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公開番号2024104016
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-02
出願番号2023008013
出願日2023-01-23
発明の名称苗移植機
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類A01C 11/02 20060101AFI20240726BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】取り扱いを容易にするために育苗床材に厚みの薄いウレタンマットを用いて軽量にしたロール苗から一株分の苗を分割して圃場に植付ける乗用型田植機がある。然しながら、ロ-ル苗の苗床部が苗載置台の左右往復移動にて左右幅が潰れて狭くなり、苗載置台の苗載せ部の左右両端部では苗植付装置が掻き取って圃場に植付ける一株の苗本数が少なくなる、または、欠株となるような事態が発生する。そこで、ロ-ル苗の苗床部が苗載置台の左右往復移動にて左右幅が潰れて狭くなることを防止して、適切な苗移植作業が行なえる苗移植機を提供する。
【解決手段】苗受け板近傍にロール苗を苗載せ面に押圧する苗押さえ体21を装備した苗押さえ装置20を設け、苗押さえ装置20の左右両端部を支持する支持部24に苗押さえ体21が苗載せ面から離れる方向に移動するのを規制する規制部26bを設ける。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
左右往復移動する苗載置台(11)の各苗載せ部(11a)に載置されたロール苗(N)下端部に対向して設けた苗受け板(16)から各苗植付装置(13)が一株分の苗を取り出して圃場に植付ける苗移植機において、苗受け板(16)近傍に苗載せ部(11a)の苗載せ面から所定間隔離れて配置され苗載せ面に沿って上方に向けて延びてロール苗(N)を苗載せ面に押圧する苗押さえ体(21)を装備した苗押さえ装置(20)を設け、苗載せ部(11a)の側壁(11b)に基部(24a)が固定された支持部(24)にて苗押さえ装置(20)の左右両端部を支持し、該支持部(24)に苗押さえ体(21)が苗載せ面から離れる方向に移動するのを規制する規制部(26b)を設けたことを特徴とする苗移植機。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
支持部(24)を少なくとも2つ以上の隣接する苗載せ部(11a)の間隔で設けたことを特徴とする請求項1記載の苗移植機。
【請求項3】
苗押さえ装置(20)が横杆(22)に複数の苗押さえ体(21)を設けて構成され、支持部(24)に横杆(22)の左右端部の軸部が嵌入する上方が開口した係合孔(26a)と横杆(22)の左右端部の折り曲げ部(22a)が嵌入する上方が開放した規制部(26b)で構成された嵌入部(26)を設け、係合孔(26a)の上方開口部には嵌入した横杆(22)が上方に抜けることを防止する抜け止め部(26c)を設けたことを特徴とする請求項1記載の苗移植機。
【請求項4】
苗押さえ体(21)を苗減少センサ(25)の上方まで延設し、横杆(22)にロール苗(N)の苗床部(Na)を押下する複数の苗押さえピース(23)を設けたことを特徴とする請求項3記載の苗移植機。
【請求項5】
係合孔(26a)を苗載せ部(11a)から離れる方向に複数並列して設けたことを特徴とする請求項3または請求項4記載の苗移植機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ロール苗から一株分の苗を分割して圃場に植付ける苗移植機に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、運搬やロ-ル苗供給部への装填等の取り扱いを容易にするために、苗床部材に厚みが3mm~7mmのウレタンマットを用いて軽量にしたロール苗から一株分の苗を分割して圃場に植付ける乗用型田植機がある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-078523号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
然しながら、ロ-ル苗供給部から繰り出されて苗載置台の各苗載せ部上に載置されたロ-ル苗の苗床部が苗載置台の左右往復移動にて左右幅が潰れて狭くなり、苗載置台の苗載せ部の左右両端部では苗植付装置が掻き取って圃場に植付ける一株の苗本数が少なくなる、または、ロ-ル苗が無くて欠株となるような事態が発生する課題があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ロ-ル苗の苗床部が苗載置台の左右往復移動にて左右幅が潰れて狭くなることを防止して、適切な苗移植作業が行なえる苗移植機を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、左右往復移動する苗載置台11の各苗載せ部11aに載置されたロール苗N下端部に対向して設けた苗受け板16から各苗植付装置13が一株分の苗を取り出して圃場に植付ける苗移植機において、苗受け板16近傍に苗載せ部11aの苗載せ面から所定間隔離れて配置され苗載せ面に沿って上方に向けて延びてロール苗Nを苗載せ面に押圧する苗押さえ体21を装備した苗押さえ装置20を設け、苗載せ部11aの側壁11bに基部24aが固定された支持部24にて苗押さえ装置20の左右両端部を支持し、該支持部24に苗押さえ体21が苗載せ面から離れる方向に移動するのを規制する規制部26bを設けた苗移植機である。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、苗受け板16近傍に苗載せ部11aの苗載せ面から所定間隔離れて配置され苗載せ面に沿って上方に向けて延びてロール苗Nを苗載せ面に押圧する苗押さえ体21を装備した苗押さえ装置20を設け、苗載せ部11aの側壁11bに基部24aが固定された支持部24にて苗押さえ装置20の左右両端部を支持し、該支持部24に苗押さえ体21が苗載せ面から離れる方向に移動するのを規制する規制部26bを設けたので、苗載置台11が左右往復移動しても苗載せ面上のロ-ル苗Nが苗載せ面上で左右方向にスライド移動することを防止して苗床部Naの潰れが防止され、苗載せ面上のロ-ル苗Nの左右幅が保たれ、苗植付装置13が取り出して圃場に植付ける一株の苗本数が所定数を維持して適切な苗移植が行える。
【0008】
請求項2記載の発明は、支持部24を少なくとも2つ以上の隣接する苗載せ部11aの間隔で設けた請求項1記載の苗移植機である。
【0009】
請求項3記載の発明は、苗押さえ装置20が横杆22に複数の苗押さえ体21を設けて構成され、支持部24に横杆22の左右端部の軸部が嵌入する上方が開口した係合孔26aと横杆22の左右端部の折り曲げ部22aが嵌入する上方が開放した規制部26bで構成された嵌入部26を設け、係合孔26aの上方開口部には嵌入した横杆22が上方に抜けることを防止する抜け止め部26cを設けた請求項1記載の苗移植機である。
【0010】
請求項4記載の発明は、苗押さえ体21を苗減少センサ25の上方まで延設し、横杆22にロ-ル苗Nの苗床部Naを押下する複数の苗押さえピース23を設けた請求項3記載の苗移植機である。
(【0011】以降は省略されています)

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