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公開番号2024043641
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022148736
出願日2022-09-20
発明の名称作業車両
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類F16H 59/06 20060101AFI20240326BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】変速操作と走行制御の状態を把握しやすくして安全に走行できる作業車両を提供する。
【解決手段】
変速操作具18,23の操作に基づいて無段変速する無段変速装置41を備えた作業車両において、変速操作具18,23の操作位置を検出し制御装置100に記憶させるメモリスイッチ70を設け、制御装置100には記憶した操作位置よりも速い変速領域に対応する高速側への変速を無効にする高速規制モードSを有し、高速規制モードS時に記憶した操作位置よりも遅い変速領域においては無段変速装置41を操作位置に対応する変速位置に制御するよう構成する。
【選択図】 図6



特許請求の範囲【請求項1】
変速操作具(18,23)の操作に基づいて無段変速する無段変速装置(41)を備えた作業車両において、変速操作具(18,23)の操作位置を検出し制御装置(100)に記憶させるメモリスイッチ(70)を設け、制御装置(100)には記憶した操作位置よりも速い変速領域に対応する高速側への変速を無効にする高速規制モード(S)を有し、高速規制モード(S)時に記憶した操作位置よりも遅い変速領域においては無段変速装置(41)を操作位置に対応する変速位置に制御するよう構成したことを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
高速規制モード(S)設定時に、再度メモリスイッチ(70)を操作すると、制御装置(100)はこの時の変速操作具(18,23)の各検出値を入力し記憶を更新するよう構成し、変速操作具(18,23)が最初に設定した検出位置よりも高速位置にあるときは、入力を規制し記憶の更新を受け付けないよう構成した請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
高速規制モード(S)の解除は、解除スイッチ(71)操作によって行う構成とし、この高速規制モード(S)解除時に変速操作具(18,23)の変速位置が高速規制モード(S)で設定記憶された速度よりも高速領域にある場合には、変速操作具(18,23)による変速位置が高速規制モード(S)設定時の変速に戻るまで高速規制を継続するよう構成した請求項1又は請求項2に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、農業用トラクタ等の作業車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
無段変速装置と、無段変速装置の変速位置を制御するアクチュエータを備えた作業車両において、変速位置を記憶すると、その後別の変速位置に操作されていても、変速位置再現スイッチの操作によりアクチュエータが自動で記憶した位置を再現する作業車両が公知である(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-298099号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このように構成すると、変速位置の再現が困難な無段変速装置であっても容易に変速位置を再現できて便利であるが、変速操作レバーと実際の変速位置とにズレが生じることになり、運転者が混乱することがあった。
【0005】
本発明は、変速操作と走行制御の状態を把握しやすくして安全に走行できる作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、変速操作具18,23の操作に基づいて無段変速する無段変速装置41を備えた作業車両において、変速操作具18,23の操作位置を検出し制御装置100に記憶させるメモリスイッチ70を設け、制御装置100には記憶した操作位置よりも速い変速領域に対応する高速側への変速を無効にする高速規制モードSを有し、高速規制モードS時に記憶した操作位置よりも遅い変速領域においては無段変速装置41を操作位置に対応する変速位置に制御するよう構成する。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、高速規制モードS設定時に、再度メモリスイッチ70を操作すると、制御装置100はこの時の変速操作具18,23の各検出値を入力し記憶を更新するよう構成し、変速操作具18,23が最初に設定した検出位置よりも高速位置にあるときは、入力を規制し記憶の更新を受け付けないよう構成する。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、高速規制モードSの解除は、解除スイッチ71操作によって行う構成とし、この高速規制モードS解除時に変速操作具18,23の変速位置が高速規制モードSで設定記憶された速度よりも高速領域にある場合には、変速操作具18,23による変速位置が高速規制モードS設定時の変速に戻るまで高速規制を継続するよう構成する。
【発明の効果】
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、低速領域では操作した位置に変速制御され、高速領域では記憶した変速位置に規制されるため、操作位置と記憶した変速位置の再現との関係を把握し易く、安全に走行できる。
【0010】
請求項2に記載の発明によると、請求項1に記載の効果に加え、したがって、記憶を更新することによる思わぬ増速を回避でき、安全走行を行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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