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公開番号2025012637
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115620
出願日2023-07-14
発明の名称作業車両
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類B60K 1/04 20190101AFI20250117BHJP(車両一般)
要約【課題】充電用コネクタを備えた作業車両において、メンテナンス性の良いコネクタ構成を有する作業車両を提供することを目的とする。
【解決手段】走行車体にバッテリを搭載し走行車体を走行する走行用電動機と走行車体に装着する作業機を駆動する作業機用電動機を備えた作業車両において、走行車体に外部充電設備の給電用コネクタに接続する充電用コネクタ40を設け、充電用コネクタ40を走行車体から外方に突出して設ける。また充電用コネクタ40は、接続端子部43aを有するコネクタ本体と、該コネクタ本体の接続端子部43a側を開閉可能に塞ぐキャップ44と、配線端子部43bと、接続端子部43aから配線端子部43bの間の配線等を保護するカバー45を備え、ステー部材46の水平面部46aの上方に突出すべく前記接続端子部43aを設け、水平面部46aの下方にカバー45を配置してなる
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項１】
走行車体（１）にバッテリ（１１）を搭載し走行車体（１）を走行する走行用電動機（１０）と走行車体（１）に装着する作業機（４）を駆動する作業機用電動機（１６）を備えた作業車両において、走行車体（１）に外部充電設備の給電用コネクタに接続する充電用コネクタ（４０）を設け、充電用コネクタ（４０）を走行車体（１）から外方に突出して設けたことを特徴とする作業車両。
続きを表示（約 330 文字）【請求項２】
充電用コネクタ（４０）は、接続端子部（４３ａ）を有するコネクタ本体（４３）と、該コネクタ本体（４３）の接続端子部（４３ａ）側を開閉可能に塞ぐキャップ（４４）と、配線端子部（４３ｂ）と、接続端子部（４３ａ）から配線端子部（４３ｂ）の間の配線等を保護するカバー（４５）を備え、ステー部材（４６）の水平面部（４６ａ）の上方に突出すべく前記接続端子部（４３ａ）を設け、水平面部（４６ａ）の下方にカバー（４５）を配置してなる請求項１に記載の作業車両。
【請求項３】
接続端子部（４３ａ）近傍にはカバー（４５）に通じる水抜き孔（４５ｄ）を形成し、カバー（４５）にはドレインパイプ（５２）を構成してなる請求項１に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、公園等を走行させて園内の芝刈りを行う芝刈作業機のような作業車両に関し、特にバッテリを備えた電動作業車両に関するものである。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
車体側面に設けた凹部内に充電用コネクタを設けた車両が公知である（特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第６７２０８０８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
乗用芝刈機等のように、塵埃の舞う環境内で走行することが多い作業車両においては、車体の凹部に充電用コネクタを配置すると、塵埃が内部に溜まり、メンテナンスが必要な場合があった。
【０００５】
本発明は、充電用コネクタを備えた作業車両において、メンテナンス性の良いコネクタ構成を有する作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決するため、請求項１記載の発明は、走行車体１にバッテリ１１を搭載し走行車体１を走行する走行用電動機１０と走行車体１に装着する作業機４を駆動する作業機用電動機１６を備えた作業車両において、走行車体１に外部充電設備の給電用コネクタに接続する充電用コネクタ４０を設け、充電用コネクタ４０を走行車体１から外方に突出して設けた。
【０００７】
請求項２に記載の発明は、請求項１に記載の発明において、充電用コネクタ４０は、接続端子部４３ａを有するコネクタ本体４３と、該コネクタ本体４３の接続端子部４３ａ側を開閉可能に塞ぐキャップ４４と、配線端子部４３ｂと、接続端子部４３ａから配線端子部４３ｂの間の配線等を保護するカバー４５を備え、ステー部材４６の水平面部４６ａの上方に突出すべく前記接続端子部４３ａを設け、水平面部４６ａの下方にカバー４５を配置してなる。
【０００８】
請求項３に記載の発明は、請求項１に記載の発明において、接続端子部４３ａ近傍にはカバー４５に通じる水抜き孔４５ｄを形成し、カバー４５にはドレインパイプ５２を構成してなる。
【発明の効果】
【０００９】
請求項１に記載の発明によれば、充電用コネクタ４０は、車体１の外方に突出して設けられるので、塵埃が溜りにくくメンテナンス性が向上する。
【００１０】
請求項２に記載の発明は、請求項１に記載の効果に加え、ステー部材４６の水平面部４６ａの上方に接続端子部４３ａを、下方には配線を囲うカバー４５を設けたことによって配線部への塵埃進入を防止でき短絡等の事故を未然に防止してメンテナンス性を向上できる。
（【００１１】以降は省略されています）

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