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公開番号
2024142518
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2023054676
出願日
2023-03-30
発明の名称
乗用芝刈機の管理システム
出願人
井関農機株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
A01D
34/84 20060101AFI20241003BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】作業計画の正確な立案が可能となる乗用芝刈機の管理システムを提供すること。
【解決手段】実施形態に係る乗用芝刈機の管理システムは、制御装置と、入力装置とを備える。制御装置は、乗用芝刈機の作業管理を行う。入力装置は、制御装置へ向けた入力操作を受け付ける。制御装置は、飛翔体によって撮像された撮像画像を取得し、取得した撮像画像から算出した芝草の生育状況から生成した芝草の密度・草丈データと、入力装置から入力された、乗用芝刈機の作業領域を示す作業領域データおよび乗用芝刈機による芝草の刈り高さを示す刈り高さデータと、予め記憶しているコレクタの容量を示すコレクタ容量データとを有し、密度・草丈データ、作業領域データ、刈り高さデータから作業領域の乗用芝刈機による芝草の刈り取り容量を算出し、刈り取り容量およびコレクタ容量データから乗用芝刈機が作業領域の作業中に行う芝草の排出回数を算出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
走行しながら芝草を刈り取り、刈り取った芝草をコレクタへと収容していく乗用芝刈機の作業管理を行う制御装置と、
前記制御装置へ向けた入力操作を受け付ける入力装置と
を備え、
前記制御装置は、
飛翔体によって撮像された撮像画像を取得し、取得した前記撮像画像から算出した芝草の生育状況から生成した芝草の密度・草丈データと、
前記入力装置から入力された、前記乗用芝刈機の作業領域を示す作業領域データおよび前記乗用芝刈機による芝草の刈り高さを示す刈り高さデータと、
予め記憶している前記コレクタの容量を示すコレクタ容量データと
を有し、
前記密度・草丈データ、前記作業領域データおよび前記刈り高さデータから前記作業領域における前記乗用芝刈機による芝草の刈り取り容量を算出し、
前記刈り取り容量および前記コレクタ容量データから前記乗用芝刈機が前記作業領域の作業中に行う芝草の排出回数を算出する
ことを特徴とする乗用芝刈機の管理システム。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記乗用芝刈機の位置情報を取得する位置情報取得装置
を備え、
前記制御装置は、
予め設定された、前記乗用芝刈機の単位時間当たりの刈り取り可能な容量を示す刈り取り可能容量データと、
前記撮像画像および前記位置情報を紐づけて前記作業領域を任意に分割し、分割した領域において算出した前記乗用芝刈機による単位時間当たりの刈り取り容量を示す単位時間当たりの刈り取り容量データと
を有し、
前記単位時間当たりの刈り取り容量データから前記乗用芝刈機が作業可能な走行速度を算出し、
算出した前記走行速度に基づいて前記乗用芝刈機が前記作業領域の作業に必要な作業時間を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の乗用芝刈機の管理システム。
【請求項3】
前記制御装置は、
前記入力装置から前記作業時間の上限値が入力されると、前記作業時間の上限値までに作業を終了することが可能な前記刈り高さの設定値を算出し、算出した前記設定値を提示する
ことを特徴とする請求項2に記載の乗用芝刈機の管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、乗用芝刈機の管理システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
農業管理において、人口衛星などの飛翔体に搭載されたレーダ装置で撮像された撮像画像の後方散乱係数から植生の生育値を算出する植生生育状況の解析技術が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5369282号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、走行しながら芝草を刈り取り、刈り取った芝草(刈草)をコレクタへと収容していく乗用芝刈機では、芝草の生育状況によって面積当たりの刈り取り量が異なるため、コレクタ内の刈草の溜まり方や刈草の排出回数が変化する。
【0005】
このため、乗用芝刈機による作業に上記の解析技術を用いても、コレクタ内の刈草の溜まり方や刈草の排出回数を推測することは難しく、作業計画の正確な立案が困難であった。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、作業計画の正確な立案が可能となる乗用芝刈機の管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、実施形態に係る乗用芝刈機の管理システム(100)は、走行しながら芝草(G1)を刈り取り、刈り取った芝草(G2)をコレクタ(5)へと収容していく乗用芝刈機(1)の作業管理を行う制御装置(10)と、前記制御装置(10)へ向けた入力操作を受け付ける入力装置(80)とを備え、前記制御装置(10)は、飛翔体(90)によって撮像された撮像画像を取得し、取得した前記撮像画像から算出した芝草(G1)の生育状況から生成した芝草(G1)の密度・草丈データ(D1)と、前記入力装置(80)から入力された、前記乗用芝刈機(1)の作業領域(A)を示す作業領域データ(D2)および前記乗用芝刈機(1)による芝草(G1)の刈り高さ(H
G
)を示す刈り高さデータ(D3)と、予め記憶している前記コレクタ(D4)の容量を示すコレクタ容量データ(D5)とを有し、前記密度・草丈データ(D1)、前記作業領域データ(D2)および前記刈り高さデータ(D3)から前記作業領域(A)における前記乗用芝刈機(1)による芝草(G1)の刈り取り容量を算出し、前記刈り取り容量および前記コレクタ容量データ(D4)から前記乗用芝刈機(1)が前記作業領域(A)の作業中に行う芝草(G2)の排出回数を算出することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
実施形態に係る乗用芝刈機の管理システムによれば、作業計画の正確な立案が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る乗用芝刈機の管理システムの構成例を示す図(その1)である。
図2は、実施形態に係る乗用芝刈機の管理システムの構成例を示す図(その2)ある。
図3は、作業領域における芝草の生育状況を示す図である。
図4は、芝草の生育状況補正の説明図である。
図5は、メータパネルを示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して本願の開示する乗用芝刈機の管理システムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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