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公開番号2024094660
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022211351
出願日2022-12-28
発明の名称歩行車
出願人株式会社リッチェル
代理人個人,個人
主分類B62B 3/00 20060101AFI20240703BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】簡単な構造で、小回りのきく歩行車の提供を目的とする。
【解決手段】歩行を補助する歩行車であって、一対の前輪をそれぞれ旋回自在に支持する一対の前フレームと、一対の後輪をそれぞれ旋回自在に支持し、前記後輪のブレーキ装置を備えた一対の後フレームと、歩行車の上側に操作ハンドルと、前記操作ハンドルの下方で走行時と駐車時で逆方向に回動可能な前記ブレーキ装置を作動させるブレーキハンドルを有することを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
歩行を補助する歩行車であって、
一対の前輪をそれぞれ旋回自在に支持する一対の前フレームと、一対の後輪をそれぞれ旋回自在に支持し、前記後輪のブレーキ装置を備えた一対の後フレームと、歩行車の上側に操作ハンドルと、前記操作ハンドルの下方で走行時と駐車時で逆方向に回動可能な前記ブレーキ装置を作動させるブレーキハンドルを有することを特徴とする歩行車。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記後フレームは、上部が前記前フレームに連結されて前フレームとで側面視人字型を形成し、下部で支持する後輪が前記前フレームの左右方向外側に位置していることを特徴とする請求項1に記載の歩行車。
【請求項3】
前記後フレームは、斜め下方に延在する後フレーム部と、前記後フレーム部の後端から後方外側に突出する突出部を有し、前記突出部で支持する後輪が前記前フレーム及び後フレーム部の左右方向外側に位置していることを特徴とする請求項2に記載の歩行車。
【請求項4】
前記前輪は、歩行車の後進時に前記前フレームの延在線F上におよそ位置し、前記後輪は、歩行車の前進時に側面視で前記後フレーム部の延在線B上におよそ位置していることを特徴とする請求項3に記載の歩行車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、歩行を補助する歩行車に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、様々な歩行車が知られている。
例えば、特許文献1に開示するように、歩行車を手押し操作するハンドル部の近くに走行時及び駐車時のブレーキレバーを備えた歩行車は、ブレーキ操作の利便性に優れる。
しかし、特許文献1の歩行車は、前輪と後輪がともに旋回自在ではなく、このような歩行車を利用するユーザは、進行方向の変更時などでタイヤの向きを変更するために歩行車を何度か前後等に動かす必要があり、スムーズな進路変更がしにくく、例えば家の中で使用する際に小回りがきくとは言い難い。
また、特許文献2に開示するように、下部フレームが略U字形状の歩行車も、例えば角を曲がる際に、下部フレームが角を形成する柱などにぶつかりやすく、特許文献3に開示するように、構成が複雑な歩行車は重量が大きくなりやすい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-183228号公報
特公平4-26859号公報
特開2019-201900号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、簡単な構造で、小回りのきく歩行車の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る歩行車は、歩行を補助する歩行車であって、一対の前輪をそれぞれ旋回自在に支持する一対の前フレームと、一対の後輪をそれぞれ旋回自在に支持し、前記後輪のブレーキ装置を備えた一対の後フレームと、歩行車の上側に操作ハンドルと、前記操作ハンドルの下方で走行時と駐車時で逆方向に回動可能な前記ブレーキ装置を作動させるブレーキハンドルを有することを特徴とする。
このように一対の前輪と一対の後輪の4輪が旋回自在であり、ユーザの手元で走行持と駐車時のブレーキ操作ができることで、歩行車が小回りしやすいとともに、歩行の安全性を確保しやすい。
【0006】
本発明において、前記後フレームは、上部が前記前フレームに連結されて前フレームとで側面視人字型を形成し、下部で支持する後輪が前記前フレームの左右方向外側に位置していてもよい。
前フレームとこれに上部を連結した後フレームとで側面視人字型が形成された歩行車は、例えば、一対の前フレームの上端側に配設された操作ハンドルが、後フレームの上方に位置してもよい。
後輪が前フレームの左右方向外側に位置することで、操作ハンドルを手押し操作するユーザの足と後輪は接触しにくく、ユーザの両足の左右外側で後輪が回転し、歩行車を使用するユーザは軽やかに歩行ができる。
【0007】
例えば、前記後フレームは、斜め下方に延在する後フレーム部と、前記後フレーム部の後端から後方外側に突出する突出部を有し、前記突出部で支持する後輪が前記前フレーム及び後フレーム部の左右方向外側に位置していてもよい。
これにより、ユーザの足は後フレーム部の間に位置し、ユーザが操作ハンドルを前後左右に手押しする際に後輪は突出部の下方で旋回する。
例えば、突出部で支持する後輪は、一対の後フレーム部の左右方向内側に入らないように旋回するものであれば、よりユーザの歩行を妨げにくい。
【0008】
本発明において、前記前輪は、歩行車の後進時に前記前フレームの延在線F上におよそ位置し、前記後輪は、歩行車の前進時に側面視で前記後フレーム部の延在線B上におよそ位置していてもよい。
これにより、ユーザは歩行車の前進、後進時に小さい力で歩行車を手押しすることができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る歩行車は、4輪が旋回自在で、ユーザの手元で走行持と駐車時のブレーキ操作ができ、歩行時の小回りや安全性、利便性に優れる。
本発明の歩行車は、例えば室内のような歩行スペースが狭い場所であっても使用しやすく、室内でのリハビリや、軽度の障害等を有する人が手摺りの代わりに使用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る歩行車の構造例を、カゴ等を取り外した骨組構造の斜視図で示す。
前フレームにステムを完全に収納した状態の側面図を示し、(a)は歩行車の前進時を、(b)はその後進時を示す。
説明のためにステム、保持部、操作ハンドル及びブレーキハンドル等を除外した部分平面図を示し、(a)は歩行車の前進時を、(b)はその後進時を示す。
後輪付近の拡大側面図を示す。
カゴ等を取り付けた状態の斜視図を示す。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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