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公開番号
2024116055
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-27
出願番号
2023100159
出願日
2023-06-19
発明の名称
光源モジュール
出願人
光森科技有限公司
代理人
個人
主分類
H01L
33/60 20100101AFI20240820BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】光学パターンを柔軟に調整することのできる光源モジュールを提供する。
【解決手段】光源モジュール10は、基板100、発光デバイス120、封止構造140、および光学パターン160を含む。発光デバイスは、基板の表面100sに配置される。封止構造は、基板の表面に配置され、発光デバイスを覆う。光学パターンは、封止構造によって覆われ、発光デバイスと重なる。光学パターンは、部分透過および部分反射の特性を有し、第1アクティブゾーンAZ1および第2アクティブゾーンAZ2を備える。第1アクティブゾーンおよび第2アクティブゾーンは、基板の表面に対して平行な方向に配置される。光学パターンの第1アクティブゾーンおよび第2アクティブゾーンは、それぞれ第1透過率および第2透過率を有し、第1透過率は、第2透過率とは異なる。
【選択図】図2A
特許請求の範囲
【請求項1】
基板と、
前記基板の表面に配置された発光デバイスと、
前記基板の前記表面に配置され、前記発光デバイスを覆う封止構造と、
前記封止構造によって覆われ、前記発光デバイスと重なる光学パターンと、
を含み、前記光学パターンが、部分透過および部分反射の特性を有し、第1アクティブゾーンおよび第2アクティブゾーンを備え、前記第1アクティブゾーンおよび前記第2アクティブゾーンが、前記基板の前記表面に対して平行な方向に配置され、前記光学パターンの前記第1アクティブゾーンおよび前記第2アクティブゾーンが、それぞれ第1透過率および第2透過率を有し、前記第1透過率が、前記第2透過率とは異なる光源モジュール。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記光学パターンの前記発光デバイスに面する表面と前記基板の前記表面の間が、第1高さを有し、前記封止構造が、前記基板の前記表面の法線方向において第2高さを有し、前記第1高さ対前記第2高さの比率が、0.5未満である請求項1に記載の光源モジュール。
【請求項3】
前記光学パターンが、互いに反対側を向いた第1表面および第2表面を有し、前記第1表面が、前記発光デバイスに面し、前記第2表面に対して平行であり、前記光学パターンが、前記第1アクティブゾーンおよび前記第2アクティブゾーンにおいて複数の反射粒子を備え、前記第1アクティブゾーンにおける前記反射粒子のドーピング濃度が、前記第2アクティブゾーンにおける前記反射粒子のドーピング濃度とは異なる請求項1に記載の光源モジュール。
【請求項4】
前記光学パターンが、互いに反対側を向いた第1表面および第2表面を有し、前記第1表面が、前記発光デバイスに面し、前記第2表面に対して傾斜しており、前記光学パターンが、前記第1アクティブゾーンおよび前記第2アクティブゾーンにおいて複数の反射粒子を備え、前記第1アクティブゾーンにおける前記反射粒子のドーピング濃度が、前記第2アクティブゾーンにおける前記反射粒子のドーピング濃度と同じである請求項1に記載の光源モジュール。
【請求項5】
前記光学パターンが、複数の孔を備え、前記第1アクティブゾーンにおける前記孔の分布密度が、前記第2アクティブゾーンにおける前記孔の分布密度とは異なる請求項1に記載の光源モジュール。
【請求項6】
前記孔が、複数の第1孔および複数の第2孔を含み、各前記第1孔の第1孔径が、各前記第2孔の第2孔径とは異なる請求項5に記載の光源モジュール。
【請求項7】
前記光学パターンが、複数の孔を備え、前記第1アクティブゾーンにおける前記孔の分布密度が、前記第2アクティブゾーンにおける前記孔の分布密度と同じであり、前記孔が、複数の第1孔および複数の第2孔を含み、各前記第1孔が、第1孔深さを有し、各前記第2孔が、第2孔深さを有し、前記第1孔深さが、前記第2孔深さとは異なる請求項1に記載の光源モジュール。
【請求項8】
前記光学パターンが、互いに反対側を向いた第1表面および第2表面を有し、複数の孔を備え、前記孔が、前記第1表面と前記第2表面の間で延伸し、各前記孔の延伸方向が、前記第1表面または前記第2表面に対して傾斜している請求項1に記載の光源モジュール。
【請求項9】
前記光学パターンが、互いに反対側を向いた第1表面および第2表面を有し、複数の孔を備え、前記第1表面が、各前記孔を定義する第1開口を有し、前記第2表面が、各前記孔を定義する第2開口を有し、前記第1開口の開口面積が、前記第2開口の開口面積とは異なる請求項1に記載の光源モジュール。
