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公開番号
2024146438
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023059334
出願日
2023-03-31
発明の名称
コンバイン
出願人
井関農機株式会社
代理人
主分類
A01D
41/02 20060101AFI20241004BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】
キャビンに搭乗した作業者の周囲の視認性が高く、乗り降りがしやすいと共に、居住空間を広く確保できるキャビンを装備したコンバインを提供する。
【解決手段】
走行装置3で走行する車台2の前側に刈取装置15を設け、刈取装置3で刈り取った穀稈から穀粒を分離する選別装置4を機体左右一側に設け、選別装置4で分離した穀粒を貯留する貯留装置7を機体左右他側に設け、貯留装置7に貯留された穀粒を機外に排出する排出装置8を設けると共に、刈取装置15の機体左右他側の後側に操縦部23を設けたコンバインにおいて、操縦部23に搭乗した作業者が、選別装置4及び貯留装置7により視認できない箇所を撮影する死角撮影装置52,55,56を設け、死角撮影装置52,55,56が撮影した映像を表示する表示装置35を設けて構成する。
【選択図】図19
特許請求の範囲
【請求項1】
走行装置(3)で走行する車台(2)の前側に刈取装置(15)を設け、該刈取装置(3)で刈り取った穀稈から穀粒を分離する選別装置(4)を機体左右一側に設け、該選別装置(4)で分離した穀粒を貯留する貯留装置(7)を機体左右他側に設け、該貯留装置(7)に貯留された穀粒を機外に排出する排出装置(8)を設けると共に、前記刈取装置(15)の機体左右他側の後側に操縦部(23)を設けたコンバインにおいて、
該操縦部(23)に搭乗した作業者が、前記選別装置(4)及び貯留装置(7)により視認できない箇所を撮影する死角撮影装置(52,55,56)を設け、該死角撮影装置(52,55,56)が撮影した映像を表示する表示装置(35)を設けたことを特徴とするコンバイン。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記選別装置(4)の作業始端部で且つ機体上部側に支持アーム(50)を回動可能に設け、
該選別装置(4)により生じる機体左右一側の死角を撮影する第1死角撮影装置(52)を該支持アーム(50)の外側端部に設け、
前記支持アーム(50)が機体左右一側に回動したかどうかを判断する張出センサ(53)を設け、該張出センサ(53)が検出状態になると前記第1死角撮影装置(52)を作動させることを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
【請求項3】
前記選別装置(4)の後部に、選別により生じた排藁を機体の後方に排出する排藁処理装置(9)を設け、
該排藁処理装置(9)の上部には、前記選別装置(4)及び貯留装置(7)により生じる機体後側の死角を撮影する第2死角撮影装置(55)を、回動可能な後部支持ステー(54)を介して設け、
前記後部支持ステー(54)が機体前後方向に回動したかどうかを判断する張出センサ(53)を設け、該張出センサ(53)が検出状態になると前記第2死角撮影装置(55)を作動させることを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
【請求項4】
前記操縦部(23)の機体左右他側で且つ上部側に、該操縦部(23)に搭乗していると作業者が視認できない範囲を撮影する第3死角撮影装置(56)を、上下回動可能なカメラアーム(56a)を介して設け、
前記カメラアーム(56a)が機体左右他側に回動したかどうかを判断する張出センサ(53)を設け、該張出センサ(53)が検出状態になると前記第3死角撮影装置(56)を作動させることを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
【請求項5】
前記死角撮影装置(52,55,56)の撮影範囲の前端部は、前記刈取装置(15)の刈取刃(150)よりも機体後側とし、前記死角撮影装置(52,55,56)の撮影した各画像が入力される制御装置(200)は、機体を上面視した俯瞰画像(BV)を生成し、
該制御装置(200)は、前記排出装置(8)の回動支軸から排出先端部(80)までの全長を記録しておき、前記俯瞰画像(BV)に排出装置(8)の回動域を示す仮想の回動円(S)を表示することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のコンバイン。
【請求項6】
前記排出装置(8)は排出先端部(80)を備える側を摺動可能に設けて伸縮自在な構成とし、前記制御装置(200)は、少なくとも前記排出装置(8)を最大伸長させた長さと最大収縮させた長さを記録し、
前記俯瞰画像(BV)に、最長状態を示す大仮想円(S1)と、最短状態を示す小仮想円(S2)の両方を重ねて表示することを特徴とする請求項5に記載のコンバイン。
【請求項7】
前記操縦部(23)の乗降側の下部に、乗降ステップ(161)を機体上下方向に移動可能に設け、該乗降ステップ(161)を上下動させる昇降アクチュエータ(166)を設け、
前記操縦部(23)の屋根部材(25)には、操縦部(23)の乗降時に掴む補助グリップ(167)を備える補助ベルト(168)を設け、該補助グリップ(167)には、乗降ステップ(161)を上昇方向に移動させる伸長スイッチ(169a)と、下降方向に移動させる収縮スイッチ(169b)を設けたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のコンバイン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、キャビンを装備したコンバインに関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、機体前部に穀稈を刈り取る刈取装置を備え、刈取装置の後方で且つ機体左右一側寄りに、穀稈を穀粒と排藁に分ける脱穀装置を設け、脱穀装置の側方には穀粒を貯留するグレンタンクと、穀粒を排出する排出オーガを備えると共に、刈取装置の機体左右他側の後方で且つグレンタンクの前方に、操縦者が搭乗するキャビンが設けられたコンバインがある(特許文献1参照)。
【0003】
また、操縦者が搭乗するキャビンにエアコンユニットを搭載したトラクタがある(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023- 4747号公報
特開2012-224278号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
コンバインのキャビンは、収穫対象の穀稈の視認性を高めるべく、搭乗者の視野が高くなる位置に配置されている。これにより、刈取作業時は前方の穀稈の植生状態を遠方まで見通せ、収穫に適した操縦が行いやすくなる。
【0006】
しかしながら、キャビン自体四隅にピラーが配置されている上、機体左右一側の側方から後方にかけては脱穀装置が視界を遮る構成であると共に、機体後方についてもグレンタンクが遮る構成であり、機体後方や機体左右一側の圃場の状態を作業者が確認し辛く、後進や左右一側に進路変更する際に障害物に接触したり、未刈取の穀稈を踏み潰したりする問題がある。
【0007】
また、キャビンの出入口であるドアが設けられる機体左右他側については、遠方は遮るものが殆どないので視界が開けているが、ドアフレームやキャビンの底部が機体左右他側の圃場面への視界を遮るので、ぬかるみや水溜まりなど、作業者の降車に適さない位置に作業者が降りてしまい、移動に時間を要する問題がある。
【0008】
さらには、視界を確保すべく機体の高い位置にキャビンを配置していることにより、乗降口から地面までの高低差が大きく、乗り降りの際に注意を払う必要があるので、余分な時間や労力を費やす問題が有る。
【0009】
また、エアコンユニットがキャビンの座席の下部側に配置されており、空調ダクト等を座席下部側から配置すると、キャビンの居住空間が狭くなり、操縦者の車体操作性が低下すると共に閉塞感や圧迫感を感じやすくなって操縦者の肉体的及び精神的な疲労が増す課題があった。
【0010】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、キャビンに搭乗した作業者の周囲の視認性が高く、乗り降りがしやすいと共に、居住空間を広く確保できるキャビンを装備したコンバインを提供する。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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