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公開番号
2024134739
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023045086
出願日
2023-03-22
発明の名称
ペット用玩具
出願人
株式会社リッチェル
代理人
個人
,
個人
主分類
A01K
15/02 20060101AFI20240927BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】ペットに使用しない時などに異物の侵入を防いで、餌の取り出しを調整しやすいペット用玩具の提供を目的とする。
【解決手段】転動可能な略すり鉢状の第1本体部と、該第1本体部の底部から開口に突出するおねじ部と、を有する第1玩具本体と、転動可能な略すり鉢状の第2本体部と、該第2本体部の底部から開口に突出し前記おねじ部と螺合するめねじ部と、を有する第2玩具本体とを備え、前記おねじ部とめねじ部の螺合により、前記第1本体部及び第2本体部の各開口の周縁部が全周にわたって互いに当接するように重ね合わせられることを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
転動可能な略すり鉢状の第1本体部と、該第1本体部の底部から開口に突出するおねじ部と、を有する第1玩具本体と、
転動可能な略すり鉢状の第2本体部と、該第2本体部の底部から開口に突出し前記おねじ部と螺合するめねじ部と、を有する第2玩具本体とを備え、
前記おねじ部とめねじ部の螺合により、前記第1本体部及び第2本体部の各開口の周縁部が全周にわたって互いに当接するように重ね合わせられることを特徴とするペット用玩具。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記第1本体部の第1周縁部と、第2本体部の第2周縁部とが互いに離間する間隔を前記おねじ部とめねじ部の螺合量で調整可能であり、前記第1周縁部及び第2周縁部の間に形成された放出口から前記第1本体部及び第2本体部の内部に収容した餌を放出できることを特徴とする請求項1に記載のペット用玩具。
【請求項3】
前記第1周縁部及び第2周縁部は、複数の頂点を有するほぼ対称な平面視多角形状であることを特徴とする請求項2に記載のペット用玩具。
【請求項4】
前記螺合量の調整により、前記第1周縁部及び第2周縁部の各頂点がZ軸方向からみて重なる場合には前記放出口がZ軸方向に間隔を有し、重ならない場合には前記放出口がZ軸方向とXY軸方向とに間隔を有することを特徴とする請求項3に記載のペット用玩具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ペット用玩具に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、ペットが遊びながら餌を取り出すことができるペット用玩具が知られている。
例えば、特許文献1に記載されたペット用玩具は、餌を収容可能な空洞部を内部に有するボディに対し、空洞部と連通するようにスリットが形成されており、このスリットを介して内部の清掃や餌の出し入れをするものである。
特許文献2には、餌を繰り出し可能な複数の餌落ち穴と、その穴開閉用の蓋が設けられたペット用玩具が開示されており、蓋を閉じる数によって餌を繰り出す穴の数を決めるものであり、蓋と餌落ち穴との間には切れ目形成中子分の隙間を有している。
上記特許文献1、2に記載されたペット用玩具は、ペットに餌を入れて使用しない時や飼い主等が一時的に持ち歩くなどの際に、スリットや隙間が異物の侵入口となりやすい。
また、餌の大きさや形に応じて取り出しが調整できないため、ペットが餌を取り出そうと努力することで知育効果を得るには、使用できるペットフードやおやつに制限が生じやすく、ペットに十分な知育効果を与え続けるには、餌の取り出しを多様に調整できるものが望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5177822号公報
特許第6645661号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、ペットに使用しない時などに異物の侵入を防いで、餌の取り出しを調整しやすいペット用玩具の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係るペット用玩具は、転動可能な略すり鉢状の第1本体部と、該第1本体部の底部から開口に突出するおねじ部と、を有する第1玩具本体と、転動可能な略すり鉢状の第2本体部と、該第2本体部の底部から開口に突出し前記おねじ部と螺合するめねじ部と、を有する第2玩具本体とを備え、前記おねじ部とめねじ部の螺合により、前記第1本体部及び第2本体部の各開口の周縁部が全周にわたって互いに当接するように重ね合わせられることを特徴とする。
【0006】
略すり鉢状の第1、第2本体部に対して、それぞれの開口を介して内部に餌を出し入れできるが、この開口が異物の侵入口にもなる。
そこで本発明は、一対のおねじ部とめねじ部の螺合により、各本体部の開口の周縁部を全周にわたって互いに当接するように重ね合わせられる構造としたことで、各開口を互いに閉じ合って、内部に異物が侵入するのを防止する。
本発明において、前記第1本体部の第1周縁部と、第2本体部の第2周縁部とが互いに離間する間隔を前記おねじ部とめねじ部の螺合量で調整可能であり、前記第1周縁部及び第2周縁部の間に形成された放出口から前記第1本体部及び第2本体部の内部に収容した餌を放出できるので、餌を入れて使用しない時などでは異物の侵入を防止し、ペットに遊ばせる時には放出口を形成して餌を取り出すことができる。
螺合量を調整することで、餌の大きさや形に応じた取り出しも可能であり、飼い主等が餌を与える量の調整もしやすく、螺合を解除することで内部の清掃もしやすい。
【0007】
本発明において、前記第1周縁部及び第2周縁部は、複数の頂点を有するほぼ対称な平面視多角形状であってもよい。
例えば、第1、第2周縁部がほぼ対称な平面視三角形状であれば、それぞれ3つの頂点を有する。
第1、第2玩具本体を互いに螺合装着する方向をZ軸方向とすると、前記螺合量の調整により、前記第1周縁部及び第2周縁部の各頂点がZ軸方向からみて重なる場合には前記放出口がZ軸方向に間隔を有し、重ならない場合には前記放出口がZ軸方向とXY軸方向とに間隔を有するものであってもよい。
放出口の間隔(Δx、Δy、Δz)を適宜調整することで、餌の取り出しに多様な変化を生じさせ、餌の取り出し難易度をより細かく設定できる。
このように餌の取り出しを多様に調整できることで、ペットを飽きさせにくく、ペットの集中力向上やトレーニング、しつけなどに続けて使用しやすい。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るペット用玩具は、ペットに使用しない時などには異物の侵入を防止し、ペットが遊ぶ時には放出口を形成して餌を取り出させることができ、飼い主等がペット用玩具を扱いやすく、餌の取り出しの調整もしやすい。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明に係るペット用玩具の構造例を分解斜視図で示す。
ペット用玩具の第1使用状態を、(a)に正面図、(b)に断面図で示す。
ペット用玩具の第2使用状態を、(a)に斜視図、(b)に断面図で示す。
ペット用玩具の第3使用状態を、(a)に正面図、(b)に断面図で示す。
(c)に第3使用状態の平面図、(d)に斜視図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明に係るペット用玩具について、図に基づいて説明するが、本発明は本実施例に限定されるわけではない。
図1にペット用玩具の構造例を示し、図2~図5に使用状態例を示す。
ペット用玩具は、第1玩具本体10と第2玩具本体20とで構成され、この第1、第2玩具本体を互いに螺合装着することで、犬などが遊びながら餌を取り出すことができるひとつの知育玩具となる。
以下、第1、第2玩具本体の装着方向をZ軸方向、螺合回転方向をXY軸方向といい、本明細書において、平面図とはZ軸方向の一方からみた図をいう。
(【0011】以降は省略されています)
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