所や離れた場所に置かれた容器を入手する容器引っ掛け棒およびその使用方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、一般家庭では高所に置かれた容器を入手するには、踏台や脚立を利用し、また離れた所ではマジックハンドの使用が一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6781966号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の従来の方法では、踏台や脚立を利用する場合は転倒する可能性があって危険性を伴う。そして狭い場所では踏台や脚立を安定して設置することができない場合もあって不便である。また、車椅子利用者や足に障害がある人にとっては、踏台や脚立の利用は無理であるため、自力で入手するのは不可能であった。
【0005】
また、高所に置かれた物体に対応することができるマジックハンドは少なく、また離れた場所に置かれた場合、マジックハンドでは物体を直接掴み取るため、物体の形体に制限があり、繊細な物体では形体を損なう場合もあった。特許文献1に記載の技術は、この問題を解決しようとする容器引っ掛け棒で、手元の操作レバーの回転操作が雄ねじ棒の螺旋運動により伝達棒の前進後退の直進運動に転換して、連結した引っ掛け部の爪部を傾斜させることを可能にしたので、操作レバーの操作で引っ掛け部の爪部の傾斜を細かく調整するだけでなく固定も出来るようにした。しかし容器の設置場所によっては容器の側面に爪部を装着するには爪部の角度を手元の操作レバーで角度調整する必要がある為寸時に取得は出来なく、また上部と下部に置かれた容器を取得する際に引っ掛け部の爪部を上下に反転して容器の縁に引っ掛ける為、爪部が上部と下部に必要であった。ゆえに容器の縁の形体によっては爪部を挿入や外す時に操作しにくい時もあり、また角度調整機構を設置することで引っ掛け棒自体の重量がかかる為取得の時に負担にもなっただけでなく設置するのに費用も掛かった。
【0006】
本発明は、上記した問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、踏台や脚立に乗らず、またマジックハンドを利用することなく離れた場所の容器を入手したり置いたりすることを、爪部の角度を手元調整しなくても寸時に爪部を動かして容器の縁に爪部を引っ掛けて圧着させて簡単に容器を取得可能にすることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記の目的を達成する為に、容器引っ掛け棒は容器の縁に引っ掛ける為の引っ掛け部と柄部とを回転体で接続させて、ラチェット機構の歯車を施した回転体に引っ掛け部の上部爪部と下部押え部を装着して、また回転体は柄部の先端で回転体が前後に回動が出来るように接続させた。そして回転体の歯車の回転を制御できるストッパを柄部内に備えて、そのストッパは柄部の基端部の取手に備えたレバーと連結させる事で、レバーの操作だけで回転体の回動操作を可能した。これで回転体に装着した引っ掛け部はレバーの操作だけで操作や、停止することを可能にする事で引っ掛け部を容器の縁に挿入させた後圧着させて容器を取得出来るようにした。
【0008】
この容器引っ掛け棒は取手の手元のレバーを操作するだけでストッパを制御して引っ掛け部を前後に回動させて容器の縁に爪部を挿入させて容器を取得できるが、引っ掛け部の爪部を回転体に装着する時に上部爪部を下部押え部より重量を下げて回転体に設置することで、回転体が前後に回動出来る場合は軽い上部爪部は常に上部に位置して重い下部押え部は下部に位置するようにしたので、上部爪部だけで下部押え部の爪部は必要無くなり上部爪部が容器の縁に引っ掛ければ下部は容器の側面に接することが出来て、上部爪部と下部爪部の間に容器の縁を挿入する煩わしさが無くなり、上部爪部を容器に引っ掛けるだけなので外す時も上部爪部を上に上げるだけで外れるので簡単に容器から外せるようにした。
【0009】
回転体に装着した引っ掛け部は上部爪部より下部押え部の重量を重くして設置するだけでなく下部押え部の先端に圧着プレートを回転可能に設置した。この圧着プレートを水平に位置すれば容器の側面を幅広く圧着出来て、より安定した取得が出来るようにした。また圧着プレートを水平や垂直に回転可能に設置した事で、引っ掛け棒を収納する時は圧着プレートを垂直に回転させれば下部に沿って出っ張りが無くなり収納しやすくした。
【0010】
容器を取得するだけでなく、手元のレバー操作で引っ掛け部と柄部の角度を容器の設置したい場所に調整した後、容器の縁に上部爪部を挿入させて下部押え部の圧着プレートを容器の側面に圧着させてから、柄部の操作で容器を設置したい場所に移動して設置することも出来る。これで角度調整機構を排除してもレバーの操作だけで瞬時に容器を取得も設置も出来るので簡単に使用できて、また容器引っ掛け棒の柄部内に設置した角度調整機構も必要がなくなり重量も軽減が出来てより扱いやすくなった。また角度調整機構を無くすことで角度調整機構にかかるコストも削減出来た容器引っ掛け棒を提供できるようにした。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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