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公開番号2024102751
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-31
出願番号2023006854
出願日2023-01-19
発明の名称伸縮自在の金属製網体
出願人個人,個人
代理人個人,個人
主分類D04C 1/06 20060101AFI20240724BHJP(組みひも;レース編み;メリヤス編成;縁とり;不織布)
要約【課題】重量的にも搬送保管上も、また、用途に応じた加工作業も容易とする金属製網体を提供する。
【解決手段】この発明は、多数の金属素線を撚って編成し構成した撚り金属線10により2本一組みで弾性を有する1ユニット金属線1を構成し、1ユニット金属線1を構成する2本の撚り金属線10の中途部をユニット連結部13を介して一体連結すると共に、1ユニット金属線1に隣接する他の1ユニット金属線1のそれぞれの隣接する撚り金属線10同士を隣接連結部2を介して各ユニット連結部13の中途において一体連結したことを特徴とする伸縮自在の金属製網体を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
多数の金属素線を撚って編成した撚り金属線により2本一組みで弾性を有する1ユニット金属線を構成し、
1ユニット金属線を構成する2本の単線の中途部をユニット連結部を介して一体連結すると共に、1ユニット金属線に隣接する他の1ユニット金属線のそれぞれの隣接する単線同士を隣接連結部を介して各ユニット連結部の中途において一体連結したことを特徴とする伸縮自在の金属製網体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、伸縮自在の金属製網体に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【0002】
従来、金属製網体は一定の径を有する金属線をひし形に編んで構成し、網目のひし形空間を介してある程度伸縮可能に構成されており、用途に応じて網目の大きさを変えた、いわゆる「金網」が製造市販され加工応用されている。
かかる金網はある程度折りたたみ自在として搬送保管が可能であるが、基本的には巻いて円筒形状として搬送保管するのが一般的であり、使用現場において、解舒し用途に応じた形態で使用される(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-183423号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、従来の金網は編成する鋼線の重量があるため、一定の広がり面積を有する金網は搬送上も保管上も、また、用途に応じた加工作業上も煩雑となり、あらゆる用途に広範囲に用いられるものではあるが用途によっては使用勝手が悪くなるという欠点があった。
【0005】
そこで、可及的に軽量で収縮時にはコンパクトな形態となり金属素材としての強度も十分に維持できると共に、単なる区画用途に限らず害獣捕獲のための柵用や身の安全保護のための安全柵用や日常生活での寝台や高層階段の各段の手すりの隙間に張設する安全網体や日常的な生活のあらゆる個所で必要とされるクッション材的用途等の多用途において容易に使用できる簡便な金網の出現が望まれていた。
【0006】
本発明では、多数の金属素線を撚って編成した撚り金属線を2本一組みとして弾性を有する1ユニット金属線を構成し、2本の撚り金属線の中途部を連結すると共に、他の1ユニット金属線とのそれぞれ隣接する撚り金属線同士を更に連結することにより各連結部を介して網の目状の金属製網体を形成し、従来の各種課題を解消して新たな金属製網体技術として広範囲の各種製品への応用が可能となる伸縮自在の金属製網体に関する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の態様は、多数の金属素線を撚って編成した撚り金属線を2本一組みとして弾性を有する1ユニット金属線を構成し、1ユニット金属線を構成する2本の単線の中途部をユニット連結部を介して一体連結すると共に、1ユニット金属線に隣接する他の1ユニット金属線のそれぞれの隣接する単線同士を隣接連結部を介して各ユニット連結部の中途において一体連結したことを特徴とする伸縮自在の金属製網体である。
【発明の効果】
【0008】
本発明の第1の態様によれば、多数の金属素線を撚って編成した撚り金属線を2本一組みとして弾性を有する1ユニット金属線を構成したことにより、1ユニット金属線の強度を向上しつつ軽量化でき、重量物も確実に支持することができる。
【0009】
また、撚り金属線を2本一組みとして構成した1ユニット金属線を多数並列に並べてその中途部を連結する構成としたため、撚り金属線を左右に展開すると容易に網の目状の金属製網体を形成することができ、現場での使用形態に合わせて簡便に組み立てることができる。また、多数の金属素線を撚って編成した撚り金属線をユニット連結部、隣接連結部で連結固定する構成により、撚り金属線を左右に展開した際には、各撚り金属線に引っ張り応力が生起される構成のため、複数の撚り金属線で構成された金属製網体の強度を向上できる。
【0010】
特に、1ユニット金属線を構成する2本の撚り金属線の中途部をそれぞれユニット連結部を介して一体連結すると共に、1ユニット金属線に隣接する他の1ユニット金属線のそれぞれの隣接する撚り金属線同士を更に各ユニット連結部の中途において隣接連結部を介して一体連結して金属製網体を構成したことにより、かかる金属製網体を伸張して左右に展開すると、各連結部を中心として略ひし形の網の目が形成された金属製網体が形成される。これにより、簡単な伸張展開作業で確実に金属製網体とすることができ、金属製網体の必要な現場で迅速に需要に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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