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公開番号
2024110169
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-15
出願番号
2023014581
出願日
2023-02-02
発明の名称
蓄電素子
出願人
株式会社GSユアサ
代理人
個人
主分類
H01M
10/04 20060101AFI20240807BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】容器内への電極体の収容を容易にできる蓄電素子を提供する。
【解決手段】蓄電素子10は、極板が巻回された電極体700と、電極体の巻回軸方向に沿って延びる絶縁体と、電極体及び絶縁体を収容する扁平な容器100と、を備え、絶縁体における巻回軸方向の一端部には第一導電部材620が取り付けられ、絶縁体における巻回軸方向の他端部には第二導電部材630が取り付けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
極板が巻回された電極体と、
前記電極体の巻回軸方向に沿って延びる絶縁体と、
前記電極体及び前記絶縁体を収容する扁平な容器と、を備え、
前記絶縁体における前記巻回軸方向の一端部には第一導電部材が取り付けられている
蓄電素子。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記絶縁体における前記巻回軸方向の他端部には第二導電部材が取り付けられている
請求項1に記載の蓄電素子。
【請求項3】
前記第一導電部材は前記電極体における前記巻回軸方向の一端部に接合されていて、
前記第二導電部材は前記電極体における前記巻回軸方向の他端部に接合されている
請求項2に記載の蓄電素子。
【請求項4】
前記容器における前記巻回軸方向の両端部に設置された一対の端子を備え、
前記第一導電部材には、前記巻回軸方向に突出し、前記一対の端子のうち一方の端子に接合される第一接合部が設けられており、
前記第二導電部材には、前記巻回軸方向に突出し、前記一対の端子のうち他方の端子に接合される第二接合部が設けられている
請求項3に記載の蓄電素子。
【請求項5】
前記容器は、前記巻回軸方向に長尺な形状形成されており、
前記容器は、前記巻回軸方向における両端部が開放された容器本体と、前記容器本体の両端部における開放部を閉塞する容器蓋体とを有する
請求項1~4のいずれか一項に記載の蓄電素子。
【請求項6】
前記絶縁体は、前記電極体と隣り合う位置に配置されている
請求項1~4のいずれか一項に記載の蓄電素子。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電素子に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、筒型の電池缶に電極群を収容した二次電池が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-161555号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電池缶に電極群を挿入する際においては、電極群が変形する場合があり、この場合、電池缶内に電極群を挿入しにくくなる。
【0005】
このため、本発明は、容器内への電極体の収容を容易にできる蓄電素子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る蓄電素子は、極板が巻回された電極体と、前記電極体の巻回軸方向に沿って延びる絶縁体と、前記電極体及び前記絶縁体を収容する扁平な容器と、を備え、前記絶縁体における前記巻回軸方向の一端部には第一導電部材が取り付けられている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る蓄電素子によれば、容器内への電極体の収容を容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施の形態に係る蓄電素子の外観を示す斜視図である。
図2は、実施の形態に係る蓄電素子を分解して各構成要素を示す分解斜視図である。
図3は、実施の形態に係る芯材を示す斜視図である。
図4は、実施の形態に係る電極体の構成を示す斜視図である。
図5は、実施の形態に係る電極体と芯材とをX軸プラス方向から見た平面図である。
図6は、変形例1に係る電極体と芯材とをX軸プラス方向から見た平面図である。
図7は、変形例2に係る容器本体及び容器蓋体を示す分解斜視図である。
図8は、実施の形態に係る蓄電素子を備えた蓄電装置を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(1)発明の一態様に係る蓄電素子は、極板が巻回された電極体と、前記電極体の巻回軸方向に沿って延びる絶縁体と、前記電極体及び前記絶縁体を収容する扁平な容器と、を備え、前記絶縁体における前記巻回軸方向の一端部には第一導電部材が取り付けられている。
【0010】
これによれば、絶縁体において巻回軸方向の一端部に第一導電部材が取り付けられているので、絶縁体を補強できる。このような絶縁体が電極体の巻回軸方向に沿って配置されているので、電極体の変形を抑制できる。これにより容器への電極体の収容を容易にできる。
(【0011】以降は省略されています)
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