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公開番号
2025150387
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024051233
出願日
2024-03-27
発明の名称
作業車両
出願人
井関農機株式会社
代理人
弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類
A01D
27/04 20060101AFI20251002BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】 人参などの作物は畝方向に沿って必ずしも真直ぐに並んで生育しないので、人参に追従する理想的な収穫作業がしばしば困難であることに本発明者は気付いた。
【解決手段】 左走行部材11Lへ立設された左カラム部材21L、右走行部材11Rへ立設された右カラム部材21R、および左カラム部材21Lの上端と右カラム部材21Rの上端とを連結するバー部材22を有する門型フレーム20と、人参を収穫して後ろへ搬送する、左カラム部材21Lと右カラム部材21Rとの間のスペースを通るように設けられた収穫搬送機構30と、収穫搬送機構30が取付けられている、車体左右方向において移動可能であるようにバー部材22へ吊下げられた吊下がり機構40と、搬送された人参を収容するコンテナー90を保持する、吊下がり機構40へ取付けられたコンテナー保持部材50と、を備えている人参収穫車両である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
走行しながら作物を収穫する作業車両であって、
左走行部材および右走行部材を有する走行機構と、
前記左走行部材へ立設された左カラム部材、前記右走行部材へ立設された右カラム部材、および前記左カラム部材の上端と前記右カラム部材の上端とを連結するバー部材を有する門型フレームと、
前記作物を収穫して後ろへ搬送する、前記左カラム部材と前記右カラム部材との間のスペースを通るように設けられた収穫搬送機構と、
前記収穫搬送機構が取付けられている、車体左右方向において移動可能であるように前記バー部材へ吊下げられた吊下がり機構と、
前記搬送された作物を収容するコンテナーを保持する、前記吊下がり機構へ取付けられたコンテナー保持部材と、
を備えていることを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記バー部材は、本体部およびレール部を有し、
前記本体部の左端は、前記左カラム部材の前記上端へ取付けられており、
前記本体部の右端は、前記右カラム部材の前記上端へ取付けられており、
前記レール部は、軸方向が車体前後方向である軸の周りに揺動可能であるように前記本体部へ取付けられており、
前記吊下がり機構は、前記車体左右方向において摺動可能であるように前記レール部へ吊下げられていることを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
予備のコンテナーを載置する予備コンテナー載置部材をさらに備えており、
前記予備コンテナー載置部材は、前記吊下がり機構へ取付けられていることを特徴とする請求項2に記載の作業車両。
【請求項4】
予備のコンテナーを載置する予備コンテナー載置部材をさらに備えており、
前記予備コンテナー載置部材は、前記門型フレームへ取付けられていることを特徴とする請求項2に記載の作業車両。
【請求項5】
前記作物の排葉を廃棄する排葉廃棄部が、平面視において前記走行機構および前記コンテナー保持部材の後方へ設けられており、
前記予備コンテナー載置部材は、矩形フレーム部材であることを特徴とする請求項3に記載の作業車両。
【請求項6】
前記左走行部材は、左前車輪を保持する左前脚、および左後車輪を保持する左後脚を有し、
前記右走行部材は、右前車輪を保持する右前脚、および右後車輪を保持する右後脚を有し、
前記左前脚の上端、および前記左後脚の上端は、前記左カラム部材の下端へ取付けられており、
前記右前脚の上端、および前記右後脚の上端は、前記右カラム部材の下端へ取付けられており、
前記左前車輪、前記左後車輪、前記右前車輪および前記右後車輪からの高さがそれぞれ変化させられるように、前記左前脚、前記左後脚、前記右前脚および前記右後脚の傾き角度は上下方向を基準としてそれぞれ変化させられることを特徴とする請求項5に記載の作業車両。
【請求項7】
前記左走行部材は、左クローラーベルト、左前クローラー輪を保持する左前脚、および左後クローラー輪を保持する左後脚を有し、
前記右走行部材は、右クローラーベルト、右前クローラー輪を保持する右前脚、および右後クローラー輪を保持する右後脚を有し、
前記左前脚の上端、および前記左後脚の上端は、前記左カラム部材の下端へ取付けられた左サスペンションフレームへ取付けられており、
