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公開番号
2025009234
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023112095
出願日
2023-07-07
発明の名称
作業車両
出願人
井関農機株式会社
代理人
弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類
A01C
11/02 20060101AFI20250110BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】 本発明者は、作業車両ユーザーのさまざまなニーズを考慮し、便利な機能が野菜移植機のような作業車両へつぎつぎと実装される趨勢はますます加速すると考えている。しかしながら、従来の作業車両については、便利な機能を利用するときの使い勝手が必ずしもよくないことに本発明者は気付いた。
【解決手段】 磁性体を担持するマルチフィルム910が敷設されている畝900へ追従しながら、畝植付け作業走行を行う野菜移植機であって、マルチフィルム910の磁気を検知する、車体100へ取付けられた磁気検知素子200と、磁気検知素子200の磁気検知結果に基づいて、磁気検知素子200とマルチフィルム910との間の距離を取得し、畝900への追従の制御を行うコントローラー300と、を備えている野菜移植機である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
磁性体を担持するマルチフィルムが敷設されている畝へ追従しながら、畝植付け作業走行を行う作業車両であって、
前記マルチフィルムの磁気を検知する、車体へ取付けられた磁気検知素子と、
前記磁気検知素子の磁気検知結果に基づいて、前記磁気検知素子と前記マルチフィルムとの間の距離を取得し、前記畝への追従の制御を行うコントローラーと、
を備えていることを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記車体の高さを調節する車体高さ調節機構を備えており、
前記マルチフィルムは、前記畝の畝上面を被覆するように敷設されており、
前記磁気検知素子は、少なくとも前記畝上面の前記マルチフィルムの前記磁気を検知し、
前記コントローラーは、前記磁気検知結果に基づいて、前記磁気検知素子と前記畝上面の前記マルチフィルムとの間の距離を取得し、前記車体高さ調節機構の制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記マルチフィルムが前記畝上面と密着するように、前記マルチフィルムを押圧するマルチフィルム押圧装置を備えており、
前記磁気検知素子は、前記マルチフィルム押圧装置が前記マルチフィルムを押圧している状態における前記マルチフィルムの前記磁気を検知することを特徴とする請求項2に記載の作業車両。
【請求項4】
前記マルチフィルム押圧装置は、前記マルチフィルムを押圧するためのエア噴出が行われるエア噴出孔を有することを特徴とする請求項3に記載の作業車両。
【請求項5】
回転可能なローラー部材が、前記車体の下面へ取付けられており、
前記磁気検知素子は、前記ローラー部材の後方へ配置されており、
前記ローラー部材が前記マルチフィルムと接触しても、前記磁気検知素子が前記マルチフィルムと接触しないように、前記ローラー部材の下端は前記磁気検知素子の下端より低いことを特徴とする請求項4に記載の作業車両。
【請求項6】
前記エア噴出孔は、前記ローラー部材の前方へ配置されていることを特徴とする請求項5に記載の作業車両。
【請求項7】
前記エア噴出孔は、前記ローラー部材のローラー面へ配置されており、
前記エア噴出は、前記マルチフィルムを押圧するとともに、前記ローラー部材を回転させ、
前記ローラー部材が前記エア噴出により回転させられる向きは、前記ローラー部材が前記マルチフィルムと接触した場合において前記畝植付け作業走行の向きに応じて回転させられる向きであることを特徴とする請求項5に記載の作業車両。
【請求項8】
苗植付け装置により植付けられる、作業者により投入された苗を受入れる苗カップを有する苗カップ装置と、
前記苗カップへ前記受入れられた苗の状態を検知する苗状態検知装置と、
を備えていることを特徴とする作業車両。
【請求項9】
前記検知された苗の前記状態は、前記苗が植付けられるときの潅水または施肥を行うために利用される、または前記苗の植付け位置とともに圃場マップへ書込まれて前記苗が植付けられた後の栽培管理を行うために利用されることを特徴とする請求項8に記載の作業車両。
【請求項10】
前記苗状態検知装置は、前記苗カップへ前記受入れられた苗の前記状態を上方から撮像する撮像素子を有し、
ミラー素子が、前記苗カップの内側面または内底面へ設けられていることを特徴とする請求項9に記載の作業車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、野菜移植機のような作業車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
圃場を走行する走行車体と、圃場に苗を植え付ける苗植付部とを備えた移植機であって、植え付け地点の生育環境情報を圃場から取得する生育環境情報取得手段と、苗植付部の苗取量を調節する苗取量調節機構と、苗植付部の株間を調節する株間調節機構と、苗植付部の植付深さを調節する植付深さ調節機構と、生育環境情報取得手段から生育環境情報を取得する制御装置とを備え、制御装置は、苗植付部による苗の植え付け時、取得した生育環境情報に基づき、植え付け地点ごとに、苗取量調節機構を制御して苗取量を、株間調節機構を制御して株間を、植付深さ調節機構を制御して植付深さを、それぞれ調節可能に構成された移植機のような作業車両が、知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-175618号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、本発明者は、作業車両ユーザーのさまざまなニーズを考慮し、便利な機能が野菜移植機のような作業車両へつぎつぎと実装される趨勢はますます加速すると考えている。
【0005】
しかしながら、従来の作業車両については、便利な機能を利用するときの使い勝手が必ずしもよくないことに本発明者は気付いた。
【0006】
より具体的には、たとえば、従来の作業車両については、畝植付け作業走行における確実な畝への追従がときとして正確に実現されないことに本発明者は気付いた。
【0007】
本発明は、上述された従来の課題を考慮し、使い勝手を向上することができる作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の本発明は、磁性体を担持するマルチフィルムが敷設されている畝へ追従しながら、畝植付け作業走行を行う作業車両であって、
前記マルチフィルムの磁気を検知する、車体へ取付けられた磁気検知素子と、
前記磁気検知素子の磁気検知結果に基づいて、前記磁気検知素子と前記マルチフィルムとの間の距離を取得し、前記畝への追従の制御を行うコントローラーと、
を備えていることを特徴とする作業車両である。
【0009】
第2の本発明は、前記車体の高さを調節する車体高さ調節機構を備えており、
前記マルチフィルムは、前記畝の畝上面を被覆するように敷設されており、
前記磁気検知素子は、少なくとも前記畝上面の前記マルチフィルムの前記磁気を検知し、
前記コントローラーは、前記磁気検知結果に基づいて、前記磁気検知素子と前記畝上面の前記マルチフィルムとの間の距離を取得し、前記車体高さ調節機構の制御を行うことを特徴とする第1の本発明の作業車両である。
【0010】
第3の本発明は、前記マルチフィルムが前記畝上面と密着するように、前記マルチフィルムを押圧するマルチフィルム押圧装置を備えており、
前記磁気検知素子は、前記マルチフィルム押圧装置が前記マルチフィルムを押圧している状態における前記マルチフィルムの前記磁気を検知することを特徴とする第2の本発明の作業車両である。
(【0011】以降は省略されています)
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