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公開番号2024141713
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023053505
出願日2023-03-29
発明の名称コンバイン
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人永井国際特許事務所
主分類A01D 57/02 20060101AFI20241003BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】カバーと後方上側に偏移したタインの本体部の接触を防止して、カバーに穀稈が絡み付くのを防止することができるコンバインを提供する。
【解決手段】穀稈を掻き込むタイン(17)を吊下げるリールスラット(16)の吊下部(20)を回転自在に外嵌し、吊下部(20)に前板(21)の上部を固定し、前板(21)を下側に向かって延在する上下前板部(21A)と、上下前板部(21A)の下部から前側に向かって延在する前後前板部(21B)で形成し、タイン(17)を円弧形状に形成された取付部(17A)と、コイル形状に形成されたコイル部(17B)と、上下方向に延在する本体部(17C)で形成し、上下前板部(21A)に取付部(17A)を固定し、前後前板部(21B)の上側にコイル部(17B)を配置し、前後前板部(21B)に形成された開口部(25)に本体部(17C)を挿通し、取付部(17A)とコイル部(17B)を覆うカバー(18)を設け、本体部(17C)とカバー(18)を非接触な構成とした。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
脱穀装置(4)の前側に刈取前処理装置(3)を設け、該刈取前処理装置(3)に穀稈を掻き込む掻込装置(3A)を設けたコンバインにおいて、
前記掻込装置(3A)の左右方向の両側に径方向に延在するリールフレーム(14)を設け、該リールフレーム(14)の先端部に左右方向に延在する支軸(15)を架設し、
該支軸(15)に、穀稈を掻き込むタイン(17)を吊下げるリールスラット(16)の吊下部(20)を回転自在に外嵌し、
該吊下部(20)に前板(21)の上部を固定し、該前板(21)を下側に向かって延在する上下前板部(21A)と、該上下前板部(21A)の下部から前側に向かって延在する前後前板部(21B)で形成し、
前記タイン(17)を円弧形状に形成された取付部(17A)と、コイル形状に形成されたコイル部(17B)と、上下方向に延在する本体部(17C)で形成し、
前記上下前板部(21A)に取付部(17A)を固定し、前記前後前板部(21B)の上側にコイル部(17B)を配置し、前記前後前板部(21B)に形成され開口部(25)に本体部(17C)を挿通し、
前記取付部(17A)とコイル部(17B)を覆うカバー(18)を設け、前記本体部(17C)とカバー(18)を非接触な構成としたことを特徴とするコンバイン。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記カバー(18)を吊下部(20)とコイル部(17B)の前側を覆う後上がり傾斜に形成された第1カバー部(30)と、該第1カバー部(30)の下端部から後側に向かって延在する第2カバー部(31)で形成し、
前記前後前板部(21B)の下面に第2カバー部(31)を固定した請求項1記載のコンバイン。
【請求項3】
前記カバー(18)を吊下部(20)とコイル部(17B)の前側を覆う第1カバー部(30)と、該第1カバー部(30)の下端部から後側に向かって延在する第2カバー部(31)で形成し、
前記第1カバー部(30)を、前記コイル部(17B)の前側から後上がり傾斜に形成された上第1カバー部(30A)と、該上第1カバー部(30A)の下端部から下側に向かって延在する下第1カバー部(30B)で形成し、
前記前後前板部(21B)の下面に第2カバー部(31)を固定した請求項1記載のコンバイン。
【請求項4】
前記カバー(18)を吊下部(20)とコイル部(17B)の前側を覆う第1カバー部(30)と、該第1カバー部(30)の下端部から後側に向かって延在する第2カバー部(31)で形成し、
前記第1カバー部(30)を、前記コイル部(17B)の前側から後上がり傾斜に形成された上第1カバー部(30A)と、該上第1カバー部(30A)の下端部から後下がり傾斜に形成された下第1カバー部(30B)で形成し、
前記前後前板部(21B)の下面に第2カバー部(31)を固定した請求項1記載のコンバイン。
【請求項5】
前記第2カバー部(31)における開口部(25)に対向する部位に切欠き部(33)を形成した請求項2~4のいずれか1項に記載のコンバイン。