前記右前脚の上端、および前記右後脚の上端は、前記右カラム部材の下端へ取付けられた右サスペンションフレームへ取付けられており、
前記左前脚、前記左後脚、前記右前脚および前記右後脚の形状は、側面視においてくの字形状であり、
前記左前クローラー輪、前記左後クローラー輪、前記右前クローラー輪および前記右後クローラー輪からの高さがそれぞれ変化させられるように、前記左前脚、前記左後脚、前記右前脚および前記右後脚の前記くの字形状の屈曲角度はそれぞれ変化させられることを特徴とする請求項5に記載の作業車両。
【請求項8】
前記コンテナー保持部材は、前記予備コンテナー載置部材の下方へ設けられており、
前記予備コンテナー載置部材は前記吊下がり機構へ回動可能に取付けられており、前記予備コンテナー載置部材の傾き状態は調節可能であり、
前記収穫搬送機構が前記作物を収穫して後ろへ搬送しているとき、前記吊下がり機構は前記車体左右方向における前記作物の位置に応じて移動させられ、前記予備コンテナー載置部材の前記傾き状態は水平状態であり、
前記コンテナー保持部材により前記保持されたコンテナーが前記作物で満たされたことがセンサーで判定されたとき、前記作物で満たされた前記コンテナーを降ろすために、前記走行機構は走行速度を減少させ、
前記コンテナーが降ろされた後、前記予備のコンテナーを前記予備コンテナー載置部材から前記コンテナー保持部材へ滑落させるために、前記予備コンテナー載置部材の前記傾き状態は前記水平状態から前下がり状態へ調節されることを特徴とする請求項6に記載の作業車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、人参収穫車両のような作業車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
対象物を吊り上げて移動可能な吊り上げ機構を備えた作業車両であって、左右両側に配置された走行装置を備え、吊り上げ機構は、左右の走行装置を連結する、背面視で門型形状の連結フレーム部と、連結フレーム部の門型形状の上辺部に沿って移動可能に取り付けられた、対象物を吊り上げる吊り上げ装置と、を有する作業車両が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-121848号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、本発明者は、ユーザーのさまざまなニーズを考慮し、便利な機能が作業車両へつぎつぎと実装される趨勢はますます加速すると考えている。
【0005】
しかしながら、従来の人参収穫車両のような作業車両については、便利な機能を利用するときの使い勝手が必ずしもよくないことに本発明者は気付いた。
【0006】
より具体的には、人参などの作物は畝方向に沿って必ずしも真直ぐに並んで生育しないので、人参に追従する理想的な収穫作業がしばしば困難であることに本発明者は気付いた。
【0007】
本発明は、上述された従来の課題を考慮し、使い勝手を向上することができる作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の本発明は、走行しながら作物を収穫する作業車両であって、
左走行部材および右走行部材を有する走行機構と、
前記左走行部材へ立設された左カラム部材、前記右走行部材へ立設された右カラム部材、および前記左カラム部材の上端と前記右カラム部材の上端とを連結するバー部材を有する門型フレームと、
前記作物を収穫して後ろへ搬送する、前記左カラム部材と前記右カラム部材との間のスペースを通るように設けられた収穫搬送機構と、
前記収穫搬送機構が取付けられている、車体左右方向において移動可能であるように前記バー部材へ吊下げられた吊下がり機構と、
前記搬送された作物を収容するコンテナーを保持する、前記吊下がり機構へ取付けられたコンテナー保持部材と、
を備えていることを特徴とする作業車両である。
【0009】
第2の本発明は、前記バー部材は、本体部およびレール部を有し、
前記本体部の左端は、前記左カラム部材の前記上端へ取付けられており、
前記本体部の右端は、前記右カラム部材の前記上端へ取付けられており、
前記レール部は、軸方向が車体前後方向である軸の周りに揺動可能であるように前記本体部へ取付けられており、
前記吊下がり機構は、前記車体左右方向において摺動可能であるように前記レール部へ吊下げられていることを特徴とする第1の本発明の作業車両である。
【0010】
第3の本発明は、予備のコンテナーを載置する予備コンテナー載置部材をさらに備えており、
前記予備コンテナー載置部材は、前記吊下がり機構へ取付けられていることを特徴とする第2の本発明の作業車両である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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