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公開番号2024112487
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-21
出願番号2023017530
出願日2023-02-08
発明の名称管理サーバ、管理システム、通信端末、管理方法及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人武和国際特許事務所
主分類G06F 3/04886 20220101AFI20240814BHJP(計算;計数)
要約【課題】分割後の分割操作画面において、利用者が所望する操作手段を選択して操作可能にすることで、利用者の操作性を維持することができる管理サーバ、管理システム、通信端末、管理方法及びプログラムを提供する
【解決手段】管理システムにおいて、管理サーバ2は、第1の機能と、第1の機能により起動された第2の機能と、を通信端末3のディスプレイ上の操作画面を分割した分割操作画面でそれぞれ実行する場合、第2の機能に割り当てられる操作ボタンのうち、ユーザIDと起動元機能IDとに基づいて、利用者の利用頻度の高い高利用頻度操作ボタンを選択し(ステップS47)、分割後の分割操作画面のうち、第2の機能を実行するための分割操作画面に対して選択された操作ボタンに係る高利用頻度操作ボタンを、通信端末3に対して送信する(ステップS48)。
【選択図】図17
特許請求の範囲【請求項1】
通信端末上で所定の機能を実行させるための操作画面に係る情報を管理する管理サーバであって、
前記通信端末で起動されている第1の機能を識別する第1機能識別情報を受信する受信手段と、
前記第1の機能と、前記第1の機能とは異なる第2の機能と、を前記通信端末の操作画面を分割した分割操作画面でそれぞれ実行する場合、前記第2の機能に割り当てられる操作手段のうち、前記第1機能識別情報に関連付けられている操作手段を選択する選択手段と、
前記分割操作画面のうち、前記第2の機能を実行するための分割操作画面に対して選択された操作手段に係る操作手段情報を、前記通信端末に対して送信する送信手段と、
を有する、
ことを特徴とする管理サーバ。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記受信手段は、前記通信端末を利用する利用者を識別する利用者識別情報を受信し、
前記選択手段は、前記操作手段として、前記利用者識別情報に基づいて、前記利用者の利用頻度の高い高利用頻度操作手段を選択する、
ことを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。
【請求項3】
前記選択手段は、
前記第1の機能により前記第2の機能が起動され、前記操作画面に対して前記第1の機能及び前記第2の機能を分割して表示させるための操作が行われた場合、前記高利用頻度操作手段を選択する、
ことを特徴とする請求項2に記載の管理サーバ。
【請求項4】
前記選択手段は、
予め設定され、前記利用者識別情報と前記第1機能識別情報と、に関連付けられた情報に基づいて、前記高利用頻度操作手段を選択する、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の管理サーバ。
【請求項5】
前記選択手段は、
前記利用者の利用履歴に基づいて、前記高利用頻度操作手段を選択する、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の管理サーバ。
【請求項6】
前記選択手段は、
前記利用履歴として、前記利用者が前記操作手段を利用した期間又は回数に基づいて、前記高利用頻度操作手段を選択する、
ことを特徴とする請求項5に記載の管理サーバ。
【請求項7】
前記選択手段は、
前記第2の機能を実行するための操作手段の各々と、前記利用者が呼び出す所定の呼出先と、が関連付けられた操作手段のうち、前記利用者の利用頻度の高い操作手段を前記高利用頻度操作手段として選択する、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の管理サーバ。
【請求項8】
前記選択手段は、
前記分割操作画面の数が2以上となる前記操作画面に対して、前記高利用頻度操作手段を選択する、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の管理サーバ。
【請求項9】
所定の機能を実行させるための操作画面を表示する通信端末と、前記操作画面に係る情報を管理する管理サーバと、を有する管理システムであって、
前記管理サーバは、
前記通信端末で起動されている第1の機能を識別する第1機能識別情報を受信する受信手段と、
前記第1の機能と、前記第1の機能とは異なる第2の機能と、を前記通信端末の操作画面を分割した分割操作画面でそれぞれ実行する場合、前記第2の機能に割り当てられる操作手段のうち、前記第1機能識別情報に関連付けられている操作手段を選択する選択手段と、
前記分割操作画面のうち、前記第2の機能を実行するための分割操作画面に対して選択された操作手段に係る操作手段情報を、前記通信端末に対して送信する送信手段と、
を有し、
前記通信端末は、
前記第2の機能の起動操作、及び前記操作画面を分割する分割操作を受け付ける受付手段と、
前記操作手段情報を受信する受信手段と、
受信した前記操作手段情報で示される前記操作手段を、当該通信端末の操作画面を分割した分割操作画面に表示させる表示制御手段と、
を有する、
ことを特徴とする管理システム。
【請求項10】
所定の機能を実行させるための操作画面を表示する通信端末であって、
当該通信端末で起動されている第1の機能とは異なる第2の機能の起動操作、及び前記操作画面を分割する分割操作を受け付ける受付手段と、
前記第2の機能に割り当てられる操作手段のうち、前記第1の機能を識別する第1機能識別情報に基づいて、前記第1機能識別情報に関連付けられている操作手段を選択する選択手段と、
選択した前記操作手段を当該通信端末の操作画面を分割した分割操作画面に表示させる表示制御手段と、
を有する、
