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公開番号2024089987
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205588
出願日2022-12-22
発明の名称コンバイン
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類A01F 12/10 20060101AFI20240627BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】ガイド部の脱着の際に、ハーネスの脱着を必要としないコンバインを提供する。
【解決手段】植立穀稈を切断する刈取装置13と、刈取穀稈を後方に向けて挟持搬送する搬送装置21を有する刈取部4と、が備えられ、搬送装置21は、無端回動チェーン21と、刈取部4に設けられた刈取フレーム16に脱着可能に支持され、刈取穀稈を無端回動チェーン21側に押し付けるガイド部と、を有し、センサー50は、ハーネスによって制御装置と接続された本体部51と、本体部51によって検出される被検出部52と、を有し、本体部51は、刈取フレーム16に支持されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
植立穀稈を切断する刈取装置と、刈取穀稈を後方に向けて挟持搬送する搬送装置を有する刈取部と、
前記刈取部から供給された刈取穀稈を後方に向けて挟持搬送するフィードチェーンと、
前記刈取部の後方に設けられ、前記フィードチェーンによって挟持搬送される刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、
前記搬送装置から前記フィードチェーンへの受け渡し箇所に設けられ、前記フィードチェーンの前端部の上方を閉塞することによって手扱ぎ作業を禁止にする第一状態と、前記前端部の上方を開放することによって手扱ぎ作業を可能にする第二状態と、に状態変更可能なゲート部と、
前記ゲート部が前記第二状態であることを検出するセンサーと、
前記センサーによる前記ゲート部が前記第二状態であることの検出結果を基に前記フィードチェーンを減速制御する制御装置と、が備えられ、
前記搬送装置は、無端回動チェーンと、前記刈取部に設けられた刈取フレームに脱着可能に支持され、刈取穀稈を前記無端回動チェーン側に押し付けるガイド部と、を有し、
前記センサーは、ハーネスによって前記制御装置と接続された本体部と、前記本体部によって検出される被検出部と、を有し、
前記本体部は、前記刈取フレームに支持されているコンバイン。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記ゲート部の前部に揺動支点が設定され、
前記ゲート部の前記揺動支点周りの揺動により、前記本体部と前記被検出部とが近接離間移動する請求項1に記載のコンバイン。
【請求項3】
前記ガイド部は、前記刈取フレームに固定された取付部材を介して前記刈取フレームに支持され、
前記本体部は、前記取付部材の横外側部分に対応する位置に位置する請求項1に記載のコンバイン。
【請求項4】
前記本体部は、ステーを介して前記取付部材に支持され、
前記ステーは、前記取付部材の横内側部分に連結されている請求項3に記載のコンバイン。
【請求項5】
前記ステーは、前記取付部材と連結する第一部と、前記本体部が設けられている第二部と、を備えるL字型部材によって構成され、
前記ステーに、前記第一部と前記第二部とに亘って設けられている補強部材が備えられている請求項4に記載のコンバイン。
【請求項6】
前記補強部材は、前記ステーの下側部分に配置されている請求項5に記載のコンバイン。
【請求項7】
前記ゲート部が前記第二状態のときに、前記ステーと前記ゲート部とが当接する請求項4から6のいずれか一項に記載のコンバイン。
【請求項8】
前記ゲート部は、前記被検出部を前記ゲート部に支持する支持部材を有し、
前記ゲート部が前記第二状態のときに、前記支持部材と前記ステーとが当接する請求項4から6のいずれか一項に記載のコンバイン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、穀稈を脱穀処理する脱穀装置を有するコンバインに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
上記のようなコンバインとして、例えば、特許文献1に記載のものが既に知られている。特許文献1に記載のコンバインは、穀稈がフィードチェーンによって挟持搬送されながら脱穀装置により脱穀処理が行われる。このコンバインは、手扱ぎ作業が可能なように構成されており、作業者が手扱ぎ作業を行う際には、フィードチェーンの前端部の上方に設けられているゲート部を上方に揺動して、フィードチェーンの前端部の上方を開放する。ゲート部が上方に揺動されると、センサー(文献では「検出部」)によって検知される。
【0003】
ここで、無端回動チェーンと、無端回動チェーンに対向する状態で設けられ、刈取穀稈を無端回動チェーン側へ案内するガイド部とを有し、刈取部により刈り取られた刈取穀稈を後方へ向けて挟持搬送する搬送装置が備えられたコンバインにおいては、上記のセンサーは、脱着可能に構成されているガイド部に取り付けられていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-101676号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、センサーには、制御装置等へ検出結果を送信するためのハーネスが接続されており、メンテナンス等においてガイド部を取り外す際には、ハーネスを外す作業を必要とするものであった。さらに、ガイド部を取り付ける際には、ハーネスを検出部へ接続させる作業を必要とするものであった。つまり、従来のコンバインでは、ガイド部の脱着の際には、ハーネスを脱着する煩わしい手間を要するものであった。
【0006】
本発明の目的は、ガイド部の脱着の際に、ハーネスの脱着を必要としないコンバインを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のコンバインは、植立穀稈を切断する刈取装置と、刈取穀稈を後方に向けて挟持搬送する搬送装置を有する刈取部と、前記刈取部から供給された刈取穀稈を後方に向けて挟持搬送するフィードチェーンと、前記刈取部の後方に設けられ、前記フィードチェーンによって挟持搬送される刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、前記搬送装置から前記フィードチェーンへの受け渡し箇所に設けられ、前記フィードチェーンの前端部の上方を閉塞することによって手扱ぎ作業を禁止にする第一状態と、前記前端部の上方を開放することによって手扱ぎ作業を可能にする第二状態と、に状態変更可能なゲート部と、前記ゲート部が前記第二状態であることを検出するセンサーと、前記センサーによる前記ゲート部が前記第二状態であることの検出結果を基に前記フィードチェーンを減速制御する制御装置と、が備えられ、前記搬送装置は、無端回動チェーンと、前記刈取部に設けられた刈取フレームに脱着可能に支持され、刈取穀稈を前記無端回動チェーン側に押し付けるガイド部と、を有し、前記センサーは、ハーネスによって前記制御装置と接続された本体部と、前記本体部によって検出される被検出部と、を有し、前記本体部は、前記刈取フレームに支持されている。
【0008】
この発明によれば、センサーの本体部は、刈取フレームに支持されているため、ハーネスがセンサーの本体部に接続されたままの状態で、ガイド部を脱着させることが可能となる。したがって、ガイド部の脱着の際に、ハーネスの脱着を必要としない構成とすることが可能となる。
【0009】
本発明においては、前記ゲート部の前部に揺動支点が設定され、前記ゲート部の前記揺動支点周りの揺動により、前記本体部と前記被検出部とが近接離間移動すると好適である。
【0010】
この構成によれば、ゲート部を揺動させることによって本体部と被検出部とが近接離間するという簡易な構成で、センサーはゲート部が第二状態であることを検出する構成とすることが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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