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公開番号2025138370
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-25
出願番号2024037418
出願日2024-03-11
発明の名称田植え機
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類A01C 11/00 20060101AFI20250917BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】 従来の田植え機については、便利な機能を利用するときの使い勝手が必ずしもよくないことに本発明者は気付いた。より具体的には、肥沃度センサー電極が前輪へ設けられている構成は複雑になりやすいことに本発明者は気付いた。
【解決手段】 施肥装置200における肥料の詰まりの発生を報知するために、第一肥料詰まりセンサー電極410と第二肥料詰まりセンサー電極420との間の電気伝導率を検出する肥料詰まりセンサー400と、を備えており、苗植付け装置100は、フロート底面が土壌と接触させられるフロート110を有し、第一肥沃度センサー電極310は、フロート底面へ取付けられており、第一肥料詰まりセンサー電極410または第二肥料詰まりセンサー電極420が、第二肥沃度センサー電極320を兼ねる田植え機1である。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
走行しながら水田へ苗を植付ける田植え機であって、
前記苗を植付ける苗植付け装置と、
前記水田へ肥料を散布する施肥装置と、
前記水田の土壌の肥沃度を算出するために、第一肥沃度センサー電極と第二肥沃度センサー電極との間の前記土壌の電気伝導率を検出する肥沃度センサーと、
前記施肥装置における前記肥料の詰まりの発生を報知するために、第一肥料詰まりセンサー電極と第二肥料詰まりセンサー電極との間の電気伝導率を検出する肥料詰まりセンサーと、
を備えており、
前記苗植付け装置は、フロート底面が前記土壌と接触させられるフロートを有し、
前記第一肥沃度センサー電極は、前記フロート底面へ取付けられており、
前記第一肥料詰まりセンサー電極または前記第二肥料詰まりセンサー電極が、前記第二肥沃度センサー電極を兼ねることを特徴とする田植え機。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第一肥沃度センサー電極は、前記フロート底面において形成された凹部の天井から下方へ向かって立設された第一肥沃度センサー電極上側部と、前記凹部の周辺の前記フロート底面の部分より低い位置へ突出している第一肥沃度センサー電極下側部と、を有する平板形状の電極であり、
前記第一肥沃度センサー電極上側部の幅は、下方から上方へ減少することを特徴とする請求項1に記載の田植え機。
【請求項3】
前記第一肥沃度センサー電極上側部は、窓を有することを特徴とする請求項2に記載の田植え機。
【請求項4】
前記苗植付け装置は、作溝器底面が前記土壌と接触させられる作溝器を有し、
前記施肥装置は、施肥ホース排出口が前記作溝器へ挿入されている施肥ホース部材を有し、
前記第一肥料詰まりセンサー電極は、前記土壌と接触させられないように前記作溝器の上部へ設けられており、
前記第二肥料詰まりセンサー電極は、前記土壌と接触させられるように前記作溝器の下部へ設けられていることを特徴とする請求項3に記載の田植え機。
【請求項5】
前記第一肥沃度センサー電極は、正電極であり、
前記第二肥沃度センサー電極は、負電極であり、
前記第一肥料詰まりセンサー電極は、正電極であり、
前記第二肥料詰まりセンサー電極は、負電極であり、
前記第二肥料詰まりセンサー電極が、前記第二肥沃度センサー電極を兼ねることを特徴とする請求項4に記載の田植え機。
【請求項6】
前記苗植付け装置は、複数個の前記作溝器を有し、
複数個の前記施肥ホース部材および複数個の前記肥料詰まりセンサーが、前記複数個の前記作溝器へそれぞれ設けられており、
前記肥沃度センサーは、前記第一肥沃度センサー電極と前記複数個の前記第二肥沃度センサー電極の各々との間の前記土壌の前記電気伝導率をそれぞれ検出することを特徴とする請求項5に記載の田植え機。
【請求項7】
前記水田における走行が行われながら、前記肥沃度が算出され、前記肥料のその後の散布は前記算出された肥沃度に基づいて制御され、
