TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024103684
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2024089610,2021207076
出願日2024-06-03,2021-12-21
発明の名称電子機器
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類H01H 13/14 20060101AFI20240725BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】操作ボタンが誤った向きで筐体に組付けられてしまうことを防止する。
【解決手段】関数電卓100は、鍔212bを有する操作ボタン212と、操作ボタン212が挿入される開口1Cが形成された機器ケース1を備え、機器ケース1には、操作ボタン212を正しい向き(或る向き)で開口1Cに挿入する場合、鍔212bとは重ならず、操作ボタン212を正しい向き以外の向きで開口1Cに挿入しようとする場合、鍔212bと重なる規制部(枠部1A1,ガイドリブ1A2)が設けられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
鍔を有する操作ボタンと、
前記操作ボタンが挿入される開口が形成された機器ケースを備え、
前記機器ケースには、前記操作ボタンを或る向きで前記開口に挿入する場合、前記鍔とは重ならず、前記操作ボタンを前記或る向き以外の向きで前記開口に挿入しようとする場合、前記鍔と重なる規制部が設けられている、
ことを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記機器ケースには、前記規制部として、前記操作ボタンを前記開口に挿入する際に前記機器ケースの或る領域への前記鍔の受け入れを案内するガイドリブが設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記鍔は、上下左右のうちの一方向に延出する第1の延出部と、当該一方向とは反対方向に延出する第2の延出部と、を具備し、
前記第1の延出部は、前記延出する方向と直交する方向の幅が前記第2の延出部の当該幅よりも大きく、
前記ガイドリブは、前記第1の延出部の前記幅よりも広い間隔で設けられた一対の第1突片と、前記第2の延出部の前記幅よりも広く且つ前記第1の延出部の前記幅よりも狭い間隔で設けられた一対の第2突片と、を具備し、
前記一対の第1突片は、前記鍔を前記或る領域へ受け入れたときに前記第1の延出部を側方から挟み込む位置に設けられ、
前記一対の第2突片は、前記鍔を前記或る領域へ受け入れたときに前記第2の延出部を側方から挟み込む位置に設けられている、
ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記機器ケースには、前記規制部として、前記或る領域を区画する枠部が設けられており、
前記枠部は、前記操作ボタンを前記或る向きで前記開口に挿入する場合、前記鍔とは重ならず、前記操作ボタンを前記或る向き以外の所定の向きで前記開口に挿入しようとする場合、前記鍔と重なる、
ことを特徴とする請求項2~3のいずれか一項に記載の電子機器。
【請求項5】
前記ガイドリブは、前記操作ボタンが或る角度まで回動した場合に前記鍔と係合して当該操作ボタンが当該或る角度を超えて回動することを阻止する、
ことを特徴とする請求項2~4のいずれか一項に記載の電子機器。
【請求項6】
鍔を有する操作ボタンが挿入される開口が形成された機器ケースを準備することと、
前記操作ボタンを準備することと、
前記開口に前記操作ボタンを或る向きで挿入することと、
を含み、
前記機器ケースには、前記操作ボタンを前記或る向きで前記開口に挿入する場合、前記鍔とは重ならず、前記操作ボタンを前記或る向き以外の向きで前記開口に挿入しようとする場合、前記鍔と重なる規制部が設けられている、
ことを特徴とする電子部品の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器及び当該電子機器の製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電子卓上計算機(電卓)は、簡易な演算を行う際に広く利用されている。特に、電子卓上計算機では、多数の計算を行うなどの事務用途で迅速かつ正確な入力操作が可能となるように、キー配置が定められ、また、キータッチが工夫されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-128938号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示されているキースイッチでは、キートップの周囲に脚部が突設されている。この脚部は、筐体の開口の周縁部と係合することにより、キートップの当該筐体からの飛び出しを防止するものであるが、上下左右対称に4箇所に分散させて突設されているため、キートップを筐体に組み付ける際に、上下を逆さまにして組み付けてしまうおそれがある。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、操作ボタンが誤った向きで筐体に組付けられてしまうことを防止することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明に係る電子機器は、
