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公開番号2024103356
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2023007640
出願日2023-01-20
発明の名称電磁弁
出願人株式会社不二工機
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類F16K 31/06 20060101AFI20240725BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】電磁弁における騒音や振動の発生を抑制する。
【解決手段】電磁弁100は、コイル70aが巻回されたソレノイド70と、ソレノイド70の内側に配置される吸引子80と、ソレノイド70への通電により吸引子に吸引され、弁軸60(弁体)に連結されるプランジャ50と、ソレノイド70の内側に設けられ、プランジャ50を収容するパイプ51と、ソレノイド70の軸方向の一端に重ねて配置される第1支持部91、及びソレノイド70の軸方向の他端に重ねて配置される第2支持部92を有し、第1支持部91及び第2支持部92にパイプ51がそれぞれ嵌入される第1取付孔91a及び第2取付孔92aが形成され、第1取付孔91aはパイプ51の外周における径方向の一方側に当接するハウジング70cと、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
コイルが巻回されたソレノイドと、
前記ソレノイドの内側に配置される吸引子と、
弁体に連結され、前記ソレノイドへの通電により前記吸引子に吸引されるプランジャと、
前記ソレノイドの内側に設けられ、前記プランジャを収容するパイプと、
前記ソレノイドの軸方向の一端に重ねて配置される第1支持部、及び前記ソレノイドの軸方向の他端に重ねて配置される第2支持部を有し、前記第1支持部及び前記第2支持部に前記パイプがそれぞれ嵌入される第1取付孔及び第2取付孔が形成され、前記第1取付孔は前記パイプの外周における径方向の一方側に当接するハウジングと、
を有する電磁弁。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記第1取付孔の中心と前記第2取付孔の中心とが、前記パイプの径方向にずれている請求項1に記載の電磁弁。
【請求項3】
前記第1取付孔及び前記第2取付孔は互いに同径である請求項1又は2に記載の電磁弁。
【請求項4】
前記ハウジングは、前記第1支持部と前記第2支持部とを連結する板状の連結部を備え、
前記第1取付孔は、前記連結部に平行な方向の一方側で、前記パイプの外周に当接する請求項1に記載の電磁弁。
【請求項5】
前記第2取付孔は、前記パイプの外周における径方向の他方側に当接する請求項1に記載の電磁弁。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁弁に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
ヒートポンプサイクルに使用される差圧弁付電磁弁が開示されている(特許文献1参照)。この電磁弁では、ソレノイドへの非通電時には主弁座が開弁されており、ソレノイドに通電されると(ONの時)可動鉄心が固定鉄心に吸引されてプランジャが下降し、主弁体により主弁座を閉弁する構造とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-152848号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電磁弁の制御には、省電力化等の観点からPWM(Pulse width Modulation)制御が採用される場合がある。PWM制御は、方形波の周波数を固定し電圧がHighの時間の割合(Duty比)を変えることで負荷にかかる電力を制御するもので、Duty制御とも呼ばれる。
【0005】
しかしながら、PWM制御の場合、ON時でも実際は高速でONとOFFを繰り返しながら閉弁状態を維持している。可動鉄心が固定鉄心に付くときに音が発生するため、可動鉄心が固定鉄心に付いたり離れたりすることを高速で繰り返すことが、騒音や振動の発生要因となる。
【0006】
本発明は、電磁弁における騒音や振動の発生を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の態様に係るは、コイルが巻回されたソレノイドと、前記ソレノイドの内側に配置される吸引子と、弁体に連結され、前記ソレノイドへの通電により前記吸引子に吸引されるプランジャと、前記ソレノイドの内側に設けられ、前記プランジャを収容するパイプと、前記ソレノイドの軸方向の一端に重ねて配置される第1支持部、及び前記ソレノイドの軸方向の他端に重ねて配置される第2支持部を有し、前記第1支持部及び前記第2支持部に前記パイプがそれぞれ嵌入される第1取付孔及び第2取付孔が形成され、前記第1取付孔は前記パイプの外周における径方向の一方側に当接するハウジングと、を有する。
【0008】
この電磁弁では、ハウジングに、プランジャを収容するパイプがそれぞれ嵌入される第1取付孔及び第2取付孔が形成されている。第1取付孔はパイプの外周における径方向の一方側に当接している。つまり、パイプが径方向においてハウジングに拘束されている。これにより、ソレノイドをPWM制御した際にプランジャが吸引子に高速で付いたり離れたりしても、パイプの振動が抑制される。
【0009】
第2の態様は、第1の態様に係る電磁弁において、前記第1取付孔及び前記第2取付孔は互いに同径とされ、かつ前記第1取付孔の中心と前記第2取付孔の中心とが、前記パイプの径方向にずれている。
【0010】
この電磁弁では、互いに同径の第1取付孔及び第2取付孔の中心同士がパイプの径方向にずれているので、パイプを第1取付孔及び第2取付孔に嵌入した際に、パイプの外周における径方向の一方側が第1取付孔に当接する。このような簡易な構成により、パイプの振動を抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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