前記肥料の前記散布が制御されながら前記走行が行われているとき、前記肥沃度は途中で改めて算出されることにより更新され、前記肥料の前記その後の散布は前記更新された肥沃度に基づいて制御され、
前記肥沃度が更新されるタイミングは、前記水田の面積に基づいて決定されることを特徴とする請求項6に記載の田植え機。
【請求項8】
前記肥沃度の更新に関する情報が、肥沃度更新履歴情報として保持され、
前記肥沃度がさらに更新されるとき、前記改めて算出された肥沃度が前記肥沃度更新履歴情報で補正されることにより、前記肥沃度は更新されることを特徴とする請求項7に記載の田植え機。
【請求項9】
前記水田における標高の変化に関する情報が、水田マップデータとして保持され、
前記水田マップデータに基づいて前記標高が所定レベルを超えると判断された場合において、前記肥沃度は更新されないことを特徴とする請求項8に記載の田植え機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、走行しながら水田へ苗を植付ける田植え機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
圃場走行可能な走行車体に、圃場の土壌特性を検出する土壌特性測定装置と、土壌特性測定装置が検出した土壌特性に応じて初期設定値を調整して施肥量を算出する施肥量算出装置と、施肥量算出装置が算出した施肥量に応じた量の肥料を圃場に供給する施肥装置とを備えた施肥作業機において、走行車体が圃場内の所定区間を走行する際に土壌特性測定装置が検出した土壌特性から施肥基準値を算出する施肥基準値算出手段を備え、施肥量算出装置は施肥基準値と以降の走行に応じて土壌特性測定装置が検出した土壌特性とを比較し、比較結果に基づいて初期設定値を調整して施肥装置の施肥量を算出する施肥作業機が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-146219号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、本発明者は、ユーザーのさまざまなニーズを考慮し、便利な機能が田植え機へつぎつぎと実装される趨勢はますます加速すると考えている。
【0005】
しかしながら、従来の田植え機については、便利な機能を利用するときの使い勝手が必ずしもよくないことに本発明者は気付いた。
【0006】
より具体的には、肥沃度センサー電極が前輪へ設けられている構成は複雑になりやすいことに本発明者は気付いた。
【0007】
本発明は、上述された従来の課題を考慮し、使い勝手を向上することができる田植え機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の本発明は、走行しながら水田へ苗を植付ける田植え機であって、
前記苗を植付ける苗植付け装置と、
前記水田へ肥料を散布する施肥装置と、
前記水田の土壌の肥沃度を算出するために、第一肥沃度センサー電極と第二肥沃度センサー電極との間の前記土壌の電気伝導率を検出する肥沃度センサーと、
前記施肥装置における前記肥料の詰まりの発生を報知するために、第一肥料詰まりセンサー電極と第二肥料詰まりセンサー電極との間の電気伝導率を検出する肥料詰まりセンサーと、
を備えており、
前記苗植付け装置は、フロート底面が前記土壌と接触させられるフロートを有し、
前記第一肥沃度センサー電極は、前記フロート底面へ取付けられており、
前記第一肥料詰まりセンサー電極または前記第二肥料詰まりセンサー電極が、前記第二肥沃度センサー電極を兼ねることを特徴とする田植え機である。
【0009】
第2の本発明は、前記第一肥沃度センサー電極は、前記フロート底面において形成された凹部の天井から下方へ向かって立設された第一肥沃度センサー電極上側部と、前記凹部の周辺の前記フロート底面の部分より低い位置へ突出している第一肥沃度センサー電極下側部と、を有する平板形状の電極であり、
前記第一肥沃度センサー電極上側部の幅は、下方から上方へ減少することを特徴とする第1の本発明の田植え機である。
【0010】
第3の本発明は、前記第一肥沃度センサー電極上側部は、窓を有することを特徴とする第2の本発明の田植え機である。
(【0011】以降は省略されています)

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