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公開番号2024100958
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2024084164,2023187822
出願日2024-05-23,2020-02-05
発明の名称カート型商品登録装置及びカート給電装置
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類B62B 3/00 20060101AFI20240719BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】 受電コイルが床面と接触することを防ぎ且つ高効率なカート型商品登録装置及びカート給電装置を提供する。
【解決手段】 一実施形態に係るカート型商品登録装置は、カートと、商品登録装置と、二次電池と、受電コイルと、受電回路と、昇降機構とを具備する。カートは、給電コイルが配置された給電ベースに設けられたガイド溝に沿って移動する。二次電池は、前記商品登録装置に電力を供給する。受電コイルは、前記給電コイルと電磁結合する。受電回路は、前記受電コイルに生じた電力により前記二次電池を充電する。昇降機構は、応力が加えられている間、前記受電コイルを下降させ、応力が加えられていない間、前記受電コイルを上昇させる。
【選択図】 図2



特許請求の範囲【請求項1】
給電コイルが配置された給電ベースに設けられたガイド溝に沿って移動するカートと、
商品登録装置と、
前記商品登録装置に電力を供給する二次電池と、
前記給電コイルと電磁結合する受電コイルと、
前記受電コイルに生じた電力により前記二次電池を充電する受電回路と、
応力が加えられている間、前記受電コイルを下降させ、応力が加えられていない間、前記受電コイルを上昇させる昇降機構と、
を具備するカート型商品登録装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記昇降機構は、応力が外部から加えられる接触部を有し、前記接触部に加えられた応力によって前記受電コイルを下降させる請求項1に記載のカート型商品登録装置。
【請求項3】
他の前記カートが入れ子状に重ねられた場合に、他の前記カートに設けられた前記昇降機構の前記接触部に接触する位置に設けられた突起部材を備える請求項2に記載のカート型商品登録装置。
【請求項4】
前記接触部は、前記ガイド溝の端部に設けられたストッパに前記カートの前輪が接触する場合に、前記給電ベースに設けられた突起部材と接触する位置に設けられている請求項2に記載のカート型商品登録装置。
【請求項5】
前記給電ベースに設けられたマーカを検出する検出部と、
前記マーカを前記検出部により読み取った場合、前記受電コイルを下降させる状態と、前記受電コイルを上昇させる状態とが切り替わるように前記昇降機構を制御するコントローラと、
をさらに具備する請求項1に記載のカート型商品登録装置。
【請求項6】
商品登録装置と、前記商品登録装置に電力を供給する二次電池と、受電コイルと、前記受電コイルに生じた電力により前記二次電池を充電する受電回路と、前記受電コイルを下降または上昇させる昇降機構と、カートと、を具備するカート型商品登録装置に電力を供給するカート給電装置であって、
前記受電コイルと電磁結合する給電コイルと、
前記給電コイルが配置された給電ベースと、
前記給電ベース上における前記カートの移動方向を誘導するガイド溝と、
前記給電コイルによる前記受電コイルへの給電を制御する給電回路と、
前記給電ベースへの前記カート型商品登録装置の進入または取出しを検出する検出部と、
前記給電ベースに前記カート型商品登録装置が進入した場合、前記受電コイルを下降させる下降指令を前記カート型商品登録装置に送信し、前記給電ベースから前記カート型商品登録装置が取出された場合、前記受電コイルを上昇させる上昇指令を前記カート型商品登録装置に送信するコントローラと、
を具備するカート給電装置。
【請求項7】
前記コントローラは、プロセッサとメモリとを具備し、
前記プロセッサは、前記検出部による前記カート型商品登録装置の検出結果を前記メモリに記憶し、前記メモリに記憶されている情報に基づいて、前記カート型商品登録装置が前記給電ベースに進入したのか、前記給電ベースから取出されたのかを判断する請求項6に記載のカート給電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、カート型商品登録装置及びカート給電装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
給電コイルを備える給電装置と、給電コイルと電磁結合する受電コイルを備える受電装置とからなる非接触給電システムが実用化されている。給電装置は、給電コイルに交流電流を流すことにより、給電コイルに磁界の変化を発生させる。受電装置は、給電コイルに生じた磁界の変化により受電コイルに発生した誘起電圧によって、二次電池(バッテリー)を充電することができる。
【0003】
受電装置は、例えば、カート型商品登録装置に搭載される。カート型商品登録装置は、利用者が購入する商品を登録する商品登録装置(タブレット)と、商品を投入するカゴ(収容部)とを備える。
【0004】
給電装置は、カート型商品登録装置に電力を供給する給電装置(カート給電装置)として構成される。カート給電装置は、カートのローラの進入を誘導するガイド溝と、ストッパとを有する。ガイド溝及びストッパは、カート型商品登録装置がストッパまで進入した場合に、カート型商品登録装置の受電コイルと、カート給電装置の給電コイルとが正対するように構成されている。
【0005】
給電コイルと受電コイルとで鎖交する磁束を増やし、給電効率を上げるために、給電コイルと受電コイルとを近づける構成が考えられる。しかし、カート型商品登録装置の受電コイルを低い位置に設けると、カート型商品登録装置を利用者が利用している際に、床面の凹凸などと接触する可能性があるという課題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2006-101577号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、受電コイルが床面と接触することを防ぎ且つ高効率なカート型商品登録装置及びカート給電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一実施形態に係るカート型商品登録装置は、カートと、商品登録装置と、二次電池と、受電コイルと、受電回路と、昇降機構とを具備する。カートは、給電コイルが配置された給電ベースに設けられたガイド溝に沿って移動する。二次電池は、前記商品登録装置に電力を供給する。受電コイルは、前記給電コイルと電磁結合する。受電回路は、前記受電コイルに生じた電力により前記二次電池を充電する。昇降機構は、応力が加えられている間、前記受電コイルを下降させ、応力が加えられていない間、前記受電コイルを上昇させる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1の実施形態に係る非接触給電システムの構成の例について説明する為の図である。
図2は、第1の実施形態に係るカート型商品登録装置の構成例について説明する為の図である。
図3は、第1の実施形態に係るカート給電装置の構成例について説明する為の図である。
図4は、第1の実施形態に係るカート給電装置に複数のカート型商品登録装置を置く例について説明する為の図である。
図5は、第1の実施形態に係るカート型商品登録装置の昇降機構の動作について説明する為の図である。
図6は、第2の実施形態に係るカート型商品登録装置の構成の例について説明する為の図である。
図7は、第2の実施形態に係るカート給電装置の構成例について説明する為の図である。
図8は、第2の実施形態に係る非接触給電システムの構成の例について説明する為の図である。
図9は、第2の実施形態に係るカート給電装置の動作の例について説明する為の図である。
図10は、第3の実施形態に係るカート型商品登録装置の構成の例について説明する為の図である。
図11は、第3の実施形態に係るカート給電装置の構成例について説明する為の図である。
図12は、第3の実施形態に係る非接触給電システムの構成の例について説明する為の図である。
図13は、第3の実施形態に係るカート給電装置にカート型商品登録装置を進入させる例について説明する為の図である。
図14は、第3の実施形態に係るカート給電装置の動作の例について説明する為の図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る非接触給電システム1の構成例について説明する為の説明図である。
(【0011】以降は省略されています)

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