TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024118815
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-02
出願番号2023025331
出願日2023-02-21
発明の名称ホース補助具
出願人芦森工業株式会社
代理人弁理士法人藤本パートナーズ
主分類F16L 3/02 20060101AFI20240826BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】収納するための空間を小さくできるホース補助具を提供する。
【解決手段】長さ方向で円弧状に延びる補助具本体2と、長さ方向と直交する厚さ方向Zにおいて、補助具本体2の他方側Zbに設けられる脚部5とを備え、補助具本体2の厚さ方向Zの一方側Zaには、補助具本体2の円弧状に沿うようにホースの外周面を取り付け可能な取付部21が形成され、取付部21は、保管状態において、他のホース補助具1の補助具本体2を受容する本体受容部210と、他のホース補助具1の脚部5を受容する脚受容部212とを備え、本体受容部210は、厚さ方向Zの一方側Zaにおける幅方向Yの長さが、少なくとも補助具本体2の厚さ方向Zの他方側Zbにおける幅方向Yの長さよりも長く、脚受容部212は、厚さ方向Zの一方側Zaにおける幅方向Yの長さが、脚部5における幅方向Yの長さよりも長い。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
流体を流通させるホースの曲げ形状を保持するホース補助具であって、
長さ方向に円弧状に延び、且つ前記長さ方向に直交する厚さ方向で略凹状に構成され、前記長さ方向に前記ホースを沿わすことが可能な補助具本体と、
前記厚さ方向において、前記補助具本体の他方側に設けられる脚部とを備え、
前記補助具本体の前記厚さ方向の一方側には、前記補助具本体の円弧状に沿うように前記ホースの外周面を取り付け可能な取付部が形成され、
前記取付部は、保管状態において、他のホース補助具の前記補助具本体を受容する本体受容部と、前記他のホース補助具の前記脚部を受容する脚受容部とを備え、
前記本体受容部は、前記厚さ方向の一方側における幅方向の長さが、少なくとも前記補助具本体の前記厚さ方向の他方側における前記幅方向の長さよりも長く、
前記脚受容部は、前記厚さ方向の一方側における前記幅方向の長さが、前記脚部における前記幅方向の長さよりも長い、ホース補助具。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記脚部には、前記厚さ方向の一方側に凹む凹部が形成されている、請求項1に記載のホース補助具。
【請求項3】
前記補助具本体の前記長さ方向の端部には、前記補助具本体の前記厚さ方向の他方側に鍔部が形成され、
前記凹部は、前記長さ方向に延びる端凹辺部を備え、
前記鍔部と前記端凹辺部とは、構造物に当接可能に構成される、請求項2に記載のホース補助具。
【請求項4】
前記脚受容部は、前記厚さ方向の一方側における前記幅方向の長さが、前記厚さ方向の他方側における前記幅方向の長さよりも長い、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のホース補助具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、流体を流通させるホースの曲げ形状を保持するホース補助具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
前記ホースをキンクすることなくスムーズに曲げることができるホース補助具として、従来、特許文献1に記載の曲がり補助具がある。この曲がり補助具は、前記ホースを挿通し得る太さを有する筒体を備える。前記筒体は、全長に亙って一方向に均一に曲がっており、当該曲がり方向に対して垂直方向に、その全長に亙って開口部が形成されている。この開口部の大きさは、筒体の周長5~30%である。さらに、前記筒体には、前記開口部の反対面に、曲がり補助具を支えるための脚部が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6556461号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述の通り、特許文献1記載の曲がり補助具において、前記開口部の大きさは、筒体の周長5~30%である。そのため、前記開口部の周長は、前記曲がり補助具の径方向の長さよりも短い。よって、例えば、現場への運搬の際や、倉庫に収納する際には、一の前記曲がり補助具内に対して他の前記曲がり補助具を収めるといったことができず、前記曲がり補助具ごとに収納するための空間が必要であった。
