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公開番号2024137653
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-07
出願番号2023196134
出願日2023-11-17
発明の名称釣用仕掛け
出願人グローブライド株式会社
代理人個人
主分類A01K 85/16 20060101AFI20240927BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】実釣時において、キャスティングした際の飛距離の向上が図れると共に、実釣時に生じる各種のトラブルが抑制される釣用仕掛けを提供する。
【解決手段】本発明に係る釣用仕掛け1は、錘5によって水中で浮遊状態に維持される浮力体10を備えた本体2と、錘5の部分を牽引する位置に固定され、リールからのラインが接続されるラインアイ7と、浮力体10に固定され、本体2から離間した位置で釣針用のハリス12を固定する固定部8を備えた硬質のワイヤ部材8Bと、を有することを特徴とする。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
錘によって水中で浮遊状態に維持される浮力体を備えた本体と、
前記錘の部分を牽引する位置に固定され、リールからのラインが接続されるラインアイと、
前記浮力体に固定され、前記本体から離間した位置で釣針用のハリスを固定する固定部を備えた硬質のワイヤ部材と、
を有することを特徴とする釣用仕掛け。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
錘によって水面から一部が突出した浮遊状態に維持される浮力体を備えた本体と、
前記錘の部分を牽引する位置に固定され、リールからのラインが接続されるラインアイと、
前記浮力体に固定され、前記本体から離間した位置で釣針用のハリスを固定する固定部を備えた硬質のワイヤ部材と、
を有することを特徴とする釣用仕掛け。
【請求項3】
前記ワイヤ部材は、前記浮力体の浮遊状態で、前記浮力体の最も高い位置に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の釣用仕掛け。
【請求項4】
前記錘は、前記浮力体に設けられた錘アイに着脱可能に取り付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の釣用仕掛け。
【請求項5】
前記錘アイは、前記ラインアイと対向する側に設けられており、
前記浮力体が水中で浮遊した際、浮力体が底から離間し、前記錘アイに装着された錘が着底することを特徴とする請求項1に記載の釣用仕掛け。
【請求項6】
前記錘アイは、前記浮力体が水中で浮遊した状態で正面視した際、前記浮力体によって隠れる位置に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の釣用仕掛け。
【請求項7】
前記浮力体は、浮力が小さい部分と浮力が大きい部分を有する形状に形成されており、
前記浮力が小さい部分に前記ラインアイと錘アイが固定され、前記浮力が大きい部分に前記ワイヤ部材が固定されていることを特徴とする請求項4に記載の仕掛け。
【請求項8】
前記錘は、前記浮力体内に組み込まれて一体化されており、前記ラインアイは、前記錘が組み込まれている部分の浮力体に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の釣用仕掛け。
【請求項9】
前記浮力体が水中で浮遊した際、浮力体の先端が着底することを特徴とする請求項8に記載の釣用仕掛け。
【請求項10】
前記ワイヤ部材は、前記浮力体の全長の2倍以下の長さを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の釣用仕掛け。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、魚釣りに際して用いられる釣用仕掛けに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、キャスティングして水底にいる魚を釣る際に用いられる釣用仕掛けとして、例えば、特許文献1に開示されているようなルアータイプの構成が知られている。このような釣用仕掛けは、魚の形態を模したルアー本体の先端にリップを取着し、リップの上面にリールからのラインを接続するラインアイを設けている。また、ルアー本体の後端には、フック取付部を設けて釣針(フック)を取り付けるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3163368号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した公知の釣用仕掛けは、ルアー本体の前側に取り付けられたリップがキャスティング時に抵抗となってしまい、飛距離が伸びないという問題がある。また、水底に石、牡蠣等の殻が堆積している部分では、仕掛けが引っ掛かり易く抜け難いという問題がある。更に、リップがあることで、釣糸の巻き取り操作をした際にリップが抵抗となって、ルアー本体が振動したり揺れてしまう。このため、魚のアタリに併せてフッキングし、釣糸を巻き取ると、手元には振動が伝わるものの、その振動が魚によるものか、或いは、ルアー本体が振動したことで生じているかを判別することができない。すなわち、魚が釣れたものと思ってリーリングして仕掛けを手繰り寄せても、実際には魚が掛かっておらず、期待感を裏切る結果になることがある。
【0005】
また、餌釣りすることを考慮して、ルアー本体の後端に、生き餌やワーム等を取り付けた釣針のハリスを接続した際、ハリスや釣針がルアー本体に近いため、糸絡み等のトラブルが生じ易い。
【0006】
本発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、実釣時において、キャスティングした際の飛距離の向上が図れると共に、実釣時に生じる各種のトラブルが抑制される釣用仕掛けを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した目的を達成するために、本発明に係る釣用仕掛けは、錘によって水中で浮遊状態に維持される浮力体を備えた本体と、前記錘の部分を牽引する位置に固定され、リールからのラインが接続されるラインアイと、前記浮力体に固定され、前記本体から離間した位置で釣針用のハリスを固定する固定部を備えた硬質のワイヤ部材と、を有することを特徴とする。
【0008】
上記した釣用仕掛けの本体は、錘によって水中で浮遊状態に維持される浮力体を備えているため、浮力体が軽量であっても、前記錘の重さによりキャスティング時に飛距離の向上が図れる。また、水底の障害物に、沈下した状態にある錘が引っ掛かる可能性が高いものの、前記ラインアイに接続された釣糸を巻き上げる(リーリングする)と、錘の部分が牽引されて仕掛け全体が障害物から外れ易くなる。更に、水底部分で本体が安定すると、錘が着底した状態で浮力体が浮遊し、この浮遊した状態の浮力体に釣針用のハリスを固定するワイヤ部材が設けられているため、釣針と本体との間の距離、更には、障害物に引っ掛かる部分との距離が確保され、糸絡み等することが抑制される。
【0009】
上記した構成において、本体とは、錘と浮力体が一体化さている構成、及び、それぞれが別体となって、浮力体に錘が接続された構成が含まれる。また、本体は、重量のある錘が着底した状態で、浮力体が水中で浮遊した状態となれば良い。この場合、前記浮力体は、水中に完全に沈んだ状態で浮遊していても良いし、一部が水面から突出して浮遊した状態となるようにしても良い。すなわち、錘の重さ、浮力体の形状、浮力によって、浮力体の浮遊状態については適宜、変更することが可能である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、実釣時において、キャスティングした際の飛距離の向上が図れると共に、実釣時に生じる各種のトラブルが抑制される釣用仕掛けが得られる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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