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公開番号2025138642
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-25
出願番号2025088938,2024037418
出願日2025-05-28,2024-03-11
発明の名称田植え機
出願人井関農機株式会社
代理人
主分類A01C 15/00 20060101AFI20250917BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】従来の田植え機については、便利な機能を利用するときの使い勝手が必ずしもよくないことに本発明者は気付いた。より具体的には、肥沃度センサー電極が前輪へ設けられている構成は複雑になりやすいことに本発明者は気付いた。
【解決手段】走行しながら水田へ苗を植付ける田植え機(1)であって、前記苗を植付ける苗植付け装置と、前記苗植付け装置は、フロート(110)底面が前記土壌と接触させられるフロートを有し、前記水田へ肥料を散布する施肥装置と、前記水田の土壌の肥沃度を算出するために、土壌の電気伝導率を検出する電極(310)を備え、前記電極(310)は、前記フロート(110)に取り付け、前記施肥装置における前記肥料の詰まりの発生を報知する肥料詰まりセンサーを備え、前記水田の土壌の肥沃度を算出するために、前記電極(310)と前記肥料詰まりセンサーの第二肥料詰まりセンサー電極との間の前記土壌の電気伝導率を検出する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
走行しながら水田へ苗を植付ける田植え機(1)であって、
前記苗を植付ける苗植付け装置(100)と、
前記苗植付け装置(100)は、フロート(110)底面が前記土壌と接触させられるフロートを有し、
前記水田へ肥料を散布する施肥装置(200)と、
前記水田の土壌の肥沃度を算出するために、土壌の電気伝導率を検出する電極(310)を備え、
前記電極(310)は、前記フロート(110)に取り付け、
前記施肥装置(200)における前記肥料の詰まりの発生を報知する肥料詰まりセンサー(400)を備え、
前記水田の土壌の肥沃度を算出するために、前記電極(310)と前記肥料詰まりセンサー(400)の第二肥料詰まりセンサー電極(420)との間の前記土壌の電気伝導率を検出することを特徴とする田植え機。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記電極(310)は、前記フロート(110)底面において形成された凹部から下方へ向かって立設された電極上側部(311)と、前記凹部の周辺の前記フロート(110)底面の部分より低い位置へ突出している電極下側部(312)と、を有する電極であり、
前記電極上側部(311)の幅は、下方から上方へ減少することを特徴とする請求項1に記載の田植え機。
【請求項3】
肥料詰まりセンサー(400)は、第一肥料詰まりセンサー電極(410)と第二肥料詰まりセンサー電極(420)との間の電気伝導率を検出し前記肥料詰まりを報知し、
前記苗植付け装置(100)は、作溝器底面が前記土壌と接触させられる作溝器(120)を有し、
前記施肥装置(200)は、施肥ホース排出口(211)が前記作溝器(120)へ挿入されている施肥ホース部材(210)を有し、
前記第一肥料詰まりセンサー電極(410)は、前記土壌と接触させられないように前記作溝器(120)の上部へ設けられており、
前記第二肥料詰まりセンサー電極(420)は、前記土壌と接触させられるように前記作溝器(120)の下部へ設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の田植え機。
【請求項4】
前記電極(310)と前記第一肥料詰まりセンサー電極(410)は同じ極であり、
前記第二肥料詰まりセンサー電極(420)は、前記電極(310)と前記第一肥料詰まりセンサー電極(410)とは異なる極であることを特徴とする請求項3に記載の田植え機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、走行しながら水田へ苗を植付ける田植え機に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
圃場走行可能な走行車体に、圃場の土壌特性を検出する土壌特性測定装置と、土壌特性測定装置が検出した土壌特性に応じて初期設定値を調整して施肥量を算出する施肥量算出装置と、施肥量算出装置が算出した施肥量に応じた量の肥料を圃場に供給する施肥装置とを備えた施肥作業機において、走行車体が圃場内の所定区間を走行する際に土壌特性測定装置が検出した土壌特性から施肥基準値を算出する施肥基準値算出手段を備え、施肥量算出装置は施肥基準値と以降の走行に応じて土壌特性測定装置が検出した土壌特性とを比較し、比較結果に基づいて初期設定値を調整して施肥装置の施肥量を算出する施肥作業機が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-146219号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、本発明者は、ユーザーのさまざまなニーズを考慮し、便利な機能が田植え機へつぎつぎと実装される趨勢はますます加速すると考えている。
【0005】
しかしながら、従来の田植え機については、便利な機能を利用するときの使い勝手が必ずしもよくないことに本発明者は気付いた。
【0006】
より具体的には、肥沃度センサー電極が前輪へ設けられている構成は複雑になりやすいことに本発明者は気付いた。
【0007】
本発明は、上述された従来の課題を考慮し、使い勝手を向上することができる田植え機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の本発明は、走行しながら水田へ苗を植付ける田植え機(1)であって、
前記苗を植付ける苗植付け装置(100)と、
前記苗植付け装置(100)は、フロート(110)底面が前記土壌と接触させられるフロートを有し、
前記水田へ肥料を散布する施肥装置(200)と、
前記水田の土壌の肥沃度を算出するために、土壌の電気伝導率を検出する電極(310)を備え、
前記電極(310)は、前記フロート(110)に取り付け、
前記施肥装置(200)における前記肥料の詰まりの発生を報知する肥料詰まりセンサー(400)を備え、
前記水田の土壌の肥沃度を算出するために、前記電極(310)と前記肥料詰まりセンサー(400)の第二肥料詰まりセンサー電極(420)との間の前記土壌の電気伝導率を検出することを特徴とする田植え機である。
【0009】
第2の本発明は、前記電極(310)は、前記フロート(110)底面において形成された凹部から下方へ向かって立設された電極上側部(311)と、前記凹部の周辺の前記フロート(110)底面の部分より低い位置へ突出している電極下側部(312)と、を有する電極であり、
前記電極上側部(311)の幅は、下方から上方へ減少することを特徴とする請求項1に記載の田植え機である。
【0010】
第3の本発明は、肥料詰まりセンサー(400)は、第一肥料詰まりセンサー電極(410)と第二肥料詰まりセンサー電極(420)との間の電気伝導率を検出し前記肥料詰まりを報知し、
前記苗植付け装置(100)は、作溝器底面が前記土壌と接触させられる作溝器(120)を有し、
前記施肥装置(200)は、施肥ホース排出口(211)が前記作溝器(120)へ挿入されている施肥ホース部材(210)を有し、
前記第一肥料詰まりセンサー電極(410)は、前記土壌と接触させられないように前記作溝器(120)の上部へ設けられており、
前記第二肥料詰まりセンサー電極(420)は、前記土壌と接触させられるように前記作溝器(120)の下部へ設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の田植え機である。
(【0011】以降は省略されています)

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