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公開番号
2024104481
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-05
出願番号
2023008707
出願日
2023-01-24
発明の名称
ラミネート処理システム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B29C
63/02 20060101AFI20240729BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】ラミネート処理システムにおいて、シート剥離装置と市販のラミネート定着装置を使ってラミネート処理するための手間を省き、設置スペースを小さくするためにラミネート定着装置をシート剥離装置上に載置するときの位置合わせを簡単にする。
【解決手段】2枚重ねシートを剥離して、そこに中紙Pを挿入したシートSpを作成するシート剥離装置であって、ラミネート定着装置20を設置可能な上面を有するシート剥離装置100を有し、前記シート剥離装置100は、前記シートの搬送方向に直交する方向における前記ラミネート定着装置20の位置を規制する第一位置決め部材160を複数有し、前記第一位置決め部材160はそれぞれ移動可能である、ことを特徴とするラミネート処理システム200を提案する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
2枚重ねシートを剥離して、そこに中紙を挿入したシートを作成するシート剥離装置であって、ラミネート定着装置を設置可能な上面を有するシート剥離装置を有し、
前記シート剥離装置は、前記シートの搬送方向に直交する方向における前記ラミネート定着装置の位置を規制する第一位置決め部材を複数有し、
前記第一位置決め部材はそれぞれ移動可能である、ことを特徴とするラミネート処理システム。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記シート剥離装置は、前記シートの搬送方向における前記ラミネート定着装置の位置を規制する第二位置決め部材を複数有し、前記第二位置決め部材はそれぞれ移動可能である、ことを特徴とする請求項1に記載のラミネート処理システム。
【請求項3】
前記シート剥離装置から前記シートを前記ラミネート定着装置に搬送する搬送部を有し、
前記搬送部は前記ラミネート定着装置に対して着脱可能である、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のラミネート処理システム。
【請求項4】
前記搬送部と前記ラミネート定着装置が接触することで、前記ラミネート定着装置の移動が規制される、ことを特徴とする請求項3に記載のラミネート処理システム。
【請求項5】
前記搬送部が回転駆動可能なローラを有する、ことを特徴とする請求項3に記載のラミネート処理システム。
【請求項6】
前記搬送部が鉛直方向に伸縮可能である、ことを特徴とする請求項3に記載のラミネート処理システム。
【請求項7】
前記搬送部の排出口の角度が調整可能である、ことを特徴とする請求項3に記載のラミネート処理システム。
【請求項8】
前記シート剥離装置は、その上面に、前記ラミネート定着装置の設置方向を示す目印を有する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のラミネート処理システム。
【請求項9】
前記シート剥離装置は、前記ラミネート定着装置を鉛直方向に調整する鉛直方向調整機構を有する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のラミネート処理システム。
【請求項10】
前記ラミネート定着装置の前記搬送部に対する平行度を調整する平行度調整機構を有する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のラミネート処理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ラミネート処理システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、ラミネートフィルム内に、印刷物を挿入し、熱と圧力を加えて、ラミネートフィルムと印刷物を接着するラミネート処理が知られている。ラミネート処理により、掲示物やメニュー表などの印刷物をフィルムに挟むことで、印刷物の強度を高めるとともに汚れから守ることができる。しかしながら、ラミネート処理のためにはユーザーが手作業でフィルムを剥離し、挟み込みたい印刷物を正確な位置に挟み、その後ラミネート加工機によりラミネート処理を行う必要があるため、手間を要する作業である。
【0003】
このため、特許文献1では、自動で2枚重ねのラミネートフィルムを剥離し、印刷物を挿入するシート剥離装置が開示されている。このシート剥離装置では、出力物(ラミネートフィルムに印刷物を挿入したもの)をラミネート処理するために別途ラミネータを用意する必要があり又はラミネータとして機能する熱加圧ローラを備える必要があり、ラミネータを個別に設置するための設置スペースを確保する必要がある。ラミネータの設置スペースを確保したとしても、手作業によって出力物をラミネータへ通す必要があるため、手間がかかる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ラミネータの設置スペースを小さくしながら、自動でラミネート処理を行うにはシート剥離装置の上にラミネータを載せて両者を連結すればよいが、シート剥離装置から搬送された出力物を案内するための案内経路が必要となる。また、シート剥離装置の出力物をラミネータに搬送するためには、シート剥離装置からの出力物の搬送経路に対してラミネータの位置合わせを行わなければならない。
【0005】
しかし、多様なラミネータが市販されているため、長手方向におけるシート剥離装置の搬送ローラの中心がラミネータの外郭の中心と一致しなかったり、短手方向ではラミネータの外郭からシートの挿入口までの距離がラミネータ毎に異なったり、鉛直方向ではラミネータの設置面からシートの挿入口までの距離がラミネータ毎に異なったりする。このため、簡単にラミネータの位置合わせができなかった。
【0006】
そこで本発明は、ラミネート処理システムにおいて、シート剥離装置と市販のラミネート定着装置を使ってラミネート処理するための手間を省き、設置スペースを小さくするためにラミネート定着装置をシート剥離装置上に載置するときの位置合わせを簡単にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この課題は、2枚重ねシートを剥離して、そこに中紙を挿入したシートを作成するシート剥離装置であって、ラミネート定着装置を設置可能な上面を有するシート剥離装置を有し、前記シート剥離装置は、前記シートの搬送方向に直交する方向における前記ラミネート定着装置の位置を規制する第一位置決め部材を複数有し、前記第一位置決め部材はそれぞれ移動可能である、ことを特徴とするラミネート処理システムにより解決される。
【発明の効果】
【0008】
ラミネート処理システムにおいて、シート剥離装置と市販のラミネート定着装置を使ってラミネート処理するための手間を省き、設置スペースを小さくするためにラミネート定着装置をシート剥離装置上に載置するときの位置合わせを簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係るラミネート処理システムの全体構成図である。
ラミネート処理システム200の概略図である。
ラミネート処理システム200の概略平面図である。
本発明の一実施形態に係るラミネート処理システムの概略構成図である。
本発明の一実施形態に係るラミネート処理システムの概略構成図である。
図4の矢印C方向に見た搬送部30の概略斜視図である。
本発明の一実施形態に係るラミネート処理システム200の概略構成図である。
本発明の一実施形態に係るラミネート処理システム200の概略構成図である。
本発明の一実施形態に係るラミネート処理システム200の概略構成図である。
排出角度調整レバー43が設けられた搬送部30の概略斜視図である。
本発明の一実施形態に係るラミネート処理システム200の概略平面図である。
本発明の一実施形態に係るラミネート処理システム200の概略構成図である。
本発明の一実施形態に係るラミネート処理システム200の概略構成図である。
平行度調整前後のラミネート処理システム200の概略平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態について説明する前に、実施形態の理解を容易にするための予備的事項について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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