特許ウォッチ

公開番号2024090280
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206066
出願日2022-12-22
発明の名称車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60W 30/00 20060101AFI20240627BHJP(車両一般)
要約【課題】車両に対して雨水が供給される確度を高めることができる車両を得る。
【解決手段】車両10は、全球降水衛星28から天候情報を取得する天候情報取得部48と、天候情報から取得した所定の降水量以上の地点に車両10を走行させる自動運転制御部54とを有している。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
人工衛星から天候情報を取得する天候情報取得部と、
前記天候情報から取得した所定の降水量以上の地点に車両を走行させる自動運転制御部と、
を有する車両。
続きを表示（約 210 文字）【請求項２】
雨水を貯留可能な雨水貯留部と、
前記雨水貯留部に貯留された前記雨水を前記車両の表面に噴射可能な噴射部と、
をさらに備える、
請求項１に記載の車両。
【請求項３】
前記表面の画像に基づき当該表面における汚れ箇所を検出可能な汚れ検出部と、
前記噴射部に前記汚れ箇所に対して雨水を噴射させる洗浄制御部と、
をさらに備える請求項２に記載の車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、車両に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
下記特許文献１には、車両用空気調和装置に関する発明が開示されている。この車両用空気調和装置では、車両の雨水貯留槽に雨水を貯留し、この雨水をエンジンルーム内の部品の冷却に用いている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００８－２７３３５８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、雨水の用途としては、上述したような部品の冷却を始めとして種々の用途が考えられるが、雨水を何れの用途に用いるとしても、車両に対して安定して雨水が供給されることが好ましい。しかしながら、上記特許文献１では、車両の雨水貯留槽に積極的に雨水を供給することについては言及されていない。つまり、上記特許文献１に記載された先行技術では、車両に対して雨水が供給される確度を高めるという点においては改善の余地がある。
【０００５】
本発明は上記事実を考慮し、車両に対して雨水が供給される確度を高めることができる車両を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
請求項１に記載の本発明に係る車両は、人工衛星から天候情報を取得する天候情報取得部と、前記天候情報から取得した所定の降水量以上の地点に車両を走行させる自動運転制御部と、を有している。
【０００７】
請求項１に記載の本発明によれば、天候情報取得部が人工衛星から天候情報を取得する。そして、自動運転制御部が天候情報から取得した所定の降水量以上の地点に車両を走行させる。すなわち、本発明では、雨が降っている地点に車両が位置する確度を高めることができる。
【０００８】
請求項２に記載の本発明に係る車両は、請求項１に記載の発明において、雨水を貯留可能な雨水貯留部と、前記雨水貯留部に貯留された前記雨水を前記車両の表面に噴射可能な噴射部と、をさらに備えている。
【０００９】
請求項２に記載の本発明によれば、車両に雨水貯留部が設けられており、車両が、雨が降っている地点まで走行することで、雨水貯留部に雨水を貯留することができる。
【００１０】
また、本発明では、噴射部を備えており、雨水貯留部に貯留された雨水を噴射部で車両の表面に噴射し、車両の表面に付着した汚れ等を洗い流すことができる。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許