【請求項10】
前記光学パターンが、互いに反対側を向いた第1表面および第2表面を有し、複数の孔を備え、前記第1表面が、各前記孔を定義する第1開口を有し、前記第2表面が、各前記孔を定義する第2開口を有し、前記第1開口および前記第2開口のそれぞれの開口輪郭が、円形、矩形、または多角形である請求項1に記載の光源モジュール。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学モジュールに関するものであり、特に、光源モジュールに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
液晶ディスプレイなどの非自発光ディスプレイの応用が増えるにつれて、バックライトモジュールの設計もさまざまな用途に合わせて調整する必要がある。パネル製品に対するハイダイナミックレンジ(high dynamic range, HDR)およびハイコントラスト表示の要求に応えるために、バックライトモジュールは、ローカルディミング(local dimming)を実現することが求められる。そのため、直下型バックライトモジュールを主要な光源構造として扱うことが、徐々に市場の主流となっている。この種のバックライトモジュールは、薄さ(例えば、光学距離が10mm未満)を達成することが期待されているため、通常、発光デバイスを反射部材や反射構造を有する封止層で覆うことによって、バックライトモジュールの発光面で比較的均一な発光効果を達成する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、反射部材または反射構造の配置によって、この種のバックライトモジュールの発光面は、発光デバイスが重なる領域に反射によるダークスポットが発生しやすいため、全体的な発光の均一性に影響を与える。したがって、いかにして超薄膜直下型バックライトモジュールの光均一性を向上させるかが、関連業者の研究開発の優先課題の1つとなっている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、発光デバイスと重なる領域において良好な光出力均一性を示し、出力された光の光学パターンを柔軟に調整することのできる光源モジュールを提供する。
【0005】
本発明は、基板、発光デバイス、封止構造、および光学パターンを含む光源モジュールを提供する。発光デバイスは、基板の表面に配置される。封止構造は、基板の表面に配置され、発光デバイスを覆う。光学パターンは、封止構造によって覆われ、発光デバイスと重なる。光学パターンは、部分透過および部分反射の特性を有し、第1アクティブゾーンおよび第2アクティブゾーンを備える。第1アクティブゾーンおよび第2アクティブゾーンは、基板の表面に対して平行な方向に配置される。光学パターンの第1アクティブゾーンおよび第2アクティブゾーンは、それぞれ第1透過率および第2透過率を有し、第1透過率は、第2透過率とは異なる。
【0006】
本発明の1つの実施形態において、光源モジュールの発光デバイスに面する光学パターンの表面と基板の表面の間は、第1高さを有する。封止構造は、基板の表面の法線方向において第2高さを有し、第1高さ対第2高さの比率は、0.5未満である。
【0007】
本発明の1つの実施形態において、光源モジュールの光学パターンは、互いに反対側を向いた第1表面および第2表面を有する。第1表面は、発光デバイスに面し、第2表面に対して平行である。光学パターンは、第1アクティブゾーンおよび第2アクティブゾーンにおいて複数の反射粒子を備える。第1アクティブゾーンにおける反射粒子のドーピング濃度は、第2アクティブゾーンにおける反射粒子のドーピング濃度とは異なる。
【0008】
本発明の1つの実施形態において、光源モジュールの光学パターンは、互いに反対側を向いた第1表面および第2表面を有する。第1表面は、発光デバイスに面し、第2表面に対して傾斜している。光学パターンは、第1アクティブゾーンおよび第2アクティブゾーンにおいて複数の反射粒子を備える。第1アクティブゾーンにおける反射粒子のドーピング濃度は、第2アクティブゾーンにおける反射粒子のドーピング濃度と同じである。
【0009】
本発明の1つの実施形態において、光源モジュールの光学パターンは、複数の孔を備える。第1アクティブゾーンにおける孔の分布密度は、第2アクティブゾーンにおける孔の分布密度とは異なる。
【0010】
本発明の1つの実施形態において、光源モジュールの孔は、複数の第1孔および複数の第2孔を含む。各第1孔の第1孔径は、各第2孔の第2孔径とは異なる。
(【0011】以降は省略されています)
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