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公開番号2024156282
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-06
出願番号2023070616
出願日2023-04-24
発明の名称清掃具及び動物用トイレ
出願人株式会社大貴
代理人個人
主分類A01K 1/01 20060101AFI20241029BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】動物用トイレの仕切部を清掃する手間を軽減できる清掃具、及びそれを備える動物用トイレを提供する。
【解決手段】清掃具60は、排泄された尿を受ける本体部10と、尿を通過させる多数の貫通孔22を有するとともに本体部10内を上下に区画する仕切部20とを含む動物用トイレ1の仕切部20の清掃に用いられる。清掃具60は、複数の凸部62を備えている。複数の凸部62は、多数の貫通孔22のうち複数の貫通孔22に対して同時に挿入可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
排泄された尿を受ける本体部と、前記尿を通過させる多数の貫通孔を有するとともに前記本体部内を上下に区画する仕切部とを含む動物用トイレの前記仕切部の清掃に用いられる清掃具であって、
前記多数の貫通孔のうち複数の貫通孔に対して同時に挿入可能な複数の凸部を備えることを特徴とする清掃具。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
請求項1に記載の清掃具において、
前記複数の凸部の個数は、前記多数の貫通孔の個数の4分の1以上である清掃具。
【請求項3】
請求項2に記載の清掃具において、
前記複数の凸部の個数は、前記多数の貫通孔の個数の2分の1以上である清掃具。
【請求項4】
請求項3に記載の清掃具において、
前記複数の凸部の個数は、前記多数の貫通孔の個数に等しい清掃具。
【請求項5】
請求項1乃至4の何れかに記載の清掃具において、
前記複数の凸部は、当該清掃具において二次元的に配列されている清掃具。
【請求項6】
請求項1乃至4の何れかに記載の清掃具において、
前記各凸部は、前記各貫通孔の内面の全体に同時に接することが可能な形状をしている清掃具。
【請求項7】
請求項6に記載の清掃具において、
前記各凸部は、前記各貫通孔の前記内面の全体に接したまま、当該貫通孔に対して摺動することが可能である清掃具。
【請求項8】
請求項1乃至4の何れかに記載の清掃具において、
前記複数の凸部が接続された基部を備える清掃具。
【請求項9】
請求項8に記載の清掃具において、
前記基部は、板状をしている清掃具。
【請求項10】
請求項8に記載の清掃具において、
前記基部は、前記複数の凸部と一体に成形されている清掃具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、動物用トイレの仕切部の清掃に用いられる清掃具、及びそれを備える動物用トイレに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来の動物用トイレとしては、例えば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載された動物用トイレは、排泄された尿を受ける本体部(トレー)、及び本体部の内部空間を上部空間と下部空間とに区画する仕切部(簀子)を備えている。仕切部は、尿を通過させる多数の貫通孔を有している。上部空間(仕切部上)には、低吸水性を有する複数の粒状体が敷設されている。下部空間には、尿を吸収する吸水性シートが配設されている。本体部に排泄された尿は、粒状体どうしの隙間を通り抜けた後、仕切部の貫通孔を通じて上部空間から下部空間へと移動する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-180182号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このように粒状体の隙間を通り抜けた尿が貫通孔を通過するため、貫通孔には、粒状体の欠片や尿に起因する汚れが詰まりやすい。かかる汚れを放置しておくと、動物用トイレの周囲に悪臭が漂う原因となる。しかしながら、仕切部には多数の貫通孔が存在するため、それらの貫通孔を一つずつ清掃するには多大な手間を要するという問題があった。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、動物用トイレの仕切部を清掃する手間を軽減できる清掃具、及びそれを備える動物用トイレを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による清掃具は、排泄された尿を受ける本体部と、上記尿を通過させる多数の貫通孔を有するとともに上記本体部内を上下に区画する仕切部とを含む動物用トイレの上記仕切部の清掃に用いられる清掃具であって、上記多数の貫通孔のうち複数の貫通孔に対して同時に挿入可能な複数の凸部を備えることを特徴とする。
【0007】
この清掃具においては、複数の凸部が設けられている。複数の凸部は、動物用トイレの仕切部に形成された多数の貫通孔のうち複数の貫通孔に対して同時に挿入できるように構成されている。このため、複数の凸部を複数の貫通孔に挿入することにより、当該複数の貫通孔に詰まった汚れを同時に除去することが可能となる。このようにして複数の貫通孔を同時に清掃することができる。
【0008】
また、本発明による動物用トイレは、上記清掃具と、上記本体部と、上記仕切部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、動物用トイレの仕切部を清掃する手間を軽減できる清掃具、及びそれを備える動物用トイレが実現される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明による動物用トイレの一実施形態を示す端面図である。
本体部10を示す端面図である。
本体部10を示す正面図である。
本体部10を示す平面図である。
仕切部20を示す平面図である。
引出部50を示す斜視図である。
清掃具60を示す平面図である。
清掃具60を示す底面図である。
図8のIX-IX線に沿った断面図である。
清掃具60の使用方法の一例を説明するための断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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