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公開番号
2025138267
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-25
出願番号
2024037261
出願日
2024-03-11
発明の名称
根菜類収穫機
出願人
井関農機株式会社
代理人
弁理士法人藤本パートナーズ
主分類
A01D
27/00 20060101AFI20250917BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】作物の収穫作業に伴い発生する塵埃を抑制することで、作業環境を改善し、塵埃の発生に起因する機体や収穫物の汚れを抑制できる根菜類収穫機を提供する。
【解決手段】収穫装置3は、作物の茎葉部を引き起こす引起部31と、引起部31によって引き起こされた茎葉部を挟持し、圃場から引抜いて前記機体の後方へと搬送する引抜き搬送部32とを備えて構成され、送風を行う複数のファン装置を備えて構成された送風機構を備え、送風機構は、引起部31に配設された第1のファン装置と、引抜き搬送部32に配設された第2のファン装置とによって、収穫装置3の前部の位置において、下方かつ斜め後方に送風するよう構成されたことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
走行装置に支持された機体と、
前記機体の左右一端側に、作物を収穫する収穫装置とを備え、
前記収穫装置は、作物の茎葉部を引き起こす引起部と、前記引起部によって引き起こされた茎葉部を挟持し、圃場から引抜いて前記機体の後方へと搬送する引抜き搬送部とを備えて構成され、
前記引抜き搬送部から供給された作物を、前記機体の左右一端側から左右他端側へと搬送するベルト搬送機構を備え、
前記収穫装置の側方に操縦者用の操縦席が設けられ、前記操縦席の後方に、選別作業者用の選別作業席が設けられた根菜類収穫機であって、
送風を行うファン装置を複数備えて構成された送風機構を備え、
前記送風機構は、前記引起部に配設された第1のファン装置と、前記引抜き搬送部に配設された第2のファン装置とによって、前記収穫装置の前部の位置において、下方かつ斜め後方に送風するよう構成されたことを特徴とする根菜類収穫機。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記送風機構は、さらに、前記ベルト搬送機構の左右一端側に設けられた第3のファン装置によって、前記第1のファン装置及び前記第2のファン装置よりも後方の機体上の位置において、機体後方へと送風するよう構成されたことを特徴とする請求項1に記載の根菜類収穫機。
【請求項3】
前記第1のファン装置は、前記引起部から動力の伝達を受け、前記第2のファン装置は、前記引抜き搬送部から動力の伝達を受け、前記第3のファン装置は、前記ベルト搬送機構から動力の伝達を受けて、それぞれ駆動するよう構成されたことを特徴とする請求項2に記載の根菜類収穫機。
【請求項4】
前記引起部に向けて散水する散水装置を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の根菜類収穫機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、圃場に植生する大根や人参等の根菜類を引き抜いて収穫する根菜類収穫機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種の根菜類収穫機としては、例えば、以下の特許文献1、2に記載されたものが知られている。
【0003】
従来の根菜類収穫機は、大根や人参等の根菜作物を圃場から引き抜くとともにその茎葉部の切断を行う収穫装置と、その収穫した根菜作物を収容する収容部と、茎葉部の切断がされた根菜作物を、選別作業者が選別作業を行う選別作業エリアを通過させてから収容部まで搬送するベルト搬送機構とを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-14442号公報
特開2021-03086号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の根菜類収穫機は、作物の収穫作業に伴い発生する塵埃が、機体上の操縦席や選別作業者席へと流れ込み、作業者の作業環境を悪化させるものとなっていた。また、塵埃の発生によって、機体や収穫物の汚れが発生するものとなっていた。
【0006】
そこで、本発明は、このような問題を解消し、作物の収穫作業に伴い発生する塵埃を抑制することで、作業環境を改善し、塵埃に起因する機体や収穫物の汚れを抑制できる根菜類収穫機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するため、第1の発明は、
走行装置に支持された機体と、
前記機体の左右一端側に、作物を収穫する収穫装置とを備え、
前記収穫装置は、作物の茎葉部を引き起こす引起部と、前記引起部によって引き起こされた茎葉部を挟持し、圃場から引抜いて前記機体の後方へと搬送する引抜き搬送部とを備えて構成され、
前記引抜き搬送部から供給された作物を、前記機体の左右一端側から左右他端側へと搬送するベルト搬送機構を備え、
前記収穫装置の側方に操縦者用の操縦席が設けられ、前記操縦席の後方に、選別作業者用の選別作業席が設けられた根菜類収穫機であって、
送風を行うファン装置を複数備えて構成された送風機構を備え、
前記送風機構は、前記引起部に配設された第1のファン装置と、前記引抜き搬送部に配設された第2のファン装置とによって、前記収穫装置の前部の位置において、下方かつ斜め後方に送風するよう構成されたことを特徴とする根菜類収穫機を提供する。
【0008】
上記第1の発明によれば、送風機構が、収穫装置の前部の位置において、下方かつ斜め後方に送風することによって、作物の収穫に伴う塵埃の発生を良好に抑制することができる。その結果、作業環境を改善し、塵埃の発生に起因する機体や収穫物の汚れを抑制できる。
【0009】
第2の発明は、上記第1の発明の構成に加え、前記送風機構は、さらに、前記ベルト搬送機構の左右一端側に設けられた第3のファン装置によって、前記第1のファン装置及び前記第2のファン装置よりも後方の機体上の位置において、機体後方へと送風するよう構成されたことを特徴とする。
【0010】
上記第2の発明によれば、上記第1の発明の効果に加え、送風機構が、第1のファン装置及び第2のファン装置よりも後方かつ機体上の位置において、機体後方へと送風することで、発生した塵埃を機体後方へと流すことができ、その結果、操縦席や選別作業席に塵埃が流れることを防止できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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