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公開番号2024132754
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-01
出願番号2023059294
出願日2023-03-14
発明の名称園芸用防虫ネット
出願人株式会社ナカショウ
代理人
主分類A01M 29/34 20110101AFI20240920BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】設置が容易で防虫効果を長く維持できるようにする
【解決手段】 透光性および通気性を有するシート状のネット材により、一端側が閉口され、他端側が開口された筒状に形成されたネット本体21を有し、そのネット本体21の開口された他端側が植物栽培用の栽培土壌に接する状態で立てられて、栽培土壌に植えられた植物に有害な虫のネット本体内への侵入をネット材の目地の大きさにより防ぐ園芸用防虫ネット20であって、ネット本体21の側面外部には、閉口された一端側から開口された他端側に向かって直線状の支柱を挿通させる複数の支柱通し31~34が所定間隔で形成されており、その複数の支柱通し31~34を通過して栽培土壌に立てられる支柱により、展張されて栽培土壌上の所定位置に筒状の姿勢を保持して立設される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
透光性および通気性を有するシート状のネット材により、一端側が閉口され、他端側が開口された筒状に形成されたネット本体を有し、該ネット本体の前記開口された他端側が植物栽培用の栽培土壌に接する状態で立てられて、該栽培土壌に植えられた植物に有害な虫の前記ネット本体内への侵入を前記ネット材の目地の大きさにより防ぐ園芸用防虫ネットであって、
前記ネット本体の側面外部には、前記閉口された一端側から前記開口された他端側に向かって直線状の支柱を挿通させる複数の支柱通しが所定間隔で形成されており、該複数の支柱通しを通過し前記栽培土壌に立てられた前記支柱により、前記栽培土壌上で前記ネット本体が前記筒状に展張された状態で立設されることを特徴とする園芸用防虫ネット。
続きを表示(約 77 文字)【請求項2】
前記ネット本体の前記開口側の側面部の通気性が他の部分より低く形成されていることを特徴とする請求項1記載の園芸用防虫ネット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、栽培土壌に植えられた植物に対して有害な虫の外部からの侵入を防ぐために用いる園芸用防虫ネットにおいて、特に、自宅の庭やプランタン等のように小規模な栽培土壌上への設置を容易にし、長期間の防虫効果の維持を可能にするための技術に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
栽培土壌に植えられた植物(野菜等の苗)に有害な虫の外部からの侵入を防ぐために用いる園芸用品として、従来から、植物の育成に必要な太陽光や空気を通過させる透光性と通気性を有し、且つ有害な虫の通過を阻止できる程度の隙間(例えば1ミリ四方程度)の目地を持つシート状のネット材が用いられている。
【0003】
このネット材の一般的な使用方法としては、図6の(a)に示しているように、予め栽培土壌1に並べて植えられた植物2、2、……を跨ぐようにアーチ状に曲げられた支柱3、3、……の両端を栽培土壌1に突き刺しておき、その上から栽培土壌1の広さをカバーする大きさにカットされたネット材10を被せ、そのネット材10の周縁に土や重石(図示せず)等を乗せて、図6の(b)のように、植物2、2を囲むトンネル状(またはドーム状)の育成空間を設ける方法が知られている。
【0004】
なお、上記したような、防虫用のシート状のネット材は、例えば次の特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-095617号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記のようなシート状のネット材10は、広さが異なる栽培土壌に対応できるように利用者が必要な長さにカットして用いることを前提としているため、自宅の庭先の極限られた広さしかない栽培土壌や、プランタン、鉢等の中の栽培土壌に植物の苗を1本~数本程度しか植えないような場合でも、その広さに応じた長さにネット材10をカットし、またその広さに応じた幅のアーチ状の支柱3を用意しなければならず、栽培土壌の狭さに比べて作業が面倒であった。
【0007】
また、上記のように、アーチ状の支柱3、3の上にネット材10を被せただけの構造では、風に煽られてネット材10がめくれやすく、防虫効果を長期間に渡って維持できなくなることが多い。
【0008】
本発明は、この課題を解決して、狭い栽培土壌であっても簡単な作業で、その栽培土壌に植えられた植物に対する周囲からの虫の侵入を防止でき、しかも、その防虫効果を長期間に渡って維持できる園芸用防虫ネットを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の園芸用防虫ネットは、
透光性および通気性を有するシート状のネット材により、一端側が閉口され、他端側が開口された筒状に形成されたネット本体を有し、該ネット本体の前記開口された他端側が植物栽培用の栽培土壌に接する状態で立てられて、該栽培土壌に植えられた植物に有害な虫の前記ネット本体内への侵入を前記ネット材の目地の大きさにより防ぐ園芸用防虫ネットであって、
前記ネット本体の側面外部には、前記閉口された一端側から前記開口された他端側に向かって直線状の支柱を挿通させる複数の支柱通しが所定間隔で形成されており、該複数の支柱通しを通過し前記栽培土壌に立てられた前記支柱により、前記栽培土壌上で前記ネット本体が前記筒状に展張された状態で立設されることを特徴とする。
【0010】
また、本発明の請求項2記載の園芸用防虫ネットは、請求項1記載の園芸用防虫ネットにおいて、
前記ネット本体の前記開口側の側面部の通気性が他の部分より低く形成されていることを特徴としている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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