【0005】
そこで、本発明は、収納するための空間を小さくできるホース補助具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、流体を流通させるホースの曲げ形状を保持するホース補助具であって、長さ方向に円弧状に延び、且つ前記長さ方向に直交する厚さ方向で略凹状に構成され、前記長さ方向に前記ホースを沿わすことが可能な補助具本体と、前記厚さ方向において、前記補助具本体の他方側に設けられる脚部とを備え、前記補助具本体の前記厚さ方向の一方側には、前記補助具本体の円弧状に沿うように前記ホースの外周面を取り付け可能な取付部が形成され、前記取付部は、保管状態において、他のホース補助具の前記補助具本体を受容する本体受容部と、前記他のホース補助具の前記脚部を受容する脚受容部とを備え、前記本体受容部は、前記厚さ方向の一方側における幅方向の長さが、少なくとも前記補助具本体の前記厚さ方向の他方側における前記幅方向の長さよりも長く、前記脚受容部は、前記厚さ方向の一方側における前記幅方向の長さが、前記脚部における前記幅方向の長さよりも長い、ホース補助具である。
【0007】
前記構成によれば、前記ホースの外周面を前記取付部に取り付けることにより、前記ホースが過度に屈曲することを防止でき、前記保管状態において、前記本体受容部で前記他のホース補助具における前記補助具本体を受容し、前記脚受容部で前記他のホース補助具における前記脚部を受容するように、一のホース補助具を前記他のホース補助具に重ねることができる。
【0008】
また、本発明において、前記脚部には、前記厚さ方向の一方側に凹む凹部が形成されていてもよい。
【0009】
前記構成によれば、前記脚部には、前記厚さ方向の一方側に凹む前記凹部が形成されているため、例えば、門扉用などのレールが設けられた箇所に前記ホース補助具を設置する場合には、前記凹部を前記レールに被せることにより、前記レールを避けて、前記ホース補助具を設置することができる。
【0010】
また、本発明において、前記補助具本体の前記長さ方向の端部には、前記補助具本体の前記厚さ方向の他方側に鍔部が形成され、前記凹部は、前記長さ方向に延びる端凹辺部を備え、前記鍔部と前記端凹辺部とは、構造物に当接可能に構成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
回転機構
4か月前
個人
回転伝達機構
1か月前
丸一株式会社
配管構造
3か月前
株式会社フジキン
配管
14日前
個人
ネジの緩み止め装置
4か月前
個人
弁装置
2か月前
個人
ロックナット
1か月前
個人
リンクプレート
2か月前
個人
アンカーボルト
5か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
3か月前
株式会社キッツ
管継手
2か月前
株式会社テイエルブイ
自動弁
5か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
2か月前
マフレン株式会社
自動給脂器
2か月前
株式会社ニフコ
留め具
3か月前
株式会社フジキン
バルブ装置
4か月前
カヤバ株式会社
ダンパ
5か月前
カヤバ株式会社
バルブ
5か月前
株式会社フジキン
バルブ装置
5か月前
北村精工株式会社
固定具
1か月前
横浜ゴム株式会社
管継手
13日前
株式会社不二工機
電磁弁
3か月前
株式会社不二工機
電動弁
14日前
スズキ株式会社
防振装置
20日前
株式会社TOK
着脱装置
4か月前
株式会社三五
ドライブシャフト
20日前
日本精工株式会社
直動案内装置
2か月前
株式会社NejiLaw
雌ねじ体
2か月前
帝人株式会社
衝撃吸収部材
3か月前
個人
クラッチシェル保護板
24日前
井関農機株式会社
作業車両
5か月前
日東工器株式会社
防振構造
5か月前
個人
束ねばね
5か月前
カヤバ株式会社
バルブ装置
4か月前
日本精工株式会社
ボールねじ装置
4か月前
三和テッキ株式会社
配管固定装置
2か月前
続きを見る