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公開番号2024095428
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022212709
出願日2022-12-28
発明の名称作業機
出願人工機ホールディングス株式会社
代理人個人
主分類B25F 5/02 20060101AFI20240703BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】作業性を向上する。
【解決手段】グラインダ10では、操作レバー54がモータハウジング21の前端側部分にスライド操作可能に設けられ、前後方向においてスイッチ52の少なくとも一部が操作レバー54と同じ位置に配置されている。これにより、グラインダ10では、操作レバー54の操作力をスイッチ52に伝達するためのスライドバー等の伝達部材を、ハウジング20の内部で且つ操作レバー54の後側に設ける必要がなくなる。その結果、ハウジング20における操作レバー54よりも後側部分の外径を小さくすることができる。すなわち、作業者が把持するモータ収容部23を細くして、グラインダ10の把持性能を向上することができる。したがって、グラインダ10の作業性を向上することができる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
ステータ及び前後方向を軸方向として回転するロータを有するモータと、
前記モータを収容するモータハウジングと、
前記モータハウジングの前後方向一方側に設けられたケースと、
前記ケースに保持され、前記モータの駆動力によって回転するスピンドルと、
前記モータハウジングに設けられた操作部と、
少なくとも一部が前後方向において前記操作部と同じ位置又は前記操作部に対して前後方向一方側に配置され、前記操作部の操作によって前記モータを駆動状態又は停止状態に切替えるスイッチと、
を備えた作業機。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記ロータ及び前記ステータの前後方向一方側には、前記モータの駆動によって回転するファンと、前記ファンによって生成された空気流をガイドするファンガイドが設けられており、
前記スイッチが前記モータハウジング及び前記ファンガイドによって保持されている請求項1に記載の作業機。
【請求項3】
前記モータハウジング及び前記ファンガイドの一方には、前記スイッチを収容するスイッチ収容部が設けられており、前記モータハウジング及び前記ファンガイドの他方が前記スイッチに当接することで前記スイッチの前記スイッチ収容部への収容状態が維持される請求項2に記載の作業機。
【請求項4】
前記モータハウジングは、分割不能な単一部材で構成されると共に、前記モータを収容する筒状のモータ収容部と、前記ファンを収容し且つ前記モータ収容部の径方向外側に張出されたファン収容部と、を含んで構成されており、
前記スイッチ収容部は、前記モータ収容部の前後方向一方側端部に設けられると共に、前記モータ収容部の径方向外側へ突出し、前後方向一方側へ開放された凹状に形成されている請求項3に記載の作業機。
【請求項5】
前記スイッチ収容部には、前記操作部が前後方向にスライド可能に組付けられており、
前記操作部は、
前記モータハウジングの外部に操作可能に露出されたレバー本体と、
前記スイッチ収容部の内部に配置され、前記レバー本体が操作されることで前記スイッチを押圧するスイッチ押圧部と、
を含んで構成されている請求項4に記載の作業機。
【請求項6】
前記スイッチ収容部には、前後方向に延在され且つ前記スイッチ収容部の内部と外部とを連通するスライド溝部が形成され、前記スライド溝部の前後方向一方側端部が、前後方向一方側へ開口しており、
前記操作部は、前記レバー本体と前記スイッチ押圧部とを連結し且つ前記スライド溝部にスライド可能に挿入されたスライド軸を有しており、
前記ファンガイドは、前記スライド溝部の前後方向一方側端部を閉塞するカバー部を有している請求項5に記載の作業機。
【請求項7】
前記スイッチ押圧部と前記ファンガイドとの間には、付勢部材が設けられており、前記付勢部材の一部が前記スイッチ収容部の内部に配置され、前記付勢部材によって前記スイッチ押圧部が、前後方向他方側へ付勢されている請求項6に記載の作業機。
【請求項8】
前記スイッチ収容部は、前記ファン収容部の外周部よりも前記モータ収容部の径方向外側へ突出していない請求項4に記載の作業機。
【請求項9】
前記スイッチが、前記ファンの径方向外側に配置されている請求項2に記載の作業機。
【請求項10】
前記操作部の前後方向一方側には、前記スピンドルの下端部周辺を照明する照明装置が設けられており、
前記照明装置が前記ファンガイドに保持されている請求項2に記載の作業機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に記載のグラインダ(作業機)では、モータがモータハウジングに収容されており、スイッチレバー(操作部)がモータハウジングの前端部の外側にスライド操作可能に設けられている。また、モータを駆動又は停止に切替えるスイッチがモータの後側に設けられており、スイッチがテールカバーの内部に配置されている。さらに、モータハウジング及びテールカバーの内部には、スライドバーが設けられている。スイッチレバーが操作されると、スイッチレバーと共にスライドするスライドバーによってスイッチがオンされて、モータが駆動する。これにより、作業者がモータハウジングを把持して、加工材に対する研磨加工等を施す。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-81231号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記グラインダでは、以下に示す点において、改善の余地がある。すなわち、グラインダによる加工時には、作業者が、主としてモータハウジングにおけるスイッチレバーよりも後側部分を把持する。一方、上述のように、モータハウジングの内部には、スイッチレバーとスイッチとの間において、スライドバーが設けられている。このため、作業者が把持するモータハウジングの外径が比較的大きくなり、グラインダの作業性が低下する可能性がある。
【0005】
本発明は、上記事実を考慮して、作業性を向上することができる作業機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、ステータ及び前後方向を軸方向として回転するロータを有するモータと、前記モータを収容するモータハウジングと、前記モータハウジングの前後方向一方側に設けられたケースと、前記ケースに保持され、前記モータの駆動力によって回転するスピンドルと、前記モータハウジングに設けられた操作部と、少なくとも一部が前後方向において前記操作部と同じ位置又は前記操作部に対して前後方向一方側に配置され、前記操作部の操作によって前記モータを駆動状態又は停止状態に切替えるスイッチと、を備えた作業機である。
【0007】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記ロータ及び前記ステータの前後方向一方側には、前記モータの駆動によって回転するファンと、前記ファンによって生成された空気流をガイドするファンガイドが設けられており、前記スイッチが前記モータハウジング及び前記ファンガイドによって保持されている作業機である。
【0008】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記モータハウジング及び前記ファンガイドの一方には、前記スイッチを収容するスイッチ収容部が設けられており、前記モータハウジング及び前記ファンガイドの他方が前記スイッチに当接することで前記スイッチの前記スイッチ収容部への収容状態が維持される作業機である。
【0009】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記モータハウジングは、分割不能な単一部材で構成されると共に、前記モータを収容する筒状のモータ収容部と、前記ファンを収容し且つ前記モータ収容部の径方向外側に張出されたファン収容部と、を含んで構成されており、前記スイッチ収容部は、前記モータ収容部の前後方向一方側端部に設けられると共に、前記モータ収容部の径方向外側へ突出し、前後方向一方側へ開放された凹状に形成されている作業機である。
【0010】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記スイッチ収容部には、前記操作部が前後方向にスライド可能に組付けられており、前記操作部は、前記モータハウジングの外部に操作可能に露出されたレバー本体と、前記スイッチ収容部の内部に配置され、前記レバー本体が操作されることで前記スイッチを押圧するスイッチ押圧部と、を含んで構成されている作業機である。
(【0011】以降は省略されています)

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