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公開番号
2025008373
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023110496
出願日
2023-07-05
発明の名称
SCRシステムおよび尿素水タンク
出願人
井関農機株式会社
代理人
弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類
F01N
3/08 20060101AFI20250109BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】 SCR触媒の還元作用がより促進される構成を備えたSCRシステムを提供すること。
【解決手段】SCR触媒1と、そのSCR触媒1へ排気ガスを流す配管2と、その配管2内に尿素水を噴射する尿素水噴射ノズル3とを備えたSCRシステムであって、配管2内に噴射される尿素水が拡散させられ活性化されるように、配管2は、排気ガスがSCR触媒1へ流れ込む下流側とそれより上流側とでほぼ直角に屈曲しており、尿素水噴射ノズル3は2つ設けられ、下流側の配管2の部分の対向する位置から尿素水を噴射するSCRシステム。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
SCR触媒と、そのSCR触媒へ排気ガスを流す配管と、その配管内に尿素水を噴射する尿素水噴射ノズルとを備えたSCRシステムであって、
前記配管内に噴射される尿素水が拡散させられ活性化されるように構成されていることを特徴とするSCRシステム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記配管は、前記排気ガスが前記SCR触媒へ流れ込む下流側と、それより上流側とでほぼ直角に屈曲しており、
前記尿素水噴射ノズルは2つ設けられ、前記下流側の配管の部分の対向する位置から尿素水を噴射する、請求項1記載のSCRシステム。
【請求項3】
前記配管は、前記排気ガスが前記SCR触媒へ流れ込む下流側と、それより上流側とでほぼ直角に屈曲しており、
前記尿素水噴射ノズルはその屈曲している部分近傍に取付けられ、前記下流側の方向に尿素水を噴射し、
その下流側の配管の部分が螺旋状に形成されている、請求項1記載のSCRシステム。
【請求項4】
前記配管は、前記排気ガスが前記SCR触媒へ流れ込む下流側と、それより上流側とでほぼ直角に屈曲しており、
前記尿素水噴射ノズルはその屈曲している部分近傍に取付けられ、前記上流側の方向に向かって尿素水を噴射する、請求項1記載のSCRシステム。
【請求項5】
前記配管は、前記排気ガスが前記SCR触媒へ流れ込む下流側と、それより上流側とでほぼ直角に屈曲しており、
前記尿素水噴射ノズルはその屈曲している部分近傍に取付けられ、前記下流側の方向に尿素水を噴射し、
その下流側の配管の部分の一部が部分的に絞られている、請求項1記載のSCRシステム。
【請求項6】
前記配管は、前記排気ガスが前記SCR触媒へ流れ込む下流側と、それより上流側とでほぼ直角に屈曲しており、
前記尿素水噴射ノズルはその屈曲している部分近傍に取付けられ、前記下流側の方向に尿素水を噴射し、
その下流側の配管の部分に格子状または螺旋状の拡散板が配置されている、請求項1記載のSCRシステム。
【請求項7】
前記配管は、前記排気ガスが前記SCR触媒へ流れ込む下流側と、それより上流側とでほぼ直角に屈曲しており、
前記尿素水噴射ノズルはその屈曲している部分近傍に取付けられ、前記下流側の方向に尿素水を噴射し、
前記尿素水噴射ノズルの先端に拡散板がもうけられている、請求項1記載のSCRシステム。
【請求項8】
前記配管は、前記排気ガスが前記SCR触媒へ流れ込む下流側と、それより上流側とでほぼ直角に屈曲しており、
前記尿素水噴射ノズルはその屈曲している部分近傍に取付けられ、前記下流側の方向に尿素水を噴射し、
前記尿素水噴射ノズルの先端または前記下流側の配管内に電熱板または電熱線が配置されている、請求項1記載のSCRシステム。
【請求項9】
前記配管は、前記排気ガスが前記SCR触媒へ流れ込む下流側と、それより上流側とでほぼ直角に屈曲しており、
前記尿素水噴射ノズルはその屈曲している部分近傍に取付けられ、
その噴射された尿素水を分散させるファンが前記配管に設けられている、請求項1記載のSCRシステム。
【請求項10】
前記配管は、前記排気ガスが前記SCR触媒へ流れ込む下流側と、それより上流側とでほぼ直角に屈曲しており、
前記尿素水噴射ノズルはその屈曲している部分近傍に取付けられ、
前記下流側の配管の部分は、さらに屈曲させられている、請求項1記載のSCRシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、SCR触媒を利用するSCRシステムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
エンジンから排出される粒子状物質をDPF装置により捕集し、フィルタに堆積した粒子状物質は酸化触媒により、高温となった排出ガスにより燃焼する。その後、その排気ガスに尿素水をSCRシステムによって追加することにより、アンモニアが窒素酸化物と化学反応し、窒素と水が還元される。
【0003】
このようにして、排気中のNOxを低減することが一般に行われている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記したような尿素水の追加による還元作用がより促進することが望まれている。
【0005】
本発明では、そのような還元作用の課題を考慮し、より還元作用が促進される構成を備えたSCRシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の本発明は、
SCR触媒と、そのSCR触媒へ排気ガスを流す配管と、その配管内に尿素水を噴射する尿素水噴射ノズルとを備えたSCRシステムであって、
前記配管内に噴射される尿素水が拡散させられ活性化されるように構成されていることを特徴とするSCRシステムである。
【0007】
第2の本発明は、
前記配管は、前記排気ガスが前記SCR触媒へ流れ込む下流側と、それより上流側とでほぼ直角に屈曲しており、
前記尿素水噴射ノズルは2つ設けられ、前記下流側の配管の部分の対向する位置から尿素水を噴射する、第1の本発明のSCRシステムである。
【0008】
第3の本発明は、
前記配管は、前記排気ガスが前記SCR触媒へ流れ込む下流側と、それより上流側とでほぼ直角に屈曲しており、
前記尿素水噴射ノズルはその屈曲している部分近傍に取付けられ、前記下流側の方向に尿素水を噴射し、
その下流側の配管の部分が螺旋状に形成されている、第1の本発明のSCRシステムである。
【0009】
第4の本発明は、
前記配管は、前記排気ガスが前記SCR触媒へ流れ込む下流側と、それより上流側とでほぼ直角に屈曲しており、
前記尿素水噴射ノズルはその屈曲している部分近傍に取付けられ、前記上流側の方向に向かって尿素水を噴射する、第1の本発明のSCRシステムである。
【0010】
第5の本発明は、
前記配管は、前記排気ガスが前記SCR触媒へ流れ込む下流側と、それより上流側とでほぼ直角に屈曲しており、
前記尿素水噴射ノズルはその屈曲している部分近傍に取付けられ、前記下流側の方向に尿素水を噴射し、
その下流側の配管の部分の一部が部分的に絞られている、第1の本発明のSCRシステムである。
(【0011】以降は省略されています)
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