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公開番号2024100377
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2023004334
出願日2023-01-16
発明の名称コンバイン
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人永井国際特許事務所
主分類A01D 69/00 20060101AFI20240719BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】低速走行している走行装置の走行速度を微速に増減速することができるコンバインを提供する。
【解決手段】エンジン(E)と走行装置(2)の間の伝動経路にエンジン(E)の出力回転の増減速と回転方向の切替えを行う無段変速装置(30)を設け、操縦部(5)のフロントパネル(10)に無段変速装置(30)を操作する第1変速レバー(23)を設け、操縦部(5)のサイドパネル(15)に無段変速装置(30)を操作する第2変速レバー(16)を設け、第1変速レバー(23)で増減速させた走行装置(2)の走行速度を、第2変速レバー(16)で増減速させた走行装置(2)の走行速度よりも低速にする。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
エンジン(E)を搭載した機体フレーム(1)の下側に走行装置(2)を設け、該機体フレーム(1)の前側に刈取装置(3)を設け、該刈取装置(3)の左側後方に脱穀装置(4)を設け、前記刈取装置(3)の右側後方に作業者が搭乗する操縦部(5)を設けたコンバインにおいて、
前記エンジン(E)と走行装置(2)の間の伝動経路にエンジン(E)の出力回転の増減速と回転方向の切替えを行う無段変速装置(30)を設け、
前記操縦部(5)のフロントパネル(10)に無段変速装置(30)を操作する第1変速レバー(23)を設け、
前記操縦部(5)のサイドパネル(15)に無段変速装置(30)を操作する第2変速レバー(16)を設け、
前記第1変速レバー(23)で増減速させた走行装置(2)の走行速度を、前記第2変速レバー(16)で増減速させた走行装置(2)の走行速度よりも低速にすることを特徴とするコンバイン。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記第1変速レバー(23)で増減速させた走行装置(2)の走行速度を、前記第2変速レバー(16)で増減速させた走行装置(2)の走行速度に予め設定した減速率(C、D)を乗算した走行速度にする請求項1記載のコンバイン。
【請求項3】
前記第1変速レバー(23)をフロントパネル(10)に形成されたポート(13D)に接続された遠隔操作用のリモコン(20)に設けた請求項1又は2記載のコンバイン。
【請求項4】
前記操縦部(5)から作業者が降車している場合には、前記第1変速レバー(23)の操作を有効にして、前記第2変速レバー(16)の操作を無効にし、
前記操縦部(5)に作業者が搭乗している場合には、前記第2変速レバー(16)の操作を有効にして、前記第1変速レバー(23)の操作を無効にする請求項3記載のコンバイン。
【請求項5】
前記無段変速装置(30)と刈取装置(3)の間の伝動経路に設けられた刈取クラッチ(32)の接続が解除された場合には、前記第1変速レバー(23)の操作が有効にし、
前記刈取クラッチ(32)の接続された場合には、前記第1変速レバー(23)の操作が規制する請求項4記載のコンバイン。
【請求項6】
前記無段変速装置(30)と走行装置(2)の間の伝動経路に無段変速装置(30)の出力回転を増減速するトランスミッション(31)を設け、
該トランスミッション(31)に左右一対のブレーキ機構(31A)と左右一対の逆回転機構(31B)を設け、
前記第1変速レバー(23)が急操作された場合には、前記ブレーキ機構(31A)を作動させて走行装置(2)の走行を停止させる請求項5記載のコンバイン。
【請求項7】
前記リモコン(20)にスイッチ(25)を設け、
前記スイッチ(25)を操作してブレーキ機構(31A)又は逆回転機構(31B)を作動させて走行装置(2)の旋回方式を切替える請求項6記載のコンバイン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、走行装置の走行速度の増減速を行う無段変速装置を備えたコンバインに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来のコンバインにおいて、圃場や穀稈の状態に合わせて変速レバーを操作して走行装置の走行速度の増減速を行う技術が知られている。(特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-161090号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の技術では、変速レバーを操作して低速走行している走行装置の走行速度を微速に増減速することができないために、例えば、穀粒排出時に排出オーガと搬送装置の荷台の位置合わせが容易に行なうことができず、また、畦超え時には走行装置が急加速に伴う反動による大きな衝撃が機体に加わる恐れがあった。
【0005】
そこで、本発明の課題は、低速走行している走行装置の走行速度を微速に増減速することができるコンバインを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決した本発明は次のとおりである。
すなわち、請求項1記載の発明は、エンジン(E)を搭載した機体フレーム(1)の下側に走行装置(2)を設け、該機体フレーム(1)の前側に刈取装置(3)を設け、該刈取装置(3)の左側後方に脱穀装置(4)を設け、前記刈取装置(3)の右側後方に作業者が搭乗する操縦部(5)を設けたコンバインにおいて、
前記エンジン(E)と走行装置(2)の間の伝動経路にエンジン(E)の出力回転の増減速と回転方向の切替えを行う無段変速装置(30)を設け、前記操縦部(5)のフロントパネル(10)に無段変速装置(30)を操作する第1変速レバー(23)を設け、前記操縦部(5)のサイドパネル(15)に無段変速装置(30)を操作する第2変速レバー(16)を設け、前記第1変速レバー(23)で増減速させた走行装置(2)の走行速度を、前記第2変速レバー(16)で増減速させた走行装置(2)の走行速度よりも低速にすることを特徴とするコンバインである。
【0007】
請求項2記載の発明は、前記第1変速レバー(23)で増減速させた走行装置(2)の走行速度を、前記第2変速レバー(16)で増減速させた走行装置(2)の走行速度に予め設定した減速率(C、D)を乗算した走行速度にする請求項1記載のコンバインである。
【0008】
請求項3記載の発明は、前記第1変速レバー(23)をフロントパネル(10)に形成されたポート(13D)に接続された遠隔操作用のリモコン(20)に設けた請求項1又は2記載のコンバインである。
【0009】
請求項4記載の発明は、前記操縦部(5)から作業者が降車している場合には、前記第1変速レバー(23)の操作を有効にして、前記第2変速レバー(16)の操作を無効にし、前記操縦部(5)に作業者が搭乗している場合には、前記第2変速レバー(16)の操作を有効にして、前記第1変速レバー(23)の操作を無効にする請求項3記載のコンバインである。
【0010】
請求項5記載の発明は、前記無段変速装置(30)と刈取装置(3)の間の伝動経路に設けられた刈取クラッチ(32)の接続が解除された場合には、前記第1変速レバー(23)の操作が有効にし、前記刈取クラッチ(32)の接続された場合には、前記第1変速レバー(23)の操作が規制する請求項4記載のコンバインである。
(【0011】以降は省略されています)

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