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公開番号
2024143646
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2023056422
出願日
2023-03-30
発明の名称
釣り用ルアー
出願人
個人
代理人
主分類
A01K
85/02 20060101AFI20241003BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】針先をボディに隠納することで水中の障害物への引っ掛かりを防止し、且つ釣針の交換が容易に可能なルアーを提供する。
【解決手段】本第1実施形態のルアー1Aは、互いに別体の前部ボディ2及び釣針収納部8を有する後部ボディ3と、上記前部ボディと上記後部ボディとを互いに摺動可能に連結するスライド機構9と、釣針押え部材6と、上記釣針収納部に隠納された釣針7と、上記釣針押え部材と上記後部ボディとで上記釣針を係止する釣針着脱機構10とを備え、上記釣針の釣糸係止部7bに結ばれた釣り糸を引張ることによって、上記前部ボディと上記後部ボディとを摺動させ、上記後部ボディに隠納された針先7aを上記後部ボディの外部へ突出させ上記釣針を魚に突き刺すことでき、上記釣針押え部材と上記前部ボディが取り外し可能な嵌合であることによって容易に釣針を交換することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
溝部を有する前部ボディと、
釣針を固定する為の釣針押え部材と、
上記前部ボディと釣針押え部材とで係止された釣針と、
上記釣針を隠納するための溝部を有する後部ボディとを備え、
上記前部ボディと後部ボディとにはスライド機能を備え、互いに摺接し、
上記前部ボディと後部ボディとがスライドすることにより、上記釣針が後部ボディから突出することを特徴とするルアー。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
上記後部ボディの上記釣針の突出方向の上記スライド機能の摺接面外形線と、上記釣針の収納方向の上記摺接面外形線とで定める平面と、
上記後部ボディの上記摺接面から最も距離が離れた点と、上記後部ボディの摺接面の摺動可動部摺接面の中心点を通り摺動方向と垂直に交わる上記摺接面上の直線とを結ぶ平面との角度は、5~95度である請求項1に記載のルアー。
【請求項3】
上記スライド機能の最大スライド距離は、6~50mmである請求項1に記載のルアー。
【請求項4】
上記スライド機能は、上記前部ボディと上記後部ボディとを互いに逆方向へ付勢する弾性部材を備える請求項1に記載のルアー。
【請求項5】
上記弾性部材は、圧縮コイルバネであり、
上記圧縮コイルバネの自然長(荷重がかかっていない場合の長さ)は、6.1~50.1mm、バネ定数は、0.01~0.7N/mmであり、
上記圧縮コイルバネの素材は、ステンレスである請求項4に記載のルアー。
【請求項6】
上記スライド機能は、上記前部ボディ及び上記後部ボディのいずれか一方に設けられたシャフトと、他方に設けられた、上記シャフトが挿通されるシャフト孔とを備える請求項1に記載のルアー。
【請求項7】
上記シャフトと上記シャフト孔とを釣針を中心としてそれぞれ一対ずつ備え、2本の上記シャフト間の距離が3~25mmである請求項6に記載のルアー。
【請求項8】
上記前部ボディの溝部及び上記釣針押え部材は、上記釣針を上記前部ボディに係止するために上記釣針の形状に沿った部分を有する請求項1に記載のルアー。
【請求項9】
上記釣針押え部材は、リップを有する請求項1に記載のルアー。
【請求項10】
上記後部ボディの素材は、硬質プラスチックである請求項1に記載のルアー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本考案は、釣り用ルアーに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
コクチバス、オオクチバス、ナマズ、スズキ等の大型の魚は、ベイトとして魚やミミズ、エビ、ザリガニ、カエル、虫、ネズミ等の小動物を補食する。これら大型の魚を捕獲する手段としてルアーフィッシングが普及している。ルアーフィッシングではルアーが用いられる。ルアーには釣糸が連結される。ルアーは、キャストによって空中を飛行し、やがて着水する。ルアーは、釣糸が巻かれることによって水中や水面を泳ぐ。このルアーをベイトと勘違いした上記の魚は、ルアーに食いつく。ルアーに取り付けられた釣針が上記の魚に刺さり、上記の魚が釣り上げられる。
【0003】
従来、ルアーには、素材にプラスチック、木、金属等の硬質な物質を用いたハードルアーと呼ばれるルアーがあり、このハードルアーは釣針全体が外部に露出した状態でルアーボディに釣針を取り付けることが一般的である。(特許文献1図1)
【0004】
そのため、ハードルアーを、一般に魚が潜んでいる可能性が高い水中の木、岩、水底等の障害物周辺で使うと釣針が障害物に引っ掛かり易いという問題がある。
【0005】
上記障害物への釣針の引っ掛かりが抑制されたハードルアーとして、例えば、下記特許文献2の図1及び図2等には、釣針の針先部分がルアー本体の中に隠納され、魚の喰いつきによって隠納状態保持部が外れバネの力によって外に突出するルアーが開示されている。
【0006】
その他にも釣針をルアーボディに内蔵し、魚の咬みつき圧力によって釣針が外部へ突出するルアー(特許文献3)や、魚の咬みつき圧力によって釣針係止手段の結合を解き、バネ力によって針が外部へ突出するルアー(特許文献4)等が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2022-176045
実登3048571
特開昭63-226236
実全昭58-053559
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし上記の(特許文献2)(特許文献3)(特許文献4)はいずれも魚の咬みつき圧力を原動力として、ボディ内部から外部に釣針が突出する機構を作動させるものとしており、魚がルアーへ咬みつく際の方向や強さによっては正常に釣針がルアーボディから突出せず、魚がルアーに食いついた場合に針が魚に刺さらない又は針が魚に深く刺さらずに魚を捕獲できないことが考えられる。
【0009】
加えて、釣針の交換が困難な構造によって釣針をルアーボディに内蔵した場合、一般にルアーボディよりも消耗の早い釣針が正常に機能しなくなった際には、ルアー全体が機能しなくなる問題がある。
【0010】
そこで、本発明は、針先をボディに隠納することで水中の障害物への引っ掛かりを防止し、且つ、魚がどのようにルアーを咥えても釣人が釣糸を引張る行為によってルアーボディに陰納された針先をルアーボディの外部へ突出させ、魚の口に釣針を深く突き刺すことが、硬質素材による成形でも可能なルアーを提供し、あわせて釣針の交換が容易に可能なルアーを提供する。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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