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公開番号2024159411
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023149836
出願日2023-09-15
発明の名称水生生物育成装置
出願人マコー株式会社
代理人個人
主分類A01K 63/04 20060101AFI20241031BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】本発明は、従来に無い非常に実用的な水生生物育成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】水生生物を育成する水生生物育成部Xと、この水生生物育成部Xから生じる排泄物含有水50を浄化する水浄化部Yとを備えた水生生物育成装置であって、前記水浄化部Yは、導入する駆動溶液60を正浸透膜1aを介して前記排泄物含有水50に接触させる正浸透膜部1と、前記正浸透膜部1から導出された前記駆動溶液60を加圧し逆浸透膜2aを通過させて透過液63を作出する逆浸透膜部2とを有し、前記透過液63が前記水生生物育成部Xへ導入されるように構成されたものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
水生生物を育成する水生生物育成部と、この水生生物育成部から生じる排泄物含有水を浄化する水浄化部とを備えた水生生物育成装置であって、前記水浄化部は、導入する駆動溶液を正浸透膜を介して前記排泄物含有水に接触させる正浸透膜部と、前記正浸透膜部から導出された前記駆動溶液を加圧し逆浸透膜を通過させて透過液を作出する逆浸透膜部とを有し、前記透過液が前記水生生物育成部へ導入されるように構成されていることを特徴とする水生生物育成装置。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
請求項1記載の水生生物育成装置であって、前記正浸透膜部で作出された希釈駆動溶液を回収する部位にして前記正浸透膜部へ供給する前記駆動溶液を収容する駆動溶液収容部を有し、前記逆浸透膜部は、前記駆動溶液収容部から導出する前記駆動溶液を加圧し逆浸透膜を通過させて不透過液を作出するように構成され、前記不透過液が前記駆動溶液収容部に導入されるように構成されていることを特徴とする水生生物育成装置。
【請求項3】
請求項2記載の水生生物育成装置であって、前記駆動溶液収容部から導出する前記駆動溶液を前記逆浸透膜部へ搬送する搬送部と、前記逆浸透膜部で作出された不透過液を前記駆動溶液収容部へ搬送する搬送部とを有することを特徴とする水生生物育成装置。
【請求項4】
請求項1,2いずれか1項に記載の水生生物育成装置において、前記駆動溶液収容部から前記駆動液体を前記正浸透膜部へ搬送する搬送部と、前記正浸透膜部から前記希釈駆動溶液を前記駆動溶液収容部に搬送する搬送部とを有することを特徴とする水生生物育成装置。
【請求項5】
請求項1~3いずれか1項に記載の水生生物育成装置において、前記逆浸透膜部から作出された前記透過液を水生生物育成部へ搬送する搬送部を有することを特徴とする水生生物育成装置。
【請求項6】
請求項4記載の水生生物育成装置において、前記逆浸透膜部から作出された前記透過液を水生生物育成部へ搬送する搬送部を有することを特徴とする水生生物育成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水生生物育成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、水産養殖と水耕栽培を組み合わせたアクアポニックスが注目され、これを実現するための種々の技術(例えば特許文献1や特許文献2など)が提案されている。
【0003】
具体的には、これら従来例は、水生生物を養殖する養殖水槽部と、養殖水槽から送られた水を浄化する浄化部と、浄化部で浄化された水が送られ植物を栽培する植物槽部とを備えたものであり、養殖用の水を浄化処理して循環再利用しながら水生生物と植物を育てるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-42492号公報
特許第6876187号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明者は、水生生物を育成する水生生物育成部から生じる排泄物含有水の処理について更なる研究開発を進めた結果、従来に無い非常に実用的な水生生物育成装置を開発した。
【課題を解決するための手段】
【0006】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0007】
水生生物を育成する水生生物育成部Xと、この水生生物育成部Xから生じる排泄物含有水50を浄化する水浄化部Yとを備えた水生生物育成装置であって、前記水浄化部Yは、導入する駆動溶液60を正浸透膜1aを介して前記排泄物含有水50に接触させる正浸透膜部1と、前記正浸透膜部1から導出された前記駆動溶液60を加圧し逆浸透膜2aを通過させて透過液63を作出する逆浸透膜部2とを有し、前記透過液63が前記水生生物育成部Xへ導入されるように構成されていることを特徴とする水生生物育成装置に係るものである。
【0008】
また、請求項1記載の水生生物育成装置であって、前記正浸透膜部1で作出された希釈駆動溶液61を回収する部位にして前記正浸透膜部1へ供給する前記駆動溶液60を収容する駆動溶液収容部3を有し、前記逆浸透膜部2は、前記駆動溶液収容部3から導出する前記駆動溶液60を加圧し逆浸透膜2aを通過させて不透過液62を作出するように構成され、前記不透過液62が前記駆動溶液収容部3に導入されるように構成されていることを特徴とする水生生物育成装置に係るものである。
【0009】
また、請求項2記載の水生生物育成装置であって、前記駆動溶液収容部3から導出する前記駆動溶液60を前記逆浸透膜部2へ搬送する搬送部9と、前記逆浸透膜部2で作出された不透過液62を前記駆動溶液収容部3へ搬送する搬送部10とを有することを特徴とする水生生物育成装置に係るものである。
【0010】
また、請求項1,2いずれか1項に記載の水生生物育成装置において、前記駆動溶液収容部3から前記駆動液体60を前記正浸透膜部1へ搬送する搬送部11と、前記正浸透膜部1から前記希釈駆動溶液61を前記駆動溶液収容部3に搬送する搬送部12とを有することを特徴とする水生生物育成装置に係るものである。
(【0011】以降は省略されています)

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