ことを特徴とする通信端末。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、管理サーバ、管理システム、通信端末、管理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、通信端末の画面を分割して複数の機能を実行させる技術が普及している。
【0003】
例えば、リソースが限られた携帯端末においてもより適切に複数のアプリケーションを実行させることを目的として、複数の分割エリアのうちフォーカスが当たっている分割エリアでのみアプリケーションの実行が許可され、当該分割エリア内で当該アプリケーションの内容を縮小表示する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、分割後の分割操作画面は縮小して表示されてしまうため、利用者の操作性が低下してしまう、という課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、請求項1に係る発明は、通信端末上で所定の機能を実行させるための操作画面に係る情報を管理する管理サーバであって、前記通信端末で起動されている第1の機能を識別する第1機能識別情報を受信する受信手段と、前記第1の機能と、前記第1の機能とは異なる第2の機能と、を前記通信端末の操作画面を分割した分割操作画面でそれぞれ実行する場合、前記第2の機能に割り当てられる操作手段のうち、前記第1機能識別情報に関連付けられている操作手段を選択する選択手段と、前記分割操作画面のうち、前記第2の機能を実行するための分割操作画面に対して選択された操作手段情報を、前記通信端末に対して送信する送信手段と、を有する、ことを特徴とする管理サーバを提供する。
【発明の効果】
【0006】
以上説明したように本発明によれば、分割後の分割操作画面において、利用者が所望する操作ボタン(操作手段の一例)を選択して操作可能にすることで、利用者の操作性を維持することが可能になる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1の実施形態に係る管理システムの全体構成の一例を示す図である。
実施形態に係る管理サーバのハードウエア構成の一例を示す図である。
実施形態に係る通信端末のハードウエア構成の一例を示す図である。
実施形態に係る管理システムの機能構成の一例を示す図である。
実施形態に係るログイン情報管理テーブルの一例を示す概念図である。
実施形態に係る機能情報管理テーブルの一例を示す概念図である。
実施形態に係る呼出元情報管理テーブルの一例を示す概念図である。
実施形態に係る呼出先情報管理テーブルの一例を示す概念図である。
実施形態に係る呼出履歴管理テーブルの一例を示す概念図である。
実施形態に係るログイン情報管理テーブルの一例を示す概念図である。
実施形態に係る管理者による各種設定情報の生成及び登録時のシーケンス図の一例である。
実施形態に係るログイン時の表示画面の一例を示す図である。
実施形態に係る各種設定情報の入力時の表示画面の一例を示す図である。
実施形態に係る利用者によるログイン時のシーケンス図の一例である。
実施形態に係る呼出元の通信端末の表示画面及び呼出先の通信端末の表示画面の一例を示す図であり、(a)は所定の機能を起動中の呼出元の操作画面の一例、(b)は所定の機能を起動中の呼出元が呼び出した呼出先の呼出画面の一例である。
実施形態に係る呼出元の通信端末における複数の操作ボタンを含む操作画面の一例を示す図であり、(a)は所定の機能を起動中の呼出元における待機中の操作画面の一例、(b)は所定の機能を起動中の呼出元における呼出中の呼出画面の一例である。
実施形態に係るボタン情報選択処理のシーケンス図の一例である。
実施形態に係る通信端末の操作画面を分割する際の表示画面の一例を示す図であり、(a)は第1の機能により第2の機能を起動後、画面分割を行う際の操作画面の一例、(b)は画面分割後の操作画面の一例である。
実施形態に係るボタン情報選択処理の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態に係る通信端末の起動元機能の違いによる表示画面の一例を示す図であり、(a)は起動元アプリAを含む分割操作画面の一例、(b)は起動元アプリBを含む分割操作画面の一例である。
第2の実施形態に係る管理システムの全体構成の一例を示す図である。
第2の実施形態に係る通信端末の起動元機能の違いによる表示画面の一例を示す図であり、(a)は起動元アプリAを含む分割操作画面の一例、(b)は起動元アプリBを含む分割操作画面の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を用いて、発明を実施するための形態について説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する部分があればその説明を省略する。
【0009】
〔第1の実施形態〕
<管理システム>
まず、本実施形態に係る管理システムについて説明する。図1は、実施形態に係る管理システムの全体構成の一例を示す図である。図1に示す管理システム1(管理システムの一例)は、利用者が利用する通信端末3(通信端末の一例)において、分割された分割操作画面に対して所定の機能に係る操作ボタンを選択的に表示させることを可能にするシステムである。
【0010】
管理システム1は、管理サーバ2(管理装置の一例)及び通信端末3(通信端末の一例)を有している。管理サーバ2及び通信端末3は、通信ネットワーク100を介してそれぞれ互いに接続されている。通信ネットワーク100は、不特定多数の通信が行われる通信ネットワークであり、インターネット、イントラネット、LAN(Local Area Network)等によって構築されている。なお、通信ネットワーク100には、有線通信だけでなく、4G(4th Generation)、5G(5th Generation)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、LTE(Long Term Evolution)等の無線通信による通信ネットワークが含まれてもよい。これにより、管理サーバ2及び通信端末3は、専用の有線ケーブルで直接接続されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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