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公開番号2024112553
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-21
出願番号2023017674
出願日2023-02-08
発明の名称コイル装置
出願人東京パーツ工業株式会社
代理人
主分類H01F 27/32 20060101AFI20240814BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】巻枠部を被覆する被覆部が離脱することを防止することができるコイル装置を提供する。
【解決手段】コイル装置10は、ボビン部11と、コイル部12と、コア部13と、被覆部16と、を具備する。ボビン部11は、巻枠部111と、端子台部112と、を有する。巻枠部111は、巻回部1111と、巻回部1111の両端側に配設された鍔部1112と、鍔部1112の端部から成る顎部1113と、を有する。コイル部12は、巻回部1111に巻回される巻線部121を有する。コア部13は、巻枠部111の近傍に所定の磁気回路を形成するように配設される。被覆部16は、巻枠部111およびコア部13を被覆し、且つ、顎部1113に係止される。
【選択図】図5


特許請求の範囲【請求項1】
ボビン部と、コイル部と、コア部と、被覆部と、を具備し、
前記ボビン部は、巻枠部と、端子台部と、を有し、
前記巻枠部は、巻回部と、前記巻回部の両端側に配設された鍔部と、前記鍔部の端部から成る顎部と、を有し、
前記コイル部は、前記巻回部に巻回される巻線部を有し、
前記コア部は、前記巻枠部の近傍に所定の磁気回路を形成するように配設され、
前記被覆部は、前記巻枠部および前記コア部を被覆し、且つ、前記顎部に係止されることを特徴とするコイル装置。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記顎部は、前記鍔部と前記端子台部との境界近傍に配設されることを特徴とする請求項1に記載のコイル装置。
【請求項3】
前記被覆部は、収縮することにより前記顎部に係止されるものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコイル装置。
【請求項4】
前記ボビン部は、空洞部を有し、
前記コア部は、その一部が前記空洞部の一方側部分に配置される第1コア部と、その一部が前記空洞部の他方側部分に配置される第2コア部と、を有し、
前記第1コア部および前記第2コア部は、前記被覆部により外側から覆われることを特徴とする請求項1に記載のコイル装置。
【請求項5】
前記コア部は、側脚部と、中脚部と、前記側脚部と前記中脚部とを連結する連結部と、を具備し、
前記連結部の長手方向は、実装面に対して略垂直であることを特徴とする請求項1または請求項4に記載のコイル装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コイル装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
コイル装置は、螺旋状また円状に巻かれた導線から成り、様々な機器に組み込まれて使用される。例えば、コイル装置は、インダクタ、トランス等として各種機器に用いられる。
【0003】
また、コイル装置において、巻回された導線から成る巻線部は、絶縁のために樹脂膜により被覆される。巻線部を樹脂膜により被覆する発明は、以下の特許文献に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平1-158710号公報
実開昭62-122318号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記した各特許文献に記載されたコイル装置では、巻線部を樹脂膜により確実に被覆する観点から改善の余地があった。
【0006】
例えば、特許文献1を参照すると、コアは熱収縮性ゴムチューブにより被覆される。また、熱収縮性ゴムチューブは、外側面、側壁および端子台も被覆する。しかしながら、熱収縮性ゴムチューブは、一次コイル、二次コイルの周囲(特に上方)に対する絶縁には寄与していない。また、特許文献2に記載された構成においては、熱収縮チューブはコイル周辺を被覆しているが、コイル装置に対して強固に係合されている箇所が無いことから、使用状況下において熱収縮チューブが外れてしまう恐れがあった。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、巻枠部を被覆する被覆部が離脱することを防止することができるコイル装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のコイル装置は、ボビン部と、コイル部と、コア部と、被覆部と、を具備し、前記ボビン部は、巻枠部と、端子台部と、を有し、前記巻枠部は、巻回部と、前記巻回部の両端側に配設された鍔部と、前記鍔部の端部から成る顎部と、を有し、前記コイル部は、前記巻回部に巻回される巻線部を有し、前記コア部は、前記巻枠部の近傍に所定の磁気回路を形成するように配設され、前記被覆部は、前記巻枠部および前記コア部を被覆し、且つ、前記顎部に係止されることを特徴とする。
【0009】
また、本発明のコイル装置では、前記顎部は、前記鍔部と前記端子台部との境界近傍に配設されることを特徴とする。
【0010】
また、本発明のコイル装置では、前記被覆部は、収縮することにより前記顎部に係止されるものであることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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