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公開番号
2024033250
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-03-13
出願番号
2022136741
出願日
2022-08-30
発明の名称
プーリーキー抜き治具
出願人
個人
代理人
個人
,
個人
主分類
B25B
27/04 20060101AFI20240306BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】簡単にキー部材を抜くことができ、その結果、簡単にモータ軸からプーリーを取り外すことができるようになるプーリーキー抜き治具を提供する。
【解決手段】プーリー2をモータ軸4に固定するためにプーリー2の板面部2aとモータ軸4の間に差し込まれると共に差込方向Aの略直交方向Bに突部3aが一体形成されたキー部材3を引き抜くプーリーキー抜き治具10であって、モータ軸4を囲む本体部11を有し、本体部11と一体に形成され、突部3aと板面部2aとの間に挿入される挿入部14を有し、板面部2aを押すことで板面部2aから本体部11を離間させる離間手段16を有し、板面部2aから本体部11を離間させることで、本体部11と一体に形成された挿入部14が突部3aに板面部2aから離間する方向への力を加え、キー部材3を板面部2aとモータ軸4の間から引き抜くように構成された。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
プーリーをモータ軸に固定するために前記プーリーの板面部と前記モータ軸の間に差し込まれると共に差込方向の略直交方向に突部が一体形成されたキー部材を引き抜くためのプーリーキー抜き治具であって、
前記モータ軸を囲む本体部を有しており、
前記本体部と一体に形成され、前記キー部材の前記突部と前記プーリーの前記板面部との間に挿入される挿入部を有しており、
前記プーリーの前記板面部を押すことで該板面部から前記本体部を離間させる離間手段を有しており、
前記板面部から前記本体部を離間させることで、前記本体部と一体に形成された前記挿入部が前記キー部材の前記突部に前記板面部から離間する方向への力を加え、前記キー部材を前記板面部と前記モータ軸の間から引き抜くように構成されたことを特徴とするプーリーキー抜き治具。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記本体部は、前記モータ軸を囲む略円弧形状に形成されており、
その内側に前記挿入部が略円弧形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のプーリーキー抜き治具。
【請求項3】
前記離間手段は、前記モータ軸を囲むように複数設けられた、前記本体部を差込方向に貫通して螺合する螺子部材で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のプーリーキー抜き治具。
【請求項4】
前記挿入部を前記キー部材の前記突部と前記プーリーの前記板面部との間に挿入した状態で、前記キー部材と前記本体部との位置決めを行う位置決め手段を有していることを特徴とする請求項1に記載のプーリーキー抜き治具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プーリーを固定するキー部材を抜くためのプーリーキー抜き治具に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、モータの駆動力を他の装置に伝える伝動部として、モータ軸にプーリーが取り付けられていることがある(例えば、特許文献1参照)。また、モータのメンテナンスや修理を行う場合には、このプーリーをモータ軸から取り外す必要がある場合が多い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-127986号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記したようなモータのメンテナンスや修理を行う際に、モータ軸からプーリーを取り外そうとして、無理に力を掛けてプーリーを破損させることがあり、問題となっていた。
【0005】
ここで、プーリーはモータ軸に対して、キー部材を差し込んで固定するようになっており、このキー部材を抜けばプーリーは簡単に取り外せるものであるが、モータを固定するためにキー部材は固く差し込まれているため、なかなか抜くことができず、その結果プーリーが取り外せない状態となっていた。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、簡単にキー部材を抜くことができ、その結果、簡単にモータ軸からプーリーを取り外すことができるようになるプーリーキー抜き治具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる課題を達成するために、本発明は、プーリーをモータ軸に固定するために前記プーリーの板面部と前記モータ軸の間に差し込まれると共に差込方向の略直交方向に突部が一体形成されたキー部材を引き抜くためのプーリーキー抜き治具であって、前記モータ軸を囲む本体部を有しており、前記本体部と一体に形成され、前記キー部材の前記突部と前記プーリーの前記板面部との間に挿入される挿入部を有しており、前記プーリーの前記板面部を押すことで該板面部から前記本体部を離間させる離間手段を有しており、前記板面部から前記本体部を離間させることで、前記本体部と一体に形成された前記挿入部が前記キー部材の前記突部に前記板面部から離間する方向への力を加え、前記キー部材を前記板面部と前記モータ軸の間から引き抜くように構成されたプーリーキー抜き治具としたことを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、上記構成に加えて、前記本体部は、前記モータ軸を囲む略円弧形状に形成されており、その内側に前記挿入部が略円弧形状に形成されているプーリーキー抜き治具としたことを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、上記構成に加えて、前記離間手段は、前記モータ軸を囲むように複数設けられた、前記本体部を差込方向に貫通して螺合する螺子部材で構成されているプーリーキー抜き治具としたことを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、上記構成に加えて、前記挿入部を前記キー部材の前記突部と前記プーリーの前記板面部との間に挿入した状態で、前記キー部材と前記本体部との位置決めを行う位置決め手段を有しているプーリーキー抜き治具としたことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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