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公開番号
2024118167
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-30
出願番号
2023024444
出願日
2023-02-20
発明の名称
充電インレット組立体
出願人
住友電装株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
13/52 20060101AFI20240823BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】充電インレット組立体の内側から外側への良好な排水性を維持しつつカバー部材からハウジング部材の内側への水や塵の侵入が抑制される充電インレット組立体を提供する。
【解決手段】
充電インレット組立体10は、ハウジング部材20と、カバー部材60とを備える。ハウジング部材20の円筒支持部24には、円筒支持部24の内周面24aと外周面24bとを貫通する開口部45が形成される。開口部45は、環状弾性部材51よりも端子2側の位置に形成される。カバー部材60は、開口部45よりも鉛直方向下方に位置し、カバー部材60の外側に開口する排水口67と、円筒支持部24の外周面24bの外側に位置し、開口部45と排水口67とを連接する排水誘導路Pと、を有する。開口部45と排水口67とは、鉛直方向からの平面視において、異なる位置に形成される。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載される充電インレット組立体であって、
端子と、
前記端子に接続される配線部材と、
前記配線部材に装着される環状弾性部材と、
前記端子を保持する端子保持部と、前記配線部材に装着される前記環状弾性部材を周方向から保持する円筒支持部と、を有するハウジング部材と、
前記ハウジング部材に固定され、前記配線部材および前記環状弾性部材を前記車両の内側からカバーするカバー部材と、を備え、
前記円筒支持部には、前記円筒支持部の内周面と外周面とを貫通する開口部が形成され、
前記開口部は、前記環状弾性部材よりも前記端子側の位置に形成され、
前記カバー部材は、前記開口部よりも鉛直方向下方に位置し、前記カバー部材の外側に開口する排水口と、前記円筒支持部の外周面の外側に位置し、前記開口部と前記排水口とを連接する排水誘導路と、を有し、
前記開口部と前記排水口とは、鉛直方向からの平面視において、異なる位置に形成される、
充電インレット組立体。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の充電インレット組立体であって、
前記開口部の底面は、前記円筒支持部の外周面から外側に突出する方向に向かって水平または、徐々に下方に傾斜する平面により構成される、
充電インレット組立体。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の充電インレット組立体であって、
前記排水誘導路は、前記円筒支持部の外周面に沿った形状に形成される、
充電インレット組立体。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の充電インレット組立体であって、
前記排水誘導路は、前記開口部と前記排水口との間に配置される仕切り壁により仕切られる、
充電インレット組立体。
【請求項5】
請求項4に記載の充電インレット組立体であって、
前記仕切り壁は、前記円筒支持部の外周面から前記カバー部材の内周面に至るまで延設される、
充電インレット組立体。
【請求項6】
請求項1または請求項2に記載の充電インレット組立体であって、
前記配線部材は、並列する2本であり、
前記排水口は、対向する前記配線部材側に形成される、
充電インレット組立体。
【請求項7】
請求項1または請求項2に記載の充電インレット組立体であって、
前記カバー部材は、樹脂製である、充電インレット組立体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、充電インレット組立体に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両に搭載されるインレットを覆うカバー部材としてのグロメットの技術が開示されている。グロメットは、インレットのうち、車両の内側に露出する部分を全体的に覆う。また、グロメットは、インレットから引き出される配線部材の一部を覆う。グロメットには、配線部材の引出口も形成される。なお、特許文献1に記載のグロメットは、例えば、弾性が高いEPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)などのエラストマにより構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-136518号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のグロメットは、インレットの内側に侵入する水を排水するための排水口を備える。このように排水口を備えると、グロメットの内側に水が溜まることが抑制される。また、特許文献1に記載のグロメットは、排水口からグロメット内の端子収容部への塵の侵入を抑制するために、グロメット側仕切りやハウジング側仕切りを備える。
【0005】
しかしながら、上述のようなグロメットは、端子収容部を含むハウジングの後方(車両の内側の部分)の全体を覆う構成である。したがって、車両の内側においてインレットの占領領域がグロメットの分だけ大きくなる。一方で、車両の小型化が望まれており、車両の内側の占領領域が小さいインレットが望まれている。
【0006】
そこで、本開示は、充電インレット組立体の内側から外側への良好な排水性を維持しつつカバー部材からハウジング部材の内側への水や塵の侵入が抑制され、かつ、小型化可能な充電インレット組立体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の充電インレット組立体は、車両に搭載される充電インレット組立体であって、端子と、前記端子に接続される配線部材と、前記配線部材に装着される環状弾性部材と、前記端子を保持する端子保持部と、前記配線部材に装着される前記環状弾性部材を周方向から保持する円筒支持部と、を有するハウジング部材と、前記ハウジング部材に固定され、前記配線部材および前記環状弾性部材を前記車両の内側からカバーするカバー部材と、を備え、前記円筒支持部には、前記円筒支持部の内周面と外周面とを貫通する開口部が形成され、前記開口部は、前記環状弾性部材よりも前記端子側の位置に形成され、前記カバー部材は、前記開口部よりも鉛直方向下方に位置し、前記カバー部材の外側に開口する排水口と、前記円筒支持部の外周面の外側に位置し、前記開口部と前記排水口とを連接する排水誘導路と、を有し、前記開口部と前記排水口とは、鉛直方向からの平面視において、異なる位置に形成される。
【発明の効果】
【0008】
本開示の充電インレット組立体によると、充電インレット組立体の内側から外側への良好な排水性を維持しつつカバー部材からハウジング部材の内側への水や塵の侵入が抑制され、かつ、小型化可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、充電インレット組立体を示す側面図である。
図2は、ハウジング部材およびカバー部材を車両の内側から示す斜視図である。
図3は、ハウジング部材およびカバー部材を車両の外側から示す斜視図である。
図4は、ハウジング部材に対して環状弾性部材およびカバー部材を組み付ける状態を示す説明図である。
図5は、リテーナを上方から示す斜視図である。
図6は、リテーナを下方から示す斜視図である。
図7は、カバー部材を示す斜視図である。
図8は、リテーナとカバー部材とを下方から示す斜視図である。
図9は、カバー部材を中心とした部分の平面拡大図である。
図10は、カバー部材を中心とした部分の側面拡大図である。
図11は、充電インレット組立体を車両の内側から示す概略図である。
図12は、変形例の充電インレット組立体10を車両の内側から示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列記して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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