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公開番号2024090843
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206989
出願日2022-12-23
発明の名称作業車
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類A01D 67/00 20060101AFI20240627BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】受信装置の位置の変更と、受信装置の位置の保持と、を行うための操作が容易な作業車を提供すること。
【解決手段】衛星からの信号を受信する受信装置と、受信装置を支持し、かつ、受信装置の位置を、予め設定された収納位置と、収納位置よりも上側の位置に予め設定された使用位置と、に亘って位置変更可能な第一支持フレーム25と、第一支持フレーム25を、受信装置の位置が収納位置となる状態と、受信装置の位置が使用位置となる状態と、の夫々において状態保持する保持機構LKと、第一支持フレーム25に支持され、人力で操作される単一の操作ハンドル27cと、が備えられている。操作ハンドル27cの操作によって、受信装置の収納位置と使用位置との位置変更と、保持機構LKの位置保持状態と位置保持解除状態との切り換えと、が可能である。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
衛星からの信号を受信する受信装置と、
前記受信装置を支持し、かつ、前記受信装置の位置を、予め設定された収納位置と、前記収納位置よりも上側の位置に予め設定された使用位置と、に亘って位置変更可能な第一支持フレームと、
前記第一支持フレームを、前記受信装置の位置が前記収納位置となる状態と、前記受信装置の位置が前記使用位置となる状態と、の夫々において状態保持する保持機構と、
前記第一支持フレームに支持され、人力で操作される単一の操作ハンドルと、が備えられ、
前記操作ハンドルの操作によって、前記受信装置の前記収納位置と前記使用位置との位置変更と、前記保持機構の位置保持状態と位置保持解除状態との切り換えと、が可能である作業車。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記操作ハンドルは、前記受信装置の位置変更操作の方向と、前記保持機構の切り換え操作の方向と、が異なるように構成されている請求項1に記載の作業車。
【請求項3】
搭乗部が備えられ、
前記受信装置は、前記搭乗部の左右中心に対して左右方向一方側に偏倚した位置に設けられ、
前記操作ハンドルは、前記第一支持フレームに対して前記搭乗部の左右中心側へ延出する請求項2に記載の作業車。
【請求項4】
前記保持機構を前記位置保持状態に付勢する弾性体が備えられている請求項1に記載の作業車。
【請求項5】
前記弾性体は、前記操作ハンドルと前記保持機構との間に介在された板バネである請求項4に記載の作業車。
【請求項6】
前記保持機構に、前記操作ハンドルと前記第一支持フレームとの一方に設けられた第一係合部と、前記操作ハンドルと前記第一支持フレームとの他方に設けられ、前記第一係合部が選択的に係合可能な第二係合部及び第三係合部と、が備えられ、
前記第二係合部は前記収納位置に対応しており、前記第三係合部は前記使用位置に対応しており、
前記第一係合部が前記第二係合部に係合すると前記第一支持フレームは前記受信装置が前記収納位置となる位置に位置保持され、前記第一係合部が前記第三係合部に係合すると前記第一支持フレームは前記受信装置が前記使用位置となる位置に位置保持される請求項1に記載の作業車。
【請求項7】
前記第一支持フレームは、水平な揺動軸芯まわりに揺動して状態変更され、
前記収納位置は前記使用位置に対して前下側の位置に設定され、
前記操作ハンドルは、前記受信装置が前記収納位置に位置するとき、前記受信装置が前記使用位置に位置するときよりも後上側の位置となる請求項3に記載の作業車。
【請求項8】
前記第一支持フレームは、スライド移動して状態変更される請求項1に記載の作業車。
【請求項9】
前記第一支持フレームを支持する第二支持フレームが備えられ、
前記第二支持フレームに、上下に延びるとともに上部において前記第一支持フレームを支持する第一フレーム部材が備えられ、
前記第一フレーム部材の下部に、前記第一フレーム部材を補強する第一部材が備えられている請求項1から8の何れか一項に記載の作業車。
【請求項10】
前記第一フレーム部材は、上側ほど機体前側に位置するように傾斜し、
前記第一部材は、機体側面視において下側ほど前後幅が広く形成されている請求項9に記載の作業車。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業車に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に開示された作業車(文献では「コンバイン」)に、支持部(文献では「門型部材」及び「控え部材」)に支持されるとともに衛星からの信号を受信する受信装置(文献では「GPSアンテナユニット」)が備えられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-103055号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、受信装置が衛星からの信号を受信する際には、測位精度を高めるために受信装置を出来るだけ高い位置に配置する構成が望ましい。一方、作業車は、収穫時期以外の時期においては納屋等の保管庫に保管されている。保管庫の天井は低い場合もあり、当該天井と受信装置とが干渉する虞が考えられる。このため、保管時においては受信装置の配置高さを従来の作業車の全高程度に抑えることが重要である。
【0005】
使用時と保管時とで受信装置の位置を変更可能な構成では、受信装置の位置の変更及び保持が必要である。しかし、従来の作業車では、受信装置の位置の変更と、受信装置の位置の保持と、で夫々異なる作業を要するものであった。このため、作業者等が、受信装置の位置の変更と、受信装置の位置の保持と、を容易に行える構成が望ましい。
【0006】
本発明の目的は、受信装置の位置の変更と、受信装置の位置の保持と、を行うための操作が容易な作業車を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の作業車では、衛星からの信号を受信する受信装置と、前記受信装置を支持し、かつ、前記受信装置の位置を、予め設定された収納位置と、前記収納位置よりも上側の位置に予め設定された使用位置と、に亘って位置変更可能な第一支持フレームと、前記第一支持フレームを、前記受信装置の位置が前記収納位置となる状態と、前記受信装置の位置が前記使用位置となる状態と、の夫々において状態保持する保持機構と、前記第一支持フレームに支持され、人力で操作される単一の操作ハンドルと、が備えられ、前記操作ハンドルの操作によって、前記受信装置の前記収納位置と前記使用位置との位置変更と、前記保持機構の位置保持状態と位置保持解除状態との切り換えと、が可能であることを特徴とする。
【0008】
本発明によると、単一の操作ハンドルが、受信装置の位置変更操作と、保持機構に対する操作と、の両方を可能である。このため、受信装置の位置変更操作と、保持機構に対する操作と、で別々の操作ハンドルが用いられる構成と比較して、保持機構の位置保持解除操作と受信装置の位置変更操作と保持機構の位置保持操作とが一連の操作で実現される。これにより、作業者等が、受信装置の位置変更操作と、保持機構の切り換え操作と、を容易に行える。このように、本発明であれば、受信装置の位置の変更と、受信装置の位置の保持と、を行うための操作が容易な作業車が実現される。
【0009】
本発明において、前記操作ハンドルは、前記受信装置の位置変更操作の方向と、前記保持機構の切り換え操作の方向とが異なるように構成されていると好適である。
【0010】
本構成であれば、操作の目的に応じて操作ハンドルの操作方向が異なる。これにより、搭乗者等は直感的に操作ハンドルを操作でき、操作ハンドルにおける誤操作の虞が軽減される。
(【0011】以降は省略されています)

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