【請求項6】
前記開口部(25)の長軸を前後方向に沿って設けた請求項5記載のコンバイン。
【請求項7】
前記カバー(18)を左右方向に少なくとも2分割にした請求項1記載のコンバイン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、掻込装置を備えたコンバインに関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、掻込装置のタインの取付部やコイル部に掻き込まれ穀稈が絡み付くのを防止するために、掻込装置の上側から外嵌したカバーでタインの取付部やコイル部の前側を覆い、カバーの離隔して形成された前下部と後下部でタインの上下方向に延在する本体部を挟持する技術が提案されていた。(特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-68680号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の技術では、タインの本体部に穀稈が絡み付いた場合には、本体部が変形して後方上側に偏移してカバーの後下部を下側に引下げ、引下げられたカバーの後下部に穀稈が絡み付く問題が指摘されていた。
【0005】
そこで、本発明の課題は、カバーと後方上側に偏移したタインの本体部の接触を防止して、カバーに穀稈が絡み付くのを防止することができるコンバインを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決した本発明は次記のとおりである。
請求項1に係る発明は、脱穀装置(4)の前側に刈取前処理装置(3)を設け、該刈取前処理装置(3)に穀稈を掻き込む掻込装置(3A)を設けたコンバインにおいて、
前記掻込装置(3A)の左右方向の両側に径方向に延在するリールフレーム(14)を設け、該リールフレーム(14)の先端部に左右方向に延在する支軸(15)を架設し、該支軸(15)に、穀稈を掻き込むタイン(17)を吊下げるリールスラット(16)の吊下部(20)を回転自在に外嵌し、該吊下部(20)に前板(21)の上部を固定し、該前板(21)を下側に向かって延在する上下前板部(21A)と、該上下前板部(21A)の下部から前側に向かって延在する前後前板部(21B)で形成し、前記タイン(17)を円弧形状に形成された取付部(17A)と、コイル形状に形成されたコイル部(17B)と、上下方向に延在する本体部(17C)で形成し、前記上下前板部(21A)に取付部(17A)を固定し、前記前後前板部(21B)の上側にコイル部(17B)を配置し、前記前後前板部(21B)に形成された開口部(25)に本体部(17C)を挿通し、前記取付部(17A)とコイル部(17B)を覆うカバー(18)を設け、前記本体部(17C)とカバー(18)を非接触な構成としたことを特徴とするコンバインである。
【0007】
請求項2に係る発明は、前記カバー(18)を吊下部(20)とコイル部(17B)の前側を覆う後上がり傾斜に形成された第1カバー部(30)と、該第1カバー部(30)の下端部から後側に向かって延在する第2カバー部(31)で形成し、前記前後前板部(21B)の下面に第2カバー部(31)を固定した請求項1記載のコンバインである。
【0008】
請求項3に係る発明は、前記カバー(18)を吊下部(20)とコイル部(17B)の前側を覆う第1カバー部(30)と、該第1カバー部(30)の下端部から後側に向かって延在する第2カバー部(31)で形成し、前記第1カバー部(30)を、前記コイル部(17B)の前側から後上がり傾斜に形成された上第1カバー部(30A)と、該上第1カバー部(30A)の下端部から下側に向かって延在する下第1カバー部(30B)で形成し、前記前後前板部(21B)の下面に第2カバー部(31)を固定した請求項1記載のコンバインである。
【0009】
請求項4に係る発明は、前記カバー(18)を吊下部(20)とコイル部(17B)の前側を覆う第1カバー部(30)と、該第1カバー部(30)の下端部から後側に向かって延在する第2カバー部(31)で形成し、前記第1カバー部(30)を、前記コイル部(17B)の前側から後上がり傾斜に形成された上第1カバー部(30A)と、該上第1カバー部(30A)の下端部から後下がり傾斜に形成された下第1カバー部(30B)で形成し、前記前後前板部(21B)の下面に第2カバー部(31)を固定した請求項1記載のコンバインである。
【0010】
請求項5に係る発明は、前記第2カバー部(31)における開口部(25)に対向する部位に切欠き部(33)を形成した請求項2~4のいずれか1項に記載のコンバインである。
(【0011】以降は省略されています)

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