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公開番号2024113232
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-22
出願番号2023018060
出願日2023-02-09
発明の名称コッター嵌入治具
出願人芦森工業株式会社
代理人弁理士法人ATEN
主分類B25B 27/02 20060101AFI20240815BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】リング部材の周方向両端部間にコッターを嵌入する作業の作業性を向上させることが可能なコッター嵌入治具を提供する。
【解決手段】治具本体2と、治具本体2の一端側部分に設けられ、治具本体2の長手方向からコッターの端面に当接される打撃面3と、治具本体2の一端側部分に設けられ、打撃面3よりも治具本体2の一端側に突出するガイド部4と、を有する。ガイド部4は、治具本体2の長手方向に直交する方向からコッターの表面に当接される当接面4aを有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
管路の内張り材の長手方向端部をシールするためのリング部材の周方向両端部間にコッターを嵌入する際に使用されるコッター嵌入治具であって、
治具本体と、
前記治具本体の一端側部分に設けられ、前記治具本体の長手方向から前記コッターの端面に当接される打撃面と、
前記治具本体の前記一端側部分に設けられ、前記打撃面よりも前記治具本体の一端側に突出するガイド部と、
を有し、
前記ガイド部は、前記長手方向に直交する方向から前記コッターの表面に当接される当接面を有することを特徴とするコッター嵌入治具。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記治具本体の前記一端側部分において、前記ガイド部に対して前記打撃面とは反対側に設けられ、前記長手方向に対して傾斜された傾斜面を有することを特徴とする請求項1に記載のコッター嵌入治具。
【請求項3】
前記ガイド部の前記当接面が前記コッターの前記表面に当接する方向を幅方向としたときに、前記幅方向における前記打撃面の幅は、前記幅方向における前記コッターの厚みよりも狭いことを特徴とする請求項1又は2に記載のコッター嵌入治具。
【請求項4】
前記リング部材の内周側において、前記リング部材の周方向両端部間に跨って配置された連結板と、前記コッターとの間に隙間が形成されており、
前記ガイド部の前記当接面が前記コッターの前記表面に当接する方向を幅方向としたときに、前記幅方向における前記ガイド部の幅は、前記幅方向における前記隙間の幅よりも狭いことを特徴とする請求項1又は2に記載のコッター嵌入治具。
【請求項5】
前記打撃面のうち、前記打撃面に対して前記ガイド部とは反対側の端部が面取りされていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコッター嵌入治具。
【請求項6】
前記打撃面が焼き入れされていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコッター嵌入治具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、管路の内張り材の長手方向端部をシールするためのリング部材の周方向両端部間にコッターを嵌入する際に使用されるコッター嵌入治具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ガス導管、上水道管、下水道管などの主として地中に略水平に埋設された管路に貼着した内張り材の長手方向端部をシールするために、内張り材の長手方向端部にC字状のリング部材を配置して、リング部材の周方向両端部間に、楔形片(コッター)を嵌入することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6021265号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、リング部材の周方向両端部間にコッターを嵌入する際に、コッターに鋼材などの打撃片をあてがい、この打撃片をハンマーで叩くことでコッターを打ち込んでいる。そのため、打撃片がコッターから容易に外れやすく、コッターを嵌入する作業がし難いという問題がある。また、内張り材とリング部材との間は弾性部材でシールされているが、コッターから外れた打撃片が弾性部材に接触して弾性部材を傷つけると、シール性が低下する恐れがある。
【0005】
本発明の目的は、リング部材の周方向両端部間にコッターを嵌入する作業の作業性を向上させることが可能なコッター嵌入治具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、管路の内張り材の長手方向端部をシールするためのリング部材の周方向両端部間にコッターを嵌入する際に使用されるコッター嵌入治具であって、治具本体と、前記治具本体の一端側部分に設けられ、前記治具本体の長手方向から前記コッターの端面に当接される打撃面と、前記治具本体の前記一端側部分に設けられ、前記打撃面よりも前記治具本体の一端側に突出するガイド部と、を有し、前記ガイド部は、前記長手方向に直交する方向から前記コッターの表面に当接される当接面を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によると、治具本体の一端側部分に設けられたガイド部は、治具本体の長手方向に直交する方向からコッターの表面に当接される当接面を有している。例えば、外部からの打撃が治具本体の他端側部分に加えられることで、コッターの端面に当接された打撃面がコッターを打撃する。これにより、コッターがリング部材の周方向両端部間に嵌入される。このとき、ガイド部の当接面がコッターの表面に当接されることで、打撃面がコッターから外れるのが抑制される。よって、リング部材の周方向両端部間にコッターを嵌入する作業の作業性を向上させることができる。また、コッターから外れた治具本体で、管路に貼着された内張り材や弾性部材が傷つくのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
管路の縦断面図である。
図1の要部Aの拡大図である。
図2のB-B断面図である。
弾性部材の斜視図である。
弾性部材の断面図である。
リング部材の斜視図である。
コッターを嵌合した状態のリング部材の斜視図である。
コッター嵌入治具の側面図である。
図8をC方向から見た図である。
コッター嵌入治具の斜視図である。
コッター嵌入治具でコッターを打ち込んでいる様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0010】
本発明の実施形態によるコッター嵌入治具は、管路の内張り材の長手方向端部をシールするためのリング部材の周方向両端部間にコッターを嵌入する際に使用されるものである。内張り材の長手方向端部は、内張り材の端部処理構造(端部処理構造)によってシールされる。端部処理構造は、上記のリング部材を有している。
(【0011】以降は省略されています)

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