鍔を有する操作ボタンと、
前記操作ボタンが挿入される開口が形成された機器ケースを備え、
前記機器ケースには、前記操作ボタンを或る向きで前記開口に挿入する場合、前記鍔とは重ならず、前記操作ボタンを前記或る向き以外の向きで前記開口に挿入しようとする場合、前記鍔と重なる規制部が設けられている、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、操作ボタンが誤った向きで筐体に組付けられてしまうことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
電子機器の一例としての関数電卓の概観を示す斜視図である。
関数電卓の機能構成を示すブロック図である。
キーの構造を示す概略図である。
上部ケース(機器ケース)の開口に操作ボタンを挿入する局面を示した図である。
(a)は上部ケースの開口に操作ボタンを正しい向きで挿入した状態を示す図、(b)は上部ケースの開口に操作ボタンを誤った向きで挿入しようとした状態を示す図、(c)は上部ケースの開口に挿入された操作ボタンを紙面上時計回りで回動させたときの状態を示す図である。
(a)は図5(a)の左上隅の部分を拡大した図、(b)は図5(a)の左下隅の部分を拡大した図である。
(a)~(e)は上部ケースの開口に操作ボタンを誤った向きで挿入しようとした状態を示す図である。
(a)~(e)は上部ケースの開口に操作ボタンを誤った向きで挿入しようとした状態を示す図である。
(a)は従来のガイドリブを説明するための図、(b)は従来のガイドリブを有する場合において操作ボタンの端の押下操作がなされたときの当該操作ボタンの状態を示す図、(c)は本実施形態のガイドリブを有する場合において操作ボタンの端の押下操作がなされたときの当該操作ボタンの状態を示す図である。
(a)は鍔及びガイドリブを対象とした各種寸法の測定箇所を示す図、(b)はタイプIのキー群とタイプIIのキー群との当該各種寸法の対応関係を示す表である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る電子機器の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下では、電子機器が関数電卓である場合について説明するが、本発明は、電子機器が関数電卓である場合に限定されず、機器ケースの開口に押下操作可能に挿入された操作ボタンを備える電子機器であればどのような電子機器にも適用される。
【0010】
図1は、本実施形態に係る電子機器の例としての関数電卓の斜視図である。図1に示すように、関数電卓100は、各種キー群を有する入力キー群2と、ディスプレイ10と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
八木アンテナ
28日前
東ソー株式会社
絶縁電線
27日前
日本精機株式会社
回路基板収容箱
1か月前
エイブリック株式会社
半導体装置
13日前
サンケン電気株式会社
半導体装置
13日前
株式会社GSユアサ
蓄電素子
26日前
東京パーツ工業株式会社
コイル装置
20日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
20日前
オリオン機械株式会社
電源装置
22日前
株式会社東京精密
シート剥離装置
18日前
ローム株式会社
半導体装置
12日前
光森科技有限公司
光源モジュール
14日前
日本無線株式会社
導波管接続構造
26日前
住友電装株式会社
コネクタ
20日前
東京応化工業株式会社
基板支持体
8日前
株式会社CTK
アンテナ取付装置
5日前
住友電気工業株式会社
半導体装置
26日前
TDK株式会社
コイル部品
5日前
株式会社ドクター中松創研
V3D半導体
7日前
株式会社東京精密
シート剥離装置
8日前
株式会社ミクニ
電磁アクチュエータ
5日前
ニチコン株式会社
コンデンサ
28日前
ミクロエース株式会社
基板処理方法
1日前
株式会社半導体エネルギー研究所
二次電池
4日前
矢崎総業株式会社
端子
8日前
AIメカテック株式会社
光照射装置
4日前
富士電機株式会社
半導体装置
28日前
三菱電機株式会社
半導体装置
20日前
マクセル株式会社
扁平形電池
12日前
河村電器産業株式会社
速結端子
7日前
旭化成株式会社
紫外線発光装置
20日前
ミクロン電気株式会社
セメント抵抗器
15日前
グンゼ株式会社
導電性フィルム
25日前
TDK株式会社
電子部品
27日前
株式会社ディスコ
ウェーハの加工方法
7日前
TDK株式会社
電子部品
26日前